最新の仮想通貨エアドロップの一覧は-エアドロ情報の受け取り方や税金問題、トークン・エアドロップのやり方やデメリットも検証

仮想通貨のエアドロップのやり方・取り組み方・ポイント

ここでは、暗号資産のエアドロップ・キャンペーンを攻略していくにあたってのコツやポイント、取り組み方、といった点について、確認を進めて参ります。
なお、本記事でも後述しますが、暗号資産のエアドロップ案件への取り組みには、大きなリスクがあります。
ここに記載されているポイントの有用性や完全性、といった内容については、如何なる保証も行うことは出来ません。

基本的に、エアドロップ目的で投じる資金は「全損」を覚悟すること

プロトコル側によるエアドロップ判定(例:足切り)で優位に立つことを目的に、「トランザクション」を得たいがために、DeFiプロトコルを利用する場合、投じる資金は、基本的に、「全損」する覚悟で臨むべき、と言えます。

まず、DeFiというのは、Decentralized Finance、すなわち、「分散型金融」の略称です。
その対極にあるのが、Centralized Finance、すなわち、「中央集権型金融」です。

「中央集権」と聞くと、何やら威圧的で、ネガティブな印象を抱くかも知れませんが、要は、れっきとした中央管理者が存在する金融のことを意味しています。
私たちが日ごろの日常生活で接している「金融」は、基本的にその大半が、中央集権型金融です。

  • 預金している銀行は、その運営会社(基本的に株式市場)によって管理されていますし、
  • 日々の買い物に使うクレジットカードも、信販会社によって管理・運営されています。
  • そもそも「日本円」という通貨自体、日本銀行がコントロール・管理している、中央集権型、明確な発行体を持つ通貨です。

中央集権型の金融サービスを利用する際、手数料や、決済情報を他者に握られる、といったデメリット(大半の人は、デメリットにも感じないでしょうが)がありますが、一方で、エンドユーザー側にとっては、大きなメリットがあります。
それは、中央管理者による「レスポンシビリティ」です。

銀行のATMが数時間使えなければ、その銀行の運営会社は会見を開き、謝罪を迫られます。
利用枠の残っているはずのクレジットカードが使えなければ、利用者はカード会社(フリーダイアルであることが多く、通話料すらかかりません)に電話し、確認・対応を依頼することが出来ます。
キャッシュカードを紛失してしまえば、それは本来、顧客の自己責任であるにも関わらず、銀行はサポートに徹してくれます。
誤った振込先に資金を送金してしまっても、銀行に即時に連絡すれば、組み戻しの手続きに応じてくれます。

こうしたレスポンシビリティ、すなわち、「(連絡すれば、)中央管理者が、対応してくれること」は、中央集権型金融を利用するうえでの、大きなメリットです。
※そして、私たち、一般的な日本人は、生まれた頃から、この「中央集権型金融」に慣れ親しんでいます。

これに対して、仮想通貨のエアドロップ等で話題に上ることの多いDeFi、すなわち、分散型金融の界隈では、こうした「レスポンシビリティ」は、基本的に、皆無です。

  • 誤ったウォレットアドレスに対して資金をトランスファーすれば、その資金が返ってくることはありません。組み戻し処理を行うような権限をもった中央管理者は存在しません。
  • ウォレットアドレスのシークレット・リカバリー・フレーズや秘密鍵を第三者に取得されれば、そのウォレットアドレスに紐づいた資産は、基本的に、即時に盗まれます(盗まれる、というより、秘密鍵を取られた時点で、既に、あなたの資産ではありません)。
  • 資金を投資していた先のプロトコルやプロジェクトが、姿をくらまし、資金を持ち逃げしたとしても、誰も助けてくれません。そして、その資金は、別のDeFiプロトコルを通じて、即座に洗浄され、追跡不可能となります。
  • 親切そうに見えたプロジェクトが、ウォレットアドレスの秘密鍵をこっそり取得していて、ウォレット内の資産を抜き取ったとしても、誰も、その資産を取り戻してはくれません。

どれだけ格好のいいホームページや、華々しいLinkedInのプロフィールが用意されていたとしても、それらは全て、まやかしです。
結局、そのサービスを、本当は誰が、どこで、運営しているのか、実際のところは、誰も分かりません。
※運営・開発チームがKYC監査を済ませている場合、その限りではないケースもありますが、過半のプロトコルは、開発チームのKYC監査を済ませていません。

そして、仮想通貨のエアドロップ獲得を狙う場合、上記したように、どう考えても、常識的にはあり得ないほどに「怪しい」「危ない」プロジェクト、プロトコルに対して、幾ばくかの資金を投じなければならないケースが、多々、あります。

例えば、分散型取引所が行うエアドロップ・キャンペーンに何としても参加したい、という場合、

  • その分散型取引所で実際に取引を行い、トランザクション(ブロックチェーン上の記録)を残したり、
  • 取引所の流動性プールに、自分の資産を拠出しなければならない、

というケースが多くあります。

そして、そのプロトコルに悪意があれば、拠出した資金は返ってきません。
※拠出した資金が返ってこない、どころか、ウォレットアドレスの秘密鍵を詐取されていれば、ウォレット内のその他の資産さえ、抜き取られる可能性があります。

