クラウドクレジット、世界銀行OGの大西志麻里氏がChief Investment Officerに|英マンチェスター大学院修士課程修了
ソーシャルレンディング・サービス「クラウドクレジット」を運営するクラウドクレジット株式会社(東京都中央区日本橋茅場町。以下、同社)は、プレスリリース(※1)を通じ、同社執行役員である大西志麻里氏が、Chief Investment Officer に、同じく宮田修宏氏が、Chief Information Officerへと新たに就任したことを明らかにした。
同社公開情報(※2)によれば、大西氏は、名古屋大学大学院国際開発研究科修了後、三井物産株式会社にて、新興国のインフラ関係案件に係るプロジェクトファイナンス組成業務に従事。三井物産退職後は、英国マンチェスター大学院にて、開発ファイナンスの修士課程を修了。
2012年に世界銀行に入行してからは、インドに駐在し、インドおよびアフガニスタンの中小企業・マイクロファイナンス、インフラ金融供与業務を担当。
2015年からはプライスウォーターハウスクーパース(PwC)にて、日本政府および民間企業向けに、新興国のインフラ金融などに関するアドバイザリーを提供してきた。
同社入社は2018年。入社の契機は「Wantedly経由で社長の杉山にスカウトを受けたのがきっかけ」(※3)であったという。
一方、Chief Information Officerへと就任した宮田氏は、東京理科大学理工学部卒。城北信用金庫システム部門での勤務後、2017年、同社入社。
(※1)当社執行役員の新役職就任のお知らせ|クラウドクレジット株式会社
(※2)運営メンバー|クラウドクレジット株式会社
(※3)ファンド運営部門マネジメント・インタビュー①~執行役員/副CIO兼商品部長・大西志麻里~|note
クラウドクレジットとは
引用元:クラウドクレジット
クラウドクレジット株式会社(東京都中央区日本橋)が運営する、ソーシャルレンディング・サービス。
海外案件を専門的に取り扱っており、「キルギスマイクロファイナンス事業者支援ファンド」や「中東地域ソーラー事業者支援ファンド」、「アフリカ未電化地域支援ファンド」、「東欧金融事業者支援ファンド」など、複数の国と地域に関連する投資案件を取り揃えている。
2019年11月7日時点で公式ホームページに掲載されている情報によれば、累計出資金額は、既に234億円を突破している。
参考:
クラウドクレジット|公式サイト
融資先企業の匿名化解除(実名開示)にも積極的に取り組んでおり、すでに複数のファンド・シリーズにおいて、実質的な借り手企業の具体的名称等が公開されている。
サービス運営会社であるクラウドクレジット株式会社は、伊藤忠商事株式会社や第一生命保険株式会社といった、国内の大企業のほか、マネックスベンチャーズ株式会社やYJキャピタル株式会社、LINE Ventures株式会社、SBIインベストメント株式会社、ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社といった、複数の有力VC(ベンチャーキャピタル)・投資会社から出資を受けていることでも知られる。
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