【ソーシャルレンディングファンド分析】クラウドクレジット(Crowd Credit)「【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド32号」の場合。

寄稿者紹介

個人投資家Y.K氏。
2018年初旬からソーシャルレンディング投資を始め、約1年ほどが経過。
合計20社以上のソーシャルレンディング事業者に投資口座を開設し、累計投資額は400万円以上。
30代男性会社員・首都圏在住。

ソーシャルレンディング各社の過去ファンドを題材に、各社の特徴や、ファンドごとのリスク・リターンのバランス等を検証する本企画。
今回は、クラウドクレジット(Crowd Credit)が2018年に資金募集を行ったソーシャルレンディングファンド、「【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド32号」を題材に、読み解きを進めて参りましょう。

投資申し込み完了のエビデンス

本ファンドについては、私も個人的に出資をしています。
クラウドクレジット(Crowd Credit)のマイページ、「保有ファンド一覧」からのスクリーンショットがこちら。

クラウドクレジット(Crowd Credit)01

本ファンドの概要

同社グループのホームページ(https://crowdcredit.jp/fund/detail/445)から確認した、本ファンドの概要情報としては、下記の通りです。
なお、本ファンドの主たる事業として明記のある、B社グループへの貸付(案件1)に関してのみ、下記、詳説をさせていただきます。

本ファンドのスキーム図

同社グループのホームページ(https://crowdcredit.jp/fund/detail/445)から確認した、本ファンドのスキーム図は、下図の通りです。

クラウドクレジット(Crowd Credit)02
引用元:https://crowdcredit.jp/fund/detail/445

資金の借り手

小口融資事業者(B社)グループのキプロス籍の持ち株会社(親会社)が、今回のファンドにとっての資金借り手となります。
なお、同社は、わたしが別途投資をしている、クラウドクレジット(Crowd Credit)の別ファンド、「【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド24号(https://crowdcredit.jp/fund/detail/347)」の、借入人と、同一です。

なお、上記の別ファンドへと投資申込を行った時の、本ブログにおける、別記事については、こちらから御覧下さい。

クラウドクレジット(Crowd Credit)の、「【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド24号」へと、投資申込を完了致しました。(https://social-lending.online/sl-companies/crowd-credit/24thdone/)

貸付資金の総額

本ファンドの当初販売金額としては、2,500万円とのこと。
本ファンドの主たる事業としては、B社グループへの融資であることが、ファンド詳細に明記されていますから、資金の大部分は、B社グループに対して貸し付けられるものと見込んでおります。

借り手の資金使途

B社グループの、各国での融資事業の、貸付金原資に充てられる模様です。

貸付・運用の期間

貸付実行は、2018年5月下旬予定。対して、返済は、2019年5月下旬予定、とのことですので、おおよそ1年間程度の貸付・運用となります。

返済原資

B社グループからクラウドクレジット(Crowd Credit)への具体的な返済原資については、本ファンド詳細ページにおいて、特段の明記は見当たりませんでした。
ただし、B社グループの事業内容を考えれば、B社グループとしては、B社グループの顧客(最終債務者)からB社グループが受け取った元利金返済を原資に、クラウドクレジット(Crowd Credit)への元利金返済を行う予定であるものと見込まれるでしょう。

わたしたち個人投資家の期待利回り

9.3%とのこと。
単純比較は禁物ですが、わたしが過去、出資を行った、B社グループに対して融資を行う別ファンド(【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド24号)の期待利回りが、10.3%でしたから、少々、利回りが低下しています。
B社グループの事業継続に伴い、同社グループの信用力が向上しており、こうして向上した信用力を活用すべく、同社グループが、資金調達コスト(金利)の引き下げに動いているのではなかろうか、と推察しております。

ファンドの最低投資額

本ファンドについては、1万円からの投資が可能でした。

本ソーシャルレンディングファンドのポイント

私が考える、本ソーシャルレンディングファンドのポイントは、下記の通りです。
なお、あくまでも、私の個人的な見解です。

過去ファンドと比べ利回りが低下したといえども、10%弱の期待利回りは、やはり、バリュー。

貸付先の順調な事業継続は、クラウドクレジット(Crowd Credit)にとって、そしてもちろん、わたしたち個人投資家にとって、大切な要件のひとつです。
ただし、貸付先の事業が順調であればあるほど、貸付先の対外信用力は否応なく高まり、その分、貸付先の資金調達時の交渉力は高まります。
これらを勘案すれば、B社グループに対して融資を行った過去ファンドと比べ、若干利回りが低減していることについては、甘受せざるを得ない、と判断いたしました。
そのうえで、10%弱の利回りを俯瞰すれば、至極魅力的なオファーと言える、と判断いたしました。

為替ヘッジ無は多少ネガティブだが、1年程度の運用期間ならば…

わたしが本ファンドに投資申込をおこなった際、同じB社グループに貸付を行う、「為替ヘッジ付の」別ファンドも、資金募集をしていました。こちらです。

クラウドクレジット(Crowd Credit)03
引用元:https://crowdcredit.jp/fund/

安全志向のわたしからすれば、確かに、円建て(=為替ヘッジつき)は魅力的なわけですが、為替ヘッジ担保金の存在を考慮したとしても、(為替ヘッジ付のほうのファンドの場合)さすがにちょっと、利回りがさみしいかな、と・・・。
今回のファンドについては、あくまでも、貸付・運用期間は1年間程度、ですので、(※さすがに、為替ヘッジ無で2年、3年と運用するのは、こわいですが、)総じて、許容し得るであろう、と判断致しました。

本ソーシャルレンディングファンド検証のまとめ

ソーシャルレンディング各社の過去ファンドを検証し、各社の特徴や、ソーシャルレンディングファンドごとの特色、そして、ファンド概要の読み解きのヒントを探る本シリーズ。
今回は、クラウドクレジット(Crowd Credit)のソーシャルレンディングファンド「【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド32号」を題材に、検証をさせて頂きました。

しつこいようで申し訳ありませんが、
本記事文中の表現は、いずれも、私のごく個人的な意見に過ぎません。
その点は、くれぐれも、ご承知おきください。

しかし、あくまでも、その限りにおいて、
少しでも、「これからソーシャルレンディング投資を始めてみよう」とお考えの読者様にとり、
ファンド概要の読み込みの具体例として、ご参考になさって頂ける内容と出来たのであれば、嬉しい限りです。

なお、私は現在、国内23社のソーシャルレンディング事業者に、資金を分散投資しておりますが、
その中でも、クラウドクレジットは、他のソーシャルレンディング事業者と比べて、私が多くの資金を投資させて頂いている事業者のひとつです。


引用元:クラウドクレジット

  • 個人投資家としては、為替ヘッジの有無、償還歴の有無、運用期間の長短、等々、幅広いオプションから、国際分散投資先(ファンド)を選別できる。
  • 伊藤忠商事株式会社等、国内有力企業から出資を受ける一方、社内の独立組織として投資管理部を設置する等、社内管理態勢の整備にも積極的。

等と言った特長のある事業者ですが、その分、個人投資家からの人気が高く、
ファンドによっては、資金募集開始から、ごく早期に、資金枠が埋まってしまう、というケースが多く見られます。

「いざ」という時の投資機会を逃さぬためにも、
あらかじめ、投資口座開設だけでも、