リスクは、ウォレットアドレスに紐づいた資産に留まりません。
例えば、NFTゲーム・プロジェクトが、テストプレイの参加者に対し、初期貢献として、トークンのエアドロップを予定している、と発表した、とします。
そして、テストプレイに参加するためには、専用のソフトウェアのインストールが必要だった、と仮定します。
そのソフトウェアを自身のパソコンにダウンロードし、実行ファイルを起動した場合、プロジェクトの運営元に悪意があれば、パソコン自体が乗っ取られる可能性があります。

そして、どれだけの悪行の被害を受け、かつ、そのことを日本の警察に訴えたとしても、警察は対応出来ません。

勿論、有名なインフルエンサーが「大丈夫」「有望」と太鼓判を押していたとしても、最終的な判断は、自分自身で、自己責任で行う必要があります。

エアドロップ攻略に取り組む、というのは、
「少し、うちのプロトコルにお金を入れてくれたら、将来、お礼に、私たちが発行したトークンを、あげるかもしれませんよ」
と言っている、見ず知らずの、匿名の人物に対して、資金を預ける行為と同義です。

仮想通貨のエアドロップというのは、人々の欲と、FOMO、すなわち、「Fear of missing out」(=自分が気付かないうちに、ほかの人は情報をキャッチし、得をしているのかも知れない、という恐怖心)のうえに成立している、といっても、過言ではありません。
「欲」と「恐怖」にあおられ、平素の判断能力を失った状態で資金を投じてしまえば、その先に待っているのは、全損です。

これらの事情から、当然のことながら、エアドロップ攻略に取り組む場合、まず、投じるつもりでいる資金に関しては、「全損」を大前提と考えるべきです。

ホワイトペーパーの精読やプロジェクト調査はもちろん、スマートコントラクトについても精査を

エアドロップの噂を聞いた場合、まずは少なくとも、そのプロジェクトのホワイトペーパーやライトペーパー等については、十分に熟読すべきです。
インフルエンサーが投稿してくれる「まとめツイート」は確かに便利ですし、参考になりますが、少なくとも、自己資金を投じるのであれば、第三者が咀嚼・再構成した情報ではなく、自ら、一次情報を当たるべきです。

  • 独自トークンの発行は予定されているのか(=エアドロップの大半は、独自トークンで行われます)
  • トークンは未発行か(=既にトークンが発行されて市中に出回っている場合、追加のエアドロップは基本的には考えづらいのが実情です)
  • トークン・アロケーションに、コミュニティ向けのエアドロップは含まれているのか
  • TGE(トークン・ジェネレーション・イベント)はいつ頃を予定しているのか
  • 独自トークンに関して、分散型取引所への流動性提供や、中央集権型取引所への上場が直近で予定されている場合、初期流動性の量、及び売り出し価格は、いくらなのか
  • そもそも、エアドロップされたトークンは、売れるのか。アンロックはTGEと同時に全額か、それとも、満額の権利確定には時間がかかるのか

といった内容は、少なくとも自分自身で、しっかりと確認すべきです。

また、プロトコルのスマートコントラクトが既に公開されている場合、その内容は一通り目を通すべきです。
※ブロックチェーン・エクスプローラーやGitHubにて公開されているケースが多くあります。

記述されているコードの内容の大半が、最初は理解できなくとも、Udemyなどのオンライン講座を集中的に受講すれば、遅くとも数ヶ月後には、(Solidity言語を用いた開発は出来なくとも、)書かれているコードが行おうとしている挙動の趣意程度は、分かるようになるはずです。

仮想通貨のエアドロップ戦略に関する「よくある質問」

ここでは、仮想通貨のエアドロップ戦略に関して想定される「よくある質問」を、質疑応答の形式で、1つずつ、確認して参ります。

今後、仮想通貨がエアドロップされる可能性が高い、プロトコルの見分け方を教えて下さい

仮想通貨のエアドロップが生じる可能性が高い、とされるプロトコル(及び、ブロックチェーン・ネットワーク)の見分け方としては、以下のような点が挙げられます。

独自トークンの発行が明言されていること

暗号資産界隈において、プロトコルやネットワーク、ブロックチェーンからのエアドロップの大半は、そのプロトコルやネットワークの「独自トークン」を用いて行われています。

NFTやFT(仮想通貨)の発行に携わったことのある人なら分かりますが、プロトコル等の立場からしてみれば、独自トークンは、ある意味、いくらでも、無料で発行することが出来る独自通貨のようなものです。
※他の既発行トークンとのペアで「流動性」を提供しようと思えば当然コストがかかりますが、自身の独自トークンを発行するだけであれば、無料でいくらでも行うことが出来ます。

このため、プロトコルやネットワークが、初期貢献者等に対して何らかのエアドロップを行う場合、

  • ビットコイン(BTC)やイーサ(ETH)などの主要暗号資産や、
  • USDTやUSDC、といった、ステーブルコインを用いて、

エアドロップを行うケースは、滅多にありません。
※独自トークンのデプロイ前に、小規模なイベントで、既発行のトークンをプレゼント配布することがありますが、それは、本来の意味での「エアドロップ」とは、些か趣意が異なる物です。

大半のプロトコルは、自分たちが任意に、好きな量を発行することが出来る(=お札で例えれば、刷ることの出来る)、独自トークンで、エアドロップを行う関係上、最初から独自トークンの発行を一切予定していないプロジェクトの場合、基本的には、エアドロップは狙いにくい、とも言えます(※とはいえ、例外はあります)。

