国外向けソーシャルレンディング「クラウドクレジット」の匿名化解除が順調に進行、一部借り手については動画紹介も



クラウドクレジットの借り手企業匿名化解除が進行している。写真は「シンガポール広告代理店ベンチャー企業支援ファンド」の提携企業の紹介動画。
引用元:Youtube

クラウドクレジット株式会社(東京都中央区。代表取締役 杉山智行氏。以下、同社)の運営するソーシャルレンディング・サービス「クラウドクレジット」において、借り手となる海外企業の匿名化解除・実名公開が順調に進捗している。

同社は、2019年5月に、貸付先匿名化解除に関わる情報公開方針を公表。
既存の貸付先企業から、情報公開に関する同意取得プロセス等を進める、としていた。


参考:
当社の貸付先匿名化解除に関わる情報公開の方針につきまして|クラウドクレジット


その後、2019年7月19日に、ファンドシリーズ「シンガポール広告代理店ベンチャー企業支援ファンド」の貸付先情報を実名公開したことを皮切りに、本日(7月26日)に至るまでの間に、合計9シリーズの貸付先情報を公開、同社ホームページに掲載している。

本日時点において、貸付先が公開されているファンドシリーズの一覧は下記の通り。
※記載の公開日は、貸付先情報の公開日。

  1. シンガポール広告代理店ベンチャー企業支援ファンド(7月19日公開)
  2. 中東地域ソーラー事業者支援ファンド(7月22日公開)
  3. 欧州フィンテック事業者支援ファンド(7月22日公開)
  4. マイクロローン事業者支援ファンド(7月23日公開)
  5. ブルガリア中小企業向けローンファンド(7月23日公開)
  6. 東欧金融事業者支援ファンド(7月24日公開)
  7. モンゴル金融事業者支援ファンド(7月24日公開)
  8. インドネシア小水力発電支援ファンド(7月25日公開)
  9. モンゴル中小企業支援プロジェクト(7月25日公開)

さらに、そのうち5つのファンドシリーズについては、借り手企業等の関係者が登場する紹介動画も公開されている。

動画公開が行われているファンドシリーズ、および、それぞれの公開動画は下記の通り。
(※リンク先はYoutubeサイトであり、音声が出る場合があります。ご注意ください。)

国内ソーシャルレンディング業界においては、2019年3月以降、借り手の匿名化解除・実名公開が進捗しつつあるが、借り手企業等の関係者が登場する借り手紹介動画の公開まで行われていることは、業界でも異例といえる。

参考:
クラウドクレジット(公式サイト)


【ソーシャルレンディングにおける匿名化解除とは】

国内ソーシャルレンディング業界においては、長年にわたり、ソーシャルレンディング事業者から資金融資を受ける「借り手企業」の具体的な商号情報等は、投資家に対し、非開示(=匿名化)、とされてきた。
借り手企業の情報が開示されてしまえば、投資家が実質的に貸金業を営んでいるものと解され、結果的に投資家やソーシャルレンディング事業者が貸金業法に抵触しているものと見做されてしまうリスクを忌避したもの。
しかし、この「匿名化」が、情報の不透明性につながり、一部の悪質なソーシャルレンディング事業者の不正行為により、投資家がトラブルに遭うケースが発生した。
こうした事態を踏まえ、2019年3月、監督官庁である金融庁が、「(所与の条件を満たせば)投資家に対して、借り手企業に関する具体的な情報を開示しても、差支えない」とする公的見解を公表。
これを契機に、国内ソーシャルレンディング事業者各社において、借り手企業に関する具体的な情報開示を進める動きが活発化、業界全体の透明性向上・投資家保護態勢強化につながるものと期待されている。

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fill.media
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