クラウドクレジットの「東欧金融事業者支援ファンド22号」が成立|表面利回り7.2パーセント・円建て

クラウドクレジット株式会社(東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル802)の運営するソーシャルレンディング・サービス「クラウドクレジット」上にて、12月11日から募集開始となった新案件、「東欧金融事業者支援ファンド22号」(以下、同ファンド)が、ファンド成立となった。

同ファンドに関する詳細情報(※1)によれば、同ファンドの表面利回り(年利換算・税引き前)は7.2パーセント。2020年1月から2021年7月までの、1年半強の期間の運用が予定されている。
同ファンドの実質的な貸付先は、キプロス共和国、リマソールに所在する、Cream Finance Holding Ltd.(以下、CFH社)。公開情報(※1)によれば、CFH社の設立は2014年9月1日(ただし、消費者金融を担うグループ会社は2010年4月1日の設立)。ポーランド、ラトビア、チェコ、デンマーク、などといった国々において、主に個人向けに、短期ローンの貸付を行う金融事業者グループであるとのこと。

なお、同ファンドが属する「東欧金融事業者支援ファンド」銘柄は、クラウドクレジットのシリーズ型ファンドのひとつ。同ファンドのような「円建て」タイプのほか、「ユーロ建て」タイプも提供されており、過去の各号の満期実績については、クラウドクレジットの所定のページ(※2)にてオンライン公開されている。


(※1)東欧金融事業者支援ファンド22号|クラウドクレジット
(※2)運用状況・運用実績のご報告|東欧金融事業者支援ファンド

クラウドクレジットとは



引用元:クラウドクレジット

クラウドクレジット株式会社(東京都中央区日本橋)が運営する、ソーシャルレンディング・サービス。
海外案件を専門的に取り扱っており、「キルギスマイクロファイナンス事業者支援ファンド」や「中東地域ソーラー事業者支援ファンド」、「アフリカ未電化地域支援ファンド」、「東欧金融事業者支援ファンド」など、複数の国と地域に関連する投資案件を取り揃えている。
2019年12月25日時点で公式ホームページに掲載されている情報によれば、累計出資金額は、既に257億円を突破している。


参考:
クラウドクレジット|公式サイト


融資先企業の匿名化解除(実名開示)にも積極的に取り組んでおり、すでに複数のファンド・シリーズにおいて、実質的な借り手企業の具体的名称等が公開されている。
サービス運営会社であるクラウドクレジット株式会社は、伊藤忠商事株式会社や第一生命保険株式会社といった、国内の大企業のほか、マネックスベンチャーズ株式会社やYJキャピタル株式会社、LINE Ventures株式会社、SBIインベストメント株式会社、ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社といった、複数の有力VC(ベンチャーキャピタル)・投資会社から出資を受けていることでも知られる。


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