プロトコルの発行しているホワイトペーパーやライトペーパー等にて、独自トークンの発行が予定・明言されていることが、まずは、大前提となります。

独自トークンが未発行であることも重要

独自トークンを発行し、かつ、その独自トークンが、現時点では「未発行」であることもまた、仮想通貨のエアドロップが狙いやすいプロトコルを考慮する際の、重要なポイントのひとつです。

一般的に、仮想通貨のエアドロップは、そのトークンのTGE(トークン・ジェネレーション・イベント)の直前、もしくはほぼ同時に行われることが一般的であるから、です。
※既発行の独自トークンを用いてエアドロップを行うことも物理的にはあり得ますし、プロトコル運営側にとっては(少なくとも操作上は)簡単なことですが、市場価格等にインパクトを与えるケースが多い、といった事情もあり、基本的には敬遠されます。

少なくとも、ここまでの大型エアドロップに関しては、「TGEに合わせた一発」のみ、というケースが大半です。

ホワイトペーパー等にて、エアドロップへのトークン割り当て(アロケーション)が明記されていること

大半のDeFiプロトコルやネットワークは、自身の公式サイト等にて、プロジェクトの「ホワイトペーパー」(もしくは、その軽量版にあたる、ライトペーパー)を掲載・公開しています。
※ただし、ほとんどが英語で掲載されていますので、日本語への翻訳が必要です。

そうしたホワイトペーパーには、「トークン・アロケーション(割り当て)」として、発行予定のトークンを、どの分野に、どの程度、割り当てるのか、が明記されていることがあります。

その「アロケーション」先の一部に、「コミュニティへのエアドロップ」等と明記があれば、そのプロトコルは、将来的に、自社発行トークンを用いたエアドロップを実施予定である、と推察できます。

エアドロップで受け取った仮想通貨を、利確し、日本円に交換する方法を教えて下さい

一般的に、エアドロップで受け取った仮想通貨を、そのまま、日本の暗号資産取引所にトランスファーし、売却(=日本円に交換)出来るケースは、まれです。
日本の暗号資産取引所のトークン上場基準は(少なくとも、分散型取引所等と比較すれば格段に)厳しいため、TGE(トークン・ジェネレーション・イベント)を終えたばかりの暗号資産銘柄が、
即時に上場・流動性されるケースは、あまり想定されません。

このため、基本的には、エアドロップで受け取ったトークンは、

  • 日本国外の中央集権型取引所(例えば、グローバル版のバイナンスや、バイビット、MEXCなど)、
  • もしくは分散型取引所で、

日本円への交換ルートを持つ仮想通貨銘柄(例えば、イーサや、ポリゴン・マティック等)に交換してから、
日本の暗号資産取引所に送金し、日本円に交換することとなります。

なお、仮想通貨銘柄のエアドロップを受け取った時点、すなわち、ウォレットアドレスに当該トークンがトランスファーされてきた時点では、まだ、当該トークンが、取引所に上場していない(流動性提供が為されていない)というケースも多々あります。
※トークンのデポジットは出来るが、取引は出来ない、等と言ったケースもあります。

この場合は、トークンの上場や、流動性提供、取引が可能となるタイミングを、ある程度気長に待つ必要があります。

2023年以降、仮想通貨のエアドロップ予定・噂で話題のプロジェクトを、一覧形式で教えて下さい

2023年以降、将来的な仮想通貨エアドロップの噂が取り沙汰されてきた、話題性の高いプロジェクトの一覧としては、以下のようなものが挙げられます。
※2023年よりも過去に話題となったプロジェクトも含みます。

marginfi(マージンファイ)

Solanaチェーン上での、レンディング・プロトコル。
詳しい解説記事は、以下をご覧下さい。


参考:
marginfi(マージンファイ)で仮想通貨エアドロップは狙えるのか-ソラナ・チェーン上のDeFiレンディング・プロトコル

Kamino Finance(カミノ・ファイナンス)

前掲のmarginfi(マージンファイ)と同様、ソラナ・チェーン上のDeFi(レンディング・プロトコル)。
サービスの作りも、互いによく似ています。
詳しい取り組み方は、以下の別記事をご参照下さい。


参考:
Kamino Finance(カミノ・ファイナンス)とは- 仮想通貨エアドロップが噂される、ソラナ・チェーンのDeFiレンディング・プロトコル

beoble(ビーブル)

WEB3版のチャット・コミュニティ・ツール。
チャット利用等に応じて「キャットポイント」なるポイントを貯めて、独自トークンのエアドロを狙うことが出来る、とされています。
詳しい解説記事は、以下の別記事をご参照下さい。


参考:
beoble(ビーブル)の始め方-キャットポイントを稼いで仮想通貨エアドロップを狙うWEB3チャットツール

PortalCoin(ポータルコイン)

2023年末に大きく話題となったプロジェクトがこちら。
ツイートへのリアクション等によってポイントを貯めて、レベルを上げていくことで、「クリスタル」を獲得し、将来のエアドロップにつなげることが出来る、とされています。
詳しくは、以下の別記事にてご確認下さい。


参考:
PortalCoin(ポータルコイン)の始め方-ツイートへのエンゲージメントによって「ポイント」を貯め、仮想通貨のエアドロップを狙う新プロジェクト

Orbiter Finance(オービター・ファイナンス)

イーサリアムのレイヤー2ネットワーク間等のトークン・ブリッジに利用することが出来る、ブリッジ・サイト。

  • プロトコルとしてのOrbiter Finance(オービター・ファイナンス)の「お触り」と合わせて、
  • ブリッジ元(=ガス代を支払う宛先)のレイヤー2ネットワークにも、同時にトランザクションを刻むことが出来る、

