ソーシャルレンディングサービス「funds」とは

fundsとは

fundsとは

引用元:funds

株式会社クラウドポートが運営するソーシャルレンディングサービス。

  • 1円から出資可
  • 出金手数料ゼロ

等といったポイントを切り口に、2019年1月のサービスリリース以降、投資家の人気を集めています。

参考:
Funds(公式サイト)

サービス運営会社

fundsのサービス運営会社

引用元:funds運営会社「株式会社クラウドポート」

fundsを運営するのは、藤田雄一郎氏率いる、株式会社クラウドポート。
なお、同社の詳細については、こちらのコンテンツをご参照下さい。

参考:
人気ソーシャルレンディングサービス”Funds”の運営会社「クラウドポート」とは|ソーシャルレンディング・ラボ

”ホリエモン”こと、堀江氏による言及も話題に。

fundsに関する、ホリエモンからの評判

引用元:twitter

fundsのサービスローンチ直後、元ライブドア代表取締役、堀江貴文氏(通称、ホリエモン)が、fundsに言及するツイートを行ったことが、往時、話題となりました。

fundsの仕組み

fundsと、他の一般的なソーシャルレンディングサービスとの、大きな違いとしては、

  • funds自体は、ファンドの組成は行わず、投資家の勧誘に特化する。
  • ファンドの組成は、fundsの審査を通過した、「ファンド組成企業」が行う。

という点が挙げられます。

funds参加企業

本日現在、fundsが、funds参加企業として公表しているのは、下記の企業となります。

アイフル株式会社

fundsに参加しているファンド組成企業、アイフル

引用元:アイフル公式サイト(https://www.aiful.co.jp/)

商号 アイフル株式会社
本社所在地 京都市下京区烏丸通五条上る高砂町381-1
創業 1967年4月
資本金 1,434億54百万円
代表者 代表取締役社長 福田吉孝
主たる事業内容 消費者金融事業、不動産担保金融事業、事業者金融事業
※消費者金融大手「アイフル」の運営
その他 東京証券取引所一部上場


上掲情報引用元:アイフル株式会社(https://www.ir-aiful.com/japanese/corporate02.html)

株式会社デュアルタップ

fundsのファンド組成企業、株式会社デュアルタップ

引用元:株式会社デュアルタップ(https://www.dualtap.co.jp/)

商号 株式会社デュアルタップ
本社所在地 東京都品川区西品川一丁目1番1号 住友不動産大崎ガーデンタワー12階
設立 2006年8月
資本金 215,559千円(平成30年6月30日)
代表者 代表取締役社長 臼井 貴弘
事業内容 不動産企画・開発事業
不動産分譲事業
賃貸管理事業
損害保険代理店業務
その他 東京証券取引所市場第二部上場


上掲情報引用元:株式会社デュアルタップ

LENDY株式会社

fundsのファンド組成企業、LENDY株式会社

引用元:LENDY株式会社(https://www.lendy.jp/)

商号 LENDY株式会社
本社所在地 東京都港区六本木7-3-24
設立 2016年7月11日
資本金 238,870,000円(資本準備金含む)
代表者 内山誓一郎
事業内容 オンライン融資プラットフォームの企画・開発・運営
その他 大手VC(ベンチャーキャピタル)「500 Startups」等から出資受け


上掲情報引用元:LENDY株式会社(https://www.lendy.jp/company/)

株式会社フィル・カンパニー

fundsのファンド組成企業、株式会社フィル・カンパニー

引用元:株式会社フィル・カンパニー(https://philcompany.jp/)

商号 株式会社フィル・カンパニー
本社所在地 東京都千代田区富士見二丁目12-13 フィル・パーク KaguLab.IIDABASHI
設立 2005年6月3日
資本金 5億9,552万7,000円(2018年11月30日現在)
代表者 代表取締役社長 能美 裕一
事業内容 駐車場を活用した空中店舗フィル・パーク事業
その他 東京証券取引所マザーズ市場上場


