SBIソーシャルレンディングの「不動産担保ローン事業者ファンドNeo 19号」、12億5千万円満額を集め募集完了|名目年利5.5パーセント、1年運用

SBIソーシャルレンディング株式会社(東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー14階)の運営するソーシャルレンディング・サービス「SBIソーシャルレンディング」において、今月17日午前10時から募集開始となった新ファンド「SBISL不動産担保ローン事業者ファンドNeo 19号」(以下、同ファンド)が、元来の募集終了期限(今月24日正午)を待つことなく、募集額12億5,000万円分、満額の投資申込を集め、募集完了となった。

同ファンドの名目利回り(年率換算・税引前)は5.5パーセント。
融資先への貸付は、今月25日から来月中旬にかけて実施され、以後、来年11月末まで、約1年間の運用を予定する。
投資家への初回の利益分配は来年1月15日を予定、以降原則として毎月15日に分配を実施する。

同ファンドの融資先は、不動産に担保権を設定しローン事業(貸し付け事業)を営む金融事業者。
融資先としては、今回調達する資金を、自身の不動産担保ローン事業における事業資金(自身のクライアントに対する貸付金)として活用する。
SBIソーシャルレンディングとしては、自身の貸付債権の保全のために、融資先が保有する貸付債権(不動産担保付き)に対し、質権を設定する。

公開情報によれば、「不動産担保ローン事業者ファンドNeo」シリーズ全体での融資実行額は、169億円強。そのうち129億円強が既に償還済であり、延滞額・貸倒額は、これまでのところ、ゼロ円であるという。

SBIソーシャルレンディングとは



引用元:SBIソーシャルレンディング

SBIグループ傘下、SBIソーシャルレンディング株式会社が運営。
2020年10月末時点での累計融資実績は、1,612億円強。融資残高は498億円以上。投資家登録完了数は5万8,085人。いずれの数値においても、国内のソーシャルレンディング業界を代表する事業者のひとつといえる。


参考:
SBIソーシャルレンディング|公式サイト


2019年7月には、富士キメラ総研「決済関連市場調査」のクラウドファンディングマーケットシェア2018年実績で、トップシェアとなった旨を明らかにした。
投資家が、原則としていつでも、1万円という少額から投資申込を行うことができる、常時募集型ファンドなど、複数の人気案件・ファンドシリーズを擁する。
2019年8月下旬には、東証マザーズ上場の霞ヶ関キャピタル株式会社などと、アパートメントホテル開発における業務提携を行った旨を明らかにした。


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