として、話題に上るケースも散見されました。
詳しい利用手順等については、以下の別記事にてご確認下さい。


参考:
Orbiter Finance(オービター・ファイナンス)の使い方-仮想通貨エアドロップの噂もある、レイヤー2ネットワーク間のブリッジ・サービス

Blast(ブラスト)

イーサリアムのレイヤー2。
イーサリアムのメインネットからブリッジしたトークン量等に応じてポイントが貰えるほか、友達招待(リファラル)の仕組みでもボーナスポイントを稼ぐことが出来る、として、SNSを中心に大きな話題となりました。
詳しい取り組み手順は、以下の別記事をご覧下さい。


参考:
Blast(ブラスト)の始め方-エアドロップ期待&アーリーアクセス版公開で話題のレイヤー2ソリューション

Kinza Finance(金座ファイナンス)

大手国外暗号資産取引所「バイナンス」のVC(ベンチャー・キャピタル)、バイナンス・ラボからの出資で話題となった、DeFiプロトコル。
リファラル・プログラムが提供されている関係もあり、インフルエンサーを中心に、大きな盛り上がりを見せました。

詳しい取り組み手順については、以下の記事をご確認下さい。


参考:
Kinza Finance(金座ファイナンス)の仮想通貨エアドロップの狙い方-バイナンス・ラボからの出資で話題のDeFiプロトコル

GRVT(グラビティ)

独自の招待プログラムの提供もあり、SNSを中心に話題となっている分散型の暗号資産取引所。
エアドロップ・イベント参加の手順等については、以下の解説記事をご覧下さい。


参考:
仮想通貨エアドロップ予定で話題の「GRVT」(グラビティ)とは-zkSyncテクノロジー採用の暗号資産デリバティブ取引所

RepubliK(リパブリック)

ショート動画の投稿等を行うことが出来るSNSプラットフォーム。
プラットフォームの利用状況等に応じて、独自トークンのエアドロップを行うことで、話題となりました。

※SNSアプリとしての使い方等については、以下の別記事をご覧下さい。


参考:
RepubliK(リパブリック)の始め方・稼ぎ方-仮想通貨「RPK」のエアドロップ期待で話題のソーシャルメディア・プラットフォーム

ArbDoge(AIDOGE)

イーサリアムのレイヤー2「アービトラム・ネットワーク」の利用履歴があるウォレットアドレスに対して、突如、独自トークン「AIDOGE」をエアドロップしたことで話題となったプロジェクト。
当初は「スキャム(詐欺)ではないか」との警戒の声も多く聞かれましたが、無事に売却・利確し、思わぬお小遣いとなった、という暗号資産ユーザーも、少なくなかったようです。


参考:
ArbDogeの仮想通貨「AIDOGE」とは-エアドロップされたトークンのクレーム、売却方法も検証

Taiko(タイコ)

イーサリアムのスケーリング・ソリューション。
既にエクスプローラー等も公開されており、今後が注目されています。
詳しい取り組み手順については、以下の記事をご覧下さい。


参考:
イーサリアムのスケーリング・ソリューション「Taiko」(タイコ)とは-仮想通貨エアドロップの噂でも話題

friend.tech(フレンドテック)

友達のキー(旧:シェア)を売買することで差益を稼いだり、自分自身のキーを取引してもらうことで手数料を稼ぐSNSプロジェクト。
ローンチ当初は、イーサリアムのレイヤー2「Base」ネットワークの取引量を急伸させたほどの人気プロジェクトでした。
詳しい始め方や、独自の「ポイント」の稼ぎ方については、以下の記事をご覧下さい。


参考:
friend.tech(フレンドテック)の始め方・エアドロップの狙い方-自分や他人のキー(旧:シェア)を売買して仮想通貨を稼ぐチャットアプリ

Over Protocol(オーバープロトコル)

誰でも簡単にノードを立ち上げ、バリデーター報酬を得ることが出来るようになることを目指すプロジェクト。
独自のウォレット・アプリが既に公開されており、日々の「クイズ」回答等に応じたポイント・システムが話題となっています。
詳しい取り組み手順は、下記からご確認下さい。


参考:
Over Protocol(オーバープロトコル)とは-ウォレットアプリ提供と将来的なエアドロップ憶測で話題のレイヤー1ブロックチェーン

仮想通貨のエアドロップに関する最新情報の受け取り方を教えて下さい

仮想通貨のエアドロップに関係する最新情報の受け取り方としては、以下のような物が挙げられます。

エアドロップ情報に強い、国内外のインフルエンサーをフォローする

仮想通貨のエアドロップに関する情報を日頃から発信しているインフルエンサーのSNSをフォローしておくことは、エアドロ関連の最新情報入手の最初の一歩と言えます。

※ただし、国内外の有力インフルエンサーが「激推し」しているプロトコルであったとしても、それだけを基準に(インフルエンサーの発信内容を鵜呑みにして)、自分で調査をせずに資金を投じることは、あまりに不用意です。
インフルエンサーの発信内容はあくまでも「ヒント」と捉え、自ら一次情報をあたり、当該プロトコルに関する理解を深めることが重要です。