上掲情報引用元:株式会社フィル・カンパニー(https://philcompany.jp/company/about/)

株式会社明豊エンタープライズ

fundsのファンド組成企業、株式会社明豊エンタープライズ

引用元:株式会社明豊エンタープライズ(https://meiho-est.com/)

商号 株式会社明豊エンタープライズ
本社所在地 東京都目黒区目黒2-10-11 目黒山手プレイス5F
設立 1968年9月9日
資本金 1億円
代表者 代表取締役社長 梅木 隆宏
事業内容 不動産開発・販売事業
不動産賃貸事業
不動産仲介事業
その他 JASDAQ上場


上掲情報引用元:株式会社明豊エンタープライズ(https://meiho-est.com/company-check/)

株式会社イントランス

fundsのファンド組成企業、株式会社イントランス

引用元:株式会社イントランス(https://www.intrance.jp/)

商号 株式会社イントランス
本社所在地 東京都渋谷区道玄坂一丁目16番5号 大下ビル9階
設立 1998年5月1日
資本金 1,133,205千円
代表者 代表取締役社長 濱谷雄二
事業内容 プリンシパルインベストメント事業
ソリューション事業
子会社事業
その他 東京証券取引所 マザーズ市場上場


上掲情報引用元:株式会社イントランス(https://www.intrance.jp/corporate/profile.html)

ファンド組成企業に対しfundsが行う審査の内容

fundsによると、ファンド組成企業に関し、下記事項に着目した審査を行っているとのこと。

  1. ファンド組成企業の実在性
  2. 同企業の財務状況
  3. ファンド組成企業の事業のために必要とされる、各種許認可の取得状況
  4. 投資の対象として信任に値するかどうか

なお、重要なポイントとなる第4点(投資対象としての信頼性)については、ファンド組成企業(その実質的支配を行う会社も含む)が、

  • 株式を上場していること
  • 外部監査法人等と、監査契約を締結していること
  • VC(ベンチャーキャピタル)との間で、投資契約を締結していること

上記のいずれかを充足していることを求める、とのこと。

引用元:funds「どのような審査を行っているのか教えてください」https://funds.jp/faq/detail/fund-03

fundsの安全性への取り組み

fundsにおいては、ファンド組成企業に対し、上掲要領の審査を行うことと合わせて、

  • ファンド組成企業から資金を借り受ける、借り手企業、及び、
  • ファンド組成企業が組成する、ファンドに関しても、

審査を行っている、とのこと。

このうち、ファンドに関する審査項目としては、

  • 出資対象事業の事業計画
  • 出資対象事業の法令適合性
  • 分別管理の実施状況
  • 募集予定額の合理性

等が挙げられています。

また、ファンド組成企業、及び、借り手企業に関しては、ファンド組成企業の事業年度の切り替わり時に、再審査を実施する旨が明記されています。


引用元:funds「どのような審査を行っているのか教えてください」https://funds.jp/faq/detail/fund-03

匿名化解除状況

国内ソーシャルレンディング業界においては、貸金業法に対する配慮から、ソーシャルレンディング事業者から資金融資を受ける、借り手企業に関する具体的情報が、投資家に対し、非開示、とされてきました(=匿名化)。

しかしながら、2019年3月、金融庁から、

  • 所与の条件を満たす限りにおいて、ソーシャルレンディング投資家は、貸金業法における、貸金業者に当たらず、
  • ひいては、ソーシャルレンディング事業者としては、投資家に対し、借り手に関する具体的情報を開示して差し支えない

とする公式見解が発表され、以後、ソーシャルレンディング事業者各社において、投資家に対する、借り手情報の開示が進められています。

参考:
「ソーシャルレンディング投資家は貸金業者に該当せず」金融庁の公式見解発表|ソーシャルレンディング・ラボ

fundsにおいても、2019年3月、「貸付投資のFunds、匿名化解除に対応し貸付先の企業名などの公開方針を発表」とのプレスリリースを公表。
同リリース内において、2019年4月以降に公開するすべてのソーシャルレンディングファンドにおいて、借り手企業に関する具体的な情報を開示する旨を公表しています。

