Funds(ファンズ)運営のクラウドポートがセミナー開催|来年1月29日、定員10名・参加無料



ソーシャルレンディング・サービス「Funds」(ファンズ)運営会社にあたるクラウドポート社は、来年1月29日、投資家向けの無料セミナーを開催する。
引用元:Funds(ファンズ)

ソーシャルレンディング・サービス「Funds」(ファンズ)を運営する株式会社クラウドポート(東京都港区西麻布3-2-1 北辰ビル7階。以下、同社)は、来年1月29日、同社会議室を会場とし、投資家を対象とした無料セミナー(以下、同セミナー)を開催する。

Funds(ファンズ)のセミナーには、資産運用の必要性などから解説する「基本説明編」と、Fundsの各ファンドの実績や仕組み、ファンド組成企業の審査・モニタリングの詳細などについて解説する「仕組み徹底解説編」とがあるが、同セミナーに関する公開情報(※)によれば、今回は後者にあたり、主に資産運用経験者をターゲットとしたものとなっているという。

なお、過去10回分の開催要領としては、下記の通り。

  • 2019年4月24日(水)開催
    仕組み徹底解説編(会場:渋谷ヒカリエ)
  • 2019年5月18日(土)開催
    基本説明編(会場:コンフォート新宿)
  • 2019年5月29日(水)開催
    仕組み徹底解説編(会場:AP新橋)
  • 2019年6月19日(水)開催
    仕組み徹底解説編(会場:CONFERENCE BRANCH 銀座)
  • 2019年7月31日(水)開催
    基本説明編(会場:渋谷ヒカリエ)
  • 2019年8月28日(水)開催
    基本説明編(会場:※オンライン開催)
  • 2019年9月25日(水)開催
    仕組み徹底解説編(会場:渋谷ヒカリエ)
  • 2019年10月23日(水)開催
    仕組み徹底解説編(会場:同社会議室)
  • 2019年11月27日(水)開催
    基本説明編(会場:CONFERENCE BRANCH 銀座)
  • 2019年12月18日(水)開催
    基本説明編(会場:※オンライン開催)

来年1月29日開催予定分の定員は10名。当日午後6時半開場、午後7時から8時15分までの開催。同社創業者の藤田 雄一郎 氏の登壇が予定されている。


(※)Fundsセミナー(仕組み徹底解説編)2020年1月29日(水)開催|Funds

Funds(ファンズ)とは



引用元:Funds(ファンズ)

株式会社クラウドポートが運営する、ソーシャルレンディング・サービス。
予定利回り1.5~6%の貸付ファンドを扱うオンラインマーケットを提供しており、東証一部上場「アイフル株式会社」や「株式会社インテリックス」、「イートアンド株式会社」、「株式会社サンセイランディック」、同二部上場「株式会社デュアルタップ」、同マザーズ上場「株式会社フィル・カンパニー」「Kudan株式会社」「株式会社イントランス」などが、参加企業として名を連ねる。


参考:
Funds(ファンズ)|公式サイト


投資家の会員登録費、口座開設費、出金手数料等は無料とされ、最低投資額は「1円」と、投資の敷居が低いのが特徴。
2019年7月には日本最大級のスタートアッププレゼンコンテスト「IVS LaunchPad」にて優勝。
同8月には、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社、グローバル・ブレイン株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、SV-FINTECH Fundなどを引受先とした第三者割当増資により、合計6.3億円の資金調達を実施し、同月下旬には、大手総合商社、伊藤忠商事株式会社との業務提携を公表した。
加えて、同9月には、電通のスタートアップ支援プログラム「GRASSHOPPER」の第2期採択企業となった旨を明らかにした(※その後、グランプリ受賞)ほか、東京スター銀行との業務提携締結も公表している。


参考:
【2019年12月最新版】ソーシャルレンディングおすすめ7社&危ない3社比較ランキング【投資初心者必見】

ソーシャルレンディングとは

貸金業者の募集するファンドに投資し、貸金業者の融資プロジェクトからの利払い(分配金)に期待する投資手法を、ソーシャルレンディングという。
日本国内の大手ソーシャルレンディング事業者としては、SBIグループ傘下のSBIソーシャルレンディングや、日本クラウド証券運営のクラウドバンク、maneoマーケット運営のmaneo(ただし、行政処分以降、ファンドの新規募集は停止中)等がある。

ソーシャルレンディングの基本的な仕組み

投資家は、ソーシャルレンディング事業者が、自社のHP上で公開したファンド情報を閲覧し、個別のファンドに対して投資申込を行う。
投資は、先着方式で募集されることが多いが、投資家からの人気が高いソーシャルレンディング事業者を中心に、サイト混雑を避けるべく、抽選方式を導入しているケースもある。
出資が成立すると、投資家とソーシャルレンディング事業者との間で、匿名組合契約がオンライン締結されることとなる。

ソーシャルレンディング事業者は、投資家からの募った資金を原資に、資金需要者(主に企業だが、個人事業主のケースもある)に対し、資金融資を行う。
融資を受けた事業者は、ソーシャルレンディング事業者に対し、利息、並びに、元本の返済を行う。

ソーシャルレンディング事業者は、融資先から回収してきた利息・元金を元手に、投資家に対し、持分に応じた分配・償還を実施するが、借り手企業からの返済が遅延する等した場合、投資家への分配・償還が、予定通り行えなくなる場合もある。

ソーシャルレンディングのメリット・デメリット

資金融資を受ける借り手企業としては、銀行等とは異なる、新しい資金調達チャネルを獲得できる、というメリットがあるほか、ファンド募集を通し、主に個人投資家に対して、自社のサービスのブランディングを図れる利点もある。
しかし、ソーシャルレンディング事業者の課す貸付金利は高く、年率換算で10パーセントを超えることも少なくないため、早期繰り上げ返済等、戦略的な財務運営が求められる。

一方で、ソーシャルレンディングに投資する投資家としては、基本的には、その高い期待利回りに魅力を感じているケースが多い。
また、本来であれば、貸金業の資格を持たない個人・法人ではアクセスしづらい、貸金業者による資金融資プロジェクトに対し、小口から相乗り投資が出来る、という点も、ソーシャルレンディング投資のメリットの一つと言える。
ただし、借り手企業からソーシャルレンディング事業者への返済にトラブルが生じれば、ソーシャルレンディング事業者から投資家への分配・償還にも遅延が生じる恐れがあるほか、借り手企業がデフォルト(債務不履行)に陥れれば、出資した投資資金が元本割れしてしまうリスクもある。
また、一部の事業者の不正行為等による行政処分も頻発しており、業界としての成熟度にも課題があるほか、「借り手匿名化」を継続している事業者も存在するなど、透明性にも課題がある。

ソーシャルレンディング事業者各社のセミナー開催状況

ソーシャルレンディング事業者の多くは、投資家・ユーザーに向けた無料セミナーを開催しており、コロナ禍においては、オンライン形式(ウェビナー)を取り入れているケースも多い。
ソーシャルレンディング事業者の場合、創業間もないベンチャー企業も少なくないため、セミナーに経営陣が登壇する機会も多く、投資家にとっては有力な情報収集方法となる。

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fill.media
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