エアドロップの最新情報が共有されているコミュニティに参加する

先輩仮想通貨投資家が活発にやり取りをしているコミュニティに参加することも、エアドロに関する最新情報を入手するための、効果的な手法の一つです。
日本人の暗号資産投資家の間で有名なコミュニティとしては、CryptoKudasaiJPなどが挙げられます。

DeFi情報サイトで、TVLが急増しているプロトコルをチェックする

将来のトークン・エアドロップの「匂わせ」が行われると、そのDeFiプロトコルやチェーン、ネットワーク等のTVL(Total Value loked)残高が急増するケースがあります。
DeFiLlama(ラマ)などの分散型金融に関する情報サイトを常日頃からチェックしておくことで、こうしたTVLの急伸を感知することが出来ます。
※DeFiLlamaの詳しい使い方等に関しては、以下の別記事をご覧下さい。


参考:
DeFi Llama(ラマ)の使い方-各種ブロックチェーン上のプロトコル情報収集に便利な、分散型金融総合情報プラットフォーム

過去に仮想通貨のエアドロップを受け取っていた場合、確定申告は必要ですか?

自分のウォレットアドレスに、仮想通貨のエアドロップを受け取った時点で、そのトークンに、何らかの価値・価格が既に付いている場合、「トークンの時価」×「受け取り枚数」に応じて、確定申告が必要となる場合があります。

※なお、「エアドロ分のトークンを受け取った時点で、そのトークンが無価値であれば、確定申告や税金の支払いは必要ない」とする言説も散見されます。
正確なところについては、管轄の税務署、並びに、税理士や公認会計士等の税務専門家に、必ずご確認下さい。

NFTプロジェクトを運営しています。ホルダーに向けた仮想通貨のエアドロップの「やり方」を教えて下さい

特定のNFTを保有しているホルダーに対して、何らかのトークン(仮想通貨)のエアドロップを行いたい場合、手法はいろいろあります。

自分がテストネット上に発行している仮想通貨のエアドロップのやり方

イーサリアムやポリゴン、アバランチなど、多く著名ネットワークでは、

  • 「メインネット」とは別に、
  • テストトークンでトランザクションを行うことが可能な、「テストネット」環境が提供されています。

こうした「テストネット」上に自らデプロイしたトークンを、自身の関与するNFTのホルダー(のウォレットアドレス)等にエアドロップしたい場合、thirdweb(サードウェブ)などのツールを利用すれば、簡単に行うことが出来ます(ただし、対象ネットワークが、thirdwebの対応ネットワークに含まれている場合に限ります)。

※thirdweb(サードウェブ)の具体的な使い方等については、以下の別記事をご覧下さい。


参考:
thirdweb(サードウェブ)の使い方-ほぼノーコードでスマートコントラクトのデプロイやNFTミント、エアドロップ等が行えるWeb3開発ツールキット


なお、日本国在住者が、日本国内で、暗号資産(FT)を各種メインネット上に発行し、かつ、流動性を提供することは、違法行為にあたる可能性があります。
十分にご注意ください。

第三者が発行しているトークンのエアドロップする際のやり方

自分以外の第三者が発行しているトークンを、任意のウォレットアドレスに対してエアドロップしたい場合、まずは、前述のthirdweb(サードウェブ)などに、当該トークンのコントラクトをインポートし、エアドロップを実施する、という方策が考えられます。
トークンのコントラクトがインポート出来ない場合は、XY Finance(XYファイナンス)などが提供しているツールを使用し、大量のウォレットアドレスに対して、一括でトークンをトランスファーする、という手法を検討することも可能です。

※XY Finance(XYファイナンス)の詳しい利用手順等については、以下の別記事をご覧下さい。


参考:
XY Finance(XYファイナンス)とは-異なるチェーン間でのトークン・ブリッジ、及びスワップを可能にするDeFiプロトコル

エアドロップで受け取った仮想通貨の価格の確認方法を教えて下さい

エアドロップ・イベントで受け取った仮想通貨の時価・価格を確認したい場合、以下のような手順が考えられます。

エアドロップされたトークンのコントラクト・アドレスを確認する

まずは、

  • MetaMask(メタマスク)等のソフトウェア・ウォレットか、
  • ブロックチェーン・エクスプローラー(例:イーサ・スキャンや、ポリゴン・スキャンなど。ネットワークによって異なります)を用いて、

自分のウォレットアドレス宛にエアドロップされたトークンのコントラクト・アドレスを確認します。

※MetaMask(メタマスク)ウォレットの詳しい使い方については、以下の別記事をご覧下さい。


参考:
MetaMask(メタマスク)の使い方-人気の仮想通貨ウォレットのアカウント作成方法や、利用の始め方を解説

仮想通貨の価格チャート・サイトで、コントラクトアドレスを検索する

エアドロップされたトークンのコントラクト・アドレスが確認できたら、任意のチャート・サイトで、コントラクトアドレスを用いて、価格チャートの検索を行います。
※異なるトークンの価格チャートが表示されるリスクを減らすためには、トークン名ではなく(重複しているケースがあります)、コントラクトアドレスで検索したほうが無難です。

日本人の暗号資産投資家にとって馴染みの深い、仮想通貨の価格情報サイトとしては、

  • コインマーケット・キャップや、
  • Dex Screener

などが挙げられます。

エアドロップに向けた「スナップショット」(スナショ)とは、何ですか?