参考:
貸付投資のFunds、匿名化解除に対応し貸付先の企業名などの公開方針を発表|株式会社クラウドポート

fundsの匿名化解除状況

引用元:funds「イントランス・バケーションズ 京町家ファンド#1」https://funds.jp/fund/detail/8 ※赤い囲み線は、当サイトの加筆による。

実際に、fundsにて公開されている、複数のソーシャルレンディングファンドにおいて、上掲要領にて、「ファンド組成企業」とは別に、実際の「借り手企業」に関する商号情報等が、匿名化されることなく、開示されています。

fundsのリスクについて

fundsにて提供されているファンドへと出資する場合、投資家としては、下記のようなリスクに留意を要します。

流動性上の不利益

fundsの貸付型ファンドの場合、投資家が投資申込を完了して以降、投資家からの申し出によるキャンセル・解約は、不可、とされています。

貸付ファンドの場合は、お客様都合でキャンセルすることはできません。

引用元:funds「投資をキャンセルする方法を教えてください」https://funds.jp/faq/detail/investment-08

このため、投資家としては、ファンドが最終的な償還を迎えるまでの間、出資した資金を回収することが出来ないという、流動性上の不利益を受忍する必要があります。

借り手企業の返済遅延リスク

ファンド組成企業から融資を受ける、借り手企業が、ファンド組成企業に対する元利金返済を遅滞させた場合、ファンド組成企業から投資家への分配・償還にも、遅延が生じる可能性があります。

借り手企業の貸し倒れリスク

借り手企業が、ファンド組成企業に対し、元本の満額返済を行うことが、出来なかった場合(=貸し倒れが発生した場合)、ファンド組成企業が投資家に対し償還する、投資家の出資元本についても、毀損(=元本割れ)が生じる可能性があります。

ファンド組成企業の信用リスク

fundsにて公開されているファンドへと投資をする場合、投資家としては、ファンド組成企業との間で、匿名組合契約を締結することとなります。
匿名組合契約においては、

  • ファンド組成企業が、匿名組合の「営業者」となり、
  • 投資家は、「匿名組合員」という立場となります。

そして、匿名組合出資スキームのひとつの特徴として、匿名組合員が出資した資金については、匿名組合契約締結以後、営業者の財産として取り扱われる事となります。

このため、匿名組合の営業者(=ファンド組成企業)が、経営破綻し、破産手続きへと移行した場合、匿名組合員(=投資家)が出資した資金についても、毀損が発生する恐れがあります。

funds運営会社の信用リスク

fundsにて公開されているファンドへと出資を行う場合、投資家は、fundsの指定する、デポジット口座へと、投資資金を送金する必要があります。
また、ファンド組成企業からの分配金についても、投資家が出金手続きを行うまで、当該デポジット口座に滞留します。
fundsの運営会社である、株式会社クラウドポートが経営破綻し、破産手続きへと移行した場合、デポジット口座内の投資家資金については、その破産手続きの影響を受ける可能性があります。

fundsにて掲載されているファンドへの投資方法

fundsにて公開されているファンドへと投資を行う場合、その具体的なフローとしては、下記の要領となります。

①口座開設・投資家登録

まずは、funds公式ページにて、投資家登録、及び、投資口座の開設を行う必要があります。
なお、口座開設完了のためには、マイナンバーの提出が必要となります。

fundsへの投資家登録の具体的なフロー・やり方委細については、下記のコンテンツをご参照下さい。

参考:
クラウドポート社運営のソーシャルレンディングサービス【Funds(ファンズ)】投資口座開設・投資家登録方法図説

fundsは学生でも登録可?

fundsの口座開設条件としては、下記のような点が明記されています。

  • 20歳以上75歳未満であること
  • 日本に居住していること
  • 反社会的勢力等に該当しないこと
  • 運営会社の審査を通過すること

このため、学生であったとしても、口座開設の申請を行うことは、可能です。
ただし、実際に口座開設が許容されるかどうかは、funds運営会社の審査に拠るものとされており、その審査基準、及び審査内容は、非公開、とされています。