ある特定の時点での、NFTのホルダー情報や、ウォレットアドレス別に整理された、各プロトコルの利用状況(オンチェーンのトランザクション履歴)等を、「写真を撮る」ようなイメージで「記録する」ことを、(暗号資産界隈における、独特な表現の一つとして、)「スナショ(スナップショット)を撮る」と言います。

仮想通貨のエアドロップに関連した表現としては、

  • 「このプロジェクトのエアドロップは、もうスナショ済だから、これからトランザクション作りに取り組んでも無意味」ですとか、
  • 「このプロトコルのスナショは〇月〇日予定らしいから、それまでの実績作りの積み上げが肝心」

等といった表現がよく散見されます。

例えば、前者の場合であれば、プロトコルの運営サイドは、既に各ウォレットアドレスのトランザクション履歴の収集を完了しており、どのユーザー(ウォレット)に対してトークンのエアドロップを行うかと決定済、ということを意味しています。

一方、後者の場合は、まだプロトコル側が、エアドロップ対象者の選定を済ませていないため、これからエアドロ攻略に取り組んだとしても、勝機がある、といったこと意味します。

なお、

  • スナショを取得済なのか
  • 今後スナショを取得する場合、いつの時点で取得を行うのか

といった情報については、プロトコル側から明言されないケースも少なくありません。

この場合、エアドロ攻略に取り組むユーザー側としては、あくまでも自分たちの憶測・推測に基づいて、取り組むを継続するのか、それとも中止するのか、を判断する必要があります。

仮想通貨のエアドロップ攻略に伴うリスク・デメリット・危険性

暗号資産のエアドロップ・イベントを攻略していくにあたり、あらかじめ留意しておきたいリスクや注意点、デメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
※なお、エアドロップを受け取ることを目的に、仮想通貨投資や暗号資産取引に取り組む場合のデメリットやリスクが、下記するものに限定されることを示唆するものではありません。

プロトコルがハッキング被害に遭い、投資家の資金が盗まれてしまう危険がある

サービスのローンチから間もないDeFiプロトコル等の場合、これまでにハッキングを受けた経験が少ない、もしくは、皆無、というケースが大半です。
※なお、エアドロップの話題が取り沙汰されるプロトコルやネットワークの大半が、まだ正式なサービス提供自体、開始していないか、オープンベータ期間中、といった状態です。

このため、プロトコルやネットワーク自体にハッキング耐性が無く、実際にハッキングを受けると、大きな資金流出等のトラブルに繋がる恐れがあります。

エアドロ前のDeFiプロトコルは、ハッカーにとって注目の的

市況によっては、プロトコルがエアドロップの「匂わせ」をすると、

  1. インフルエンサーがその情報を取り上げ(※特に、リファラルの仕組みが導入されている場合、SNSで一気に話題になることがあります)、
  2. それに応じて、同プロトコルに、大量の資金が集まり、

当該プロトコルの流動性提供プールなどのTVL(Total Value Locked)が急増するケースがあります。

ブロックチェーンという公開情報が存在する関係上、どのプロトコルやネットワークに、どの程度、投資家やユーザーの資金が集まっているのか、は、誰でも、ブロックチェーン・エクスプローラーや情報サイト等を通じて、いつでも、無料で閲覧することが出来ます。

当然のことながら、悪意を持って、次のハッキングのターゲットを虎視眈々と狙っているハッカーにとっても、そうした情報は筒抜けとなっています。
エアドロップ期待等に伴うTVLの急増シグナルが生じているプロトコルは、自然、そうしたハッカーからの注意・関心をも、強く惹きつけてしまうこととなります。

プロトコル自体が詐欺・ラグプルの恐れがある

エアドロップの実施を「匂わせる」ことで、流動性プールやステーキング・プロダクトなどに多額の資金を集めておいて、その後、プロトコルの運営サイドが、資金をそのまま持ち逃げしてしまう、いわゆる「ラグプル」(=人が上にいる状態で、絨毯を急に引き抜く行為が語源)のリスクがあります。

トークンの利用許可を悪用されて、ウォレット内の資産を抜き取られる恐れがある

「ラグプル」よりも重度な被害・損失をもたらす可能性があるのが、ソフトウェア・ウォレットを用いたトークン利用承認(アプルーブ)の悪用です。

例えば、流動性提供を行ったり、スワップ機能を利用するために、手元の一部のトークン銘柄に関して、上限設定が曖昧な状態で、プロトコルのスマートコントラクトに対して利用を許可してしまう、というケースは、エアドロップ案件に取り組んでいると、(特に、ウォレット・アプリの取り扱いに不慣れな、新規ユーザーを中心に、)多々生じ得ます。

その場合、ユーザー自ら、率先してトークンへのアクセス許可をリボーク(取消)するまで、当該プロトコルは、スマートコントラクトを介して、ウォレット内の対象トークンを、自由に取り扱うことが出来ます。

仮に、プロトコルが悪意ある内容だった場合、トークンの使用許諾(アプルーブ)を悪用され、ウォレット内の資産が、知らない間(※)に抜き取られてしまう恐れがあります。

(※)恐ろしいのは、ブロックチェーン・エクスプローラーからの通知メール設定などを利用していないと、資金が抜き取られていることにすら、(実際にウォレットを確認するまで)気づけないことがある、ということです。

特に複数アカウント(複垢)に取り組む場合、大量のウォレットアドレスの資金管理が大変

エアドロップ案件の攻略に取り組む場合、トークン利用許諾(アプルーブ)等に伴うリスクを限定するため、基本的には、1つのプロトコルのスマートコントラクトにコネクトするのは、1つのウォレットアドレスに限定するのが好ましい、とされています。

ただし、その場合、エアドロップ獲得を目的に「お触り」をしていく全てのプロトコルごとに、1つずつ、ウォレットアドレスを新規作成していくこととなります。

また、エアドロップの実施の有無や、配布されるトークンの量は、あくまでも「ウォレットアドレスごと」に判断・計算されます。
このため、エアドロップ攻略に慣れている、いわゆる「エアドロ・ハンター」の場合、「エアドロップ実施の可能性が高い」と判断したプロトコルに対しては、複数のウォレットアドレスを用いて「お触り」をしていく、いわゆる、「複垢」(複数アカウント)戦略を採るケースが大半です。

  • プロトコルごとに、ウォレットアドレスを新規作成
  • さらに、有望なプロトコルに関しては、複数ウォレットアドレスを作成して対応

等のテクニックを用いているうちに、気付けば、数十~数百にも上る、大量のウォレットアドレスを管理することとなり、保有している資産の管理が、極めて煩雑になってきます。

なお、ウォレットアドレスに紐づいた資産を一覧で取得・表示してくれる、Zapperのようなツールもありますが、

  • 一部のレイヤー2ネットワークや、マイナーなブロックチェーンに関しては未対応、というケースもありますし、
  • そもそも、知名度の高くないDeFiプロトコルにデポジットしている資金に関しては、自資産として関知してくれない、

というデメリットもあります。

このため、最終的には、投資家自ら、大量のウォレットアドレスに逐一アクセスし、目視で確認せざるを得ない、というケースも、少なくありません。

また、多量のウォレットアドレスを扱う中で、

  • ウォレットをアンロックするためのパスワードを忘れてしまったり、
  • そのウォレットを他のデバイスから復元するための、シークレット・リカバリー・フレーズや、秘密鍵を紛失してしまったり、

などといったリスクも出てきます。
特に後者の場合、資金を出金することは出来なくなります。

エアドロップで受け取った仮想通貨に関しても、税金がかかる可能性がある

仮に、エアドロップの受取り申請(クレーム)を行い、自分の管理しているウォレットアドレスに、当該トークンがトランスファーされてきた時点で、そのトークンに何らかの価値が付いていれば(例:取引所に上場しており、価格が付いていれば)、エアドロップされたトークンの1枚あたりの「時価」×「受け取り枚数」に応じて、税金が発生する恐れがあります。

※なお、エアドロップを受け取った時点で、当該トークンが無価値な物である場合は、税金がかからない、と主張する言説もあります。
詳しくは、管轄の税務署や、税理士・公認会計士等の税務専門家にご確認・ご相談下さい

実際にエアドロップ実施が為されるまで、長期間にわたって、プロトコルやネットワークに資金が拘束されるケースがある

プロトコル側の行う「エアドロップ判定」において有利となるためには、対象ネットワークやプロトコルに、どれだけ長い期間、資金をデポジットしていたか、が、重要となるケースがあります。

例えば、流動性提供を行うことが出来るDeFi系プロトコルの場合、そのプロトコルの流動性プールに、長期間に渡って流動性提供を続けることが、エアドロ受取のために、半ば実質的に、求められているケースもあります。

その場合、当然のことながら、対象プロトコルの流動性プールに資金をデポジットしている間、資金を他の用途に使用することが出来ません。

また、ボラティリティの高いトークンをデポジットしている場合、そのトークンの価値が、取得時と比較して値下がりすれば、法定通貨建てでの資産量は、(エアドロップ攻略への取り組みより、却って、)減少してしまうケースがあります。

仮にトークンが値上がりした場合でも、単に自分のウォレットアドレスで当該通貨を保有していた場合と比較すると、DeFi特有の、いわゆる「インパーマネント・ロス」等が生じる恐れがあります。

エアドロップ目的の「実績作り」のために、ガス代や、投資損失が生じる恐れがある

プロトコル別のエアドロップ実施判定(例:足切り)において有利になるためには、そのプロトコルに関する「トランザクション」(≒ブロックチェーン上に記録される、取引履歴のようなもの)を、いかに多く、頻繁に残すことが出来るか、が、鍵となるケースがあります。

そして、そのプロトコルが、テスト・トークンでトランザクションを通すことが出来る、いわゆる「テストネット」にデプロイされている場合を除き、基本的には、プロトコルがデプロイされているネットワーク・ブロックチェーンに応じた、トランザクション手数料、いわゆる「ガス代」の負担が必要となります。

エアドロップの噂が出てくるような新興プロジェクトの場合、基本的には、スケーラビリティに関して考慮・対策が為された、レイヤー2ネットワーク等にデプロイされているケースが多いため、イーサリアム・メインネット等と単純比較すれば、ガス代は低額です。

ただし、

  • トランザクションの回数が多くなればなるほど、
  • そして、エアドロップ攻略に取り組むプロトコルが増えてくればくるほど、

「塵も積もれば山となる」で、累積の支払いガス代は、相当なものとなり得ます。

分散型デリバティブ取引所のエアドロ案件の場合、取引実績を作るために、結局損失が出る、というケースも

先物取引サービスを提供する分散型取引所が、エアドロップを実施する場合、その「足切り判定」においては、ウォレットアドレス別の「取引ボリューム」が重要となるケースがあります。