②デポジット口座への入金

投資家登録・口座開設が完了したら、fundsが指定するデポジット口座に対し、投資用の資金を入金します。

なお、デポジット口座の具体的な口座情報は、fundsログイン後、マイページ内から確認することが可能です。
funds側による着金確認は、平日の、

  • 午前10時
  • 正午
  • 午後3時

上記3回のタイミングにて実施され、着金が確認できたものについては、1時間以内にマイページ上に反映する、とされています。

上掲情報引用元:funds「入金について」https://funds.jp/guide/deposits-withdrawals

③ファンドへ投資申し込み

fundsホームページから、個別のファンドに対し、投資申し込みを行います。

自動積立機能は?

ロボアドバイザー投資等では定番となっている、自動積立投資機能ですが、fundsにおいては、そうした積立投資機能は、現時点では、搭載されていません。
投資家としては、投資したいファンドが存在する場合、都度、投資家自身にて、投資申し込みを行う必要があります。

④分配金の受け取り・出金

ファンド組成企業からの分配金は、上掲のデポジット口座に対して送金されることとなります。
投資家が、funds内のデポジット口座から、自身の一般口座(例:平素使用している、銀行口座等)へと、資金を出金したい場合、fundsマイページ内にて、出金申請手続きを行う必要があります。

※なお、fundsの場合、出金手数料は無料(fundsが負担)とされています。

⑤確定申告・税金支払い等

他のソーシャルレンディングサービスを使用したときと同様、fundsのファンドへの投資を経て得た利益(分配金)は、所得区分で言えば、「雑所得」に該当します。
また、雑所得等の金額が、年間で20万円以上となる場合、確定申告が必要となります。

マネーフォワード連携は?

国内の複数のソーシャルレンディング事業者が、自動連携対応を行っている、家計簿アプリ「マネーフォワード」。
しかし、本日時点では、マネーフォワードの「対応金融機関一覧」に、fundsの名は掲載されていません。

fundsの実績

本日時点での、fundsの、案件募集実績、及び、運用実績としては、下記の通りです。

案件募集実績

案件名 予定利回り
イントランス・バケーションズ 京町家ファンド#1 4.5%
世田谷区MIJASファンド#1 5.0%
フィル・パーク東京スカイツリーリバーサイドファンド#1 3.0%
台東区XEBECファンド#2 4.3%
台東区XEBECファンド#1 4.5%
LENDYオンラインレンディングファンド#1 6.0%
大田区XEBECファンド#1 5.0%
アイフルビジネスローンファンド#1 1.8%

運用実績

いずれのファンドも、本日現在、運用期間中にあたります。
本日時点に至るまでの間、返済遅延等の発生は、公表されているものがありません。

fundsのセミナー&キャンペーン情報

本記事執筆本日現在、公開されている、fundsのセミナー情報、及び、キャンペーン情報としては、下記の通りとなります。

セミナー情報

セミナー名 開催日
Fundsセミナー(基本説明編) 2019年3月8日(金)
Fundsセミナー(仕組み徹底解説編) 2019年3月13日(水)
Funds×デュアルタップ合同セミナー 2019年3月20日(水)
Fundsセミナー(基本説明編) 2019年3月23日(土)
Fundsセミナー(仕組み徹底解説編) 2019年3月27日(水)
Fundsセミナー(基本説明編) 2019年4月12日(金)
Fundsセミナー(基本説明編) 2019年4月20日(土)
Fundsセミナー(仕組み徹底解説編) 2019年4月24日(水)
Fundsセミナー(基本説明編) 2019年5月18日(土)
Fundsセミナー(仕組み徹底解説編) 2019年6月19日(水)
Fundsセミナー(仕組み徹底解説編) 2019年5月29日(水)

キャンペーン情報

本記事執筆本日現在、fundsにて実施が公表されているキャンペーンは、ありません。

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