その場合、

  • ある程度の量の資金を投入したうえで、
  • かつ、相当のレバレッジをかけて取引をしないと、

いわゆる「クジラ」(鯨)と呼ばれる、大口の投資家の取引ボリュームには、太刀打ちが出来ません。

そして、ハイレバレッジで取引ボリュームを作りに行く場合、当然のことながら、チャートの推移によっては、多額の損失を被ってしまう可能性があります。


※CoinTrade(コイントレード)以外で提供されているサービス・ソフトウェアの利用については、CoinTrade(コイントレード)では一切責任を負わないため、お客様ご自身の判断と責任においてご利用ください。

仮想通貨エアドロップの仕組みや貰い方、最新情報入手方法とは

ここでは、仮想通貨のエアドロップの具体的な仕組みや、実際のトークンの貰い方、そして、仮想通貨エアドロップの最新情報の入手方法、といった内容について、1つずつ、確認を進めて参ります。

仮想通貨エアドロップとは?無料で手に入る仕組みとメリット

仮想通貨エアドロップは、企業やプロジェクトが、新規ユーザー獲得や認知度向上などの目的で、無料で仮想通貨を配布するイベントです。
エアドロップによって、投資家はリスクなく仮想通貨を手に入れることができます。
さらに、将来的な価格上昇や有望なプロジェクトへの早期参入など、さまざまなメリットも期待できます。

仮想通貨エアドロップとは?

仮想通貨エアドロップとは、企業やプロジェクトが、新規ユーザー獲得や認知度向上などの目的で、無料で仮想通貨を配布するイベントです。
エアドロップは、新しい仮想通貨やトークンを世に広めるためのマーケティング手法の一つであり、投資家にとって無料で仮想通貨を獲得できる絶好の機会と言えます。

仮想通貨エアドロップの定義

仮想通貨エアドロップとは、企業やプロジェクトが、新規ユーザー獲得や認知度向上、コミュニティ形成などを目的として、自社の発行する仮想通貨やトークンを、特定の条件を満たしたユーザーに無料で配布するイベントです。
一般的に、エアドロップは、新しい仮想通貨やトークンが市場にリリースされる際に、その認知度を高めるためのプロモーション活動として行われます。
エアドロップを通じて、企業やプロジェクトは、ユーザーに自社のサービスや製品を体験してもらい、コミュニティ形成を促進することを目指しています。
エアドロップは、投資家にとっても、リスクなく仮想通貨を手に入れることができる絶好の機会となります。
エアドロップによって、投資家は無料で仮想通貨を手に入れ、将来的な価格上昇や有望なプロジェクトへの早期参入など、さまざまなメリットを期待することができます。

エアドロップの目的と背景

仮想通貨エアドロップは、企業やプロジェクトが、さまざまな目的を持って実施されます。
主な目的としては、以下のようなものが挙げられます。

新規ユーザーの獲得
エアドロップによって、新しいユーザーに自社のサービスや製品を体験してもらうことで、ユーザー基盤を拡大することを目指します。
認知度の向上
エアドロップを通じて、自社の仮想通貨やトークン、プロジェクトの認知度を高め、より多くのユーザーに知ってもらうことを目指します。
コミュニティの形成
エアドロップに参加したユーザーをコミュニティに招待することで、プロジェクトの支持者を増やし、プロジェクトの成長を促進することを目指します。
流動性の向上
エアドロップによって、市場に新しい仮想通貨やトークンを流通させることで、その取引量を増やし、流動性を高めることを目指します。

近年、仮想通貨市場は急速に成長しており、新しいプロジェクトや仮想通貨が次々と登場しています。
その中で、企業やプロジェクトは、自社のサービスや製品をユーザーに認知してもらうために、さまざまなマーケティング戦略を採用しています。
エアドロップは、その中でも、比較的低コストで効果的にユーザーを獲得できる手法として注目されています。
特に、新しい仮想通貨やトークンのリリース時には、エアドロップによって、その認知度を高め、市場での取引を促進することが期待されています。

エアドロップの種類と事例

仮想通貨エアドロップは、その配布方法や目的によって、さまざまな種類に分けられます。
ここでは、代表的なエアドロップの種類と、それぞれの事例を紹介します。

スナップショット型エアドロップ
特定の時点における仮想通貨の保有状況に基づいて、無料で仮想通貨が配布されるエアドロップです。
例えば、2021年3月にNEM(XEM)のハードフォークによって誕生したシンボル(XYM)のエアドロップでは、2021年3月12日時点でのNEM保有量に応じて、XYMが配布されました。
タスク型エアドロップ
SNSでのフォローやリツイート、特定のアプリのダウンロードや利用など、特定のタスクを完了することで、無料で仮想通貨が配布されるエアドロップです。
例えば、2022年3月にバイナンス(BNB)が開催したエアドロップでは、バイナンスの公式Twitterアカウントをフォローし、特定のツイートをリツイートすることで、抽選でBNBが配布されました。
貢献型エアドロップ
プロジェクトの開発やコミュニティ活動への貢献度に応じて、無料で仮想通貨が配布されるエアドロップです。
例えば、2021年9月にUniswapが実施したエアドロップでは、Uniswapの利用履歴や流動性提供の貢献度に応じて、UNIトークンが配布されました。

エアドロップは、プロジェクトや企業によって、さまざまな条件や方法で実施されます。
そのため、エアドロップに参加する際には、それぞれのエアドロップの条件や内容をしっかりと確認することが重要です。

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仮想通貨・暗号資産投資検証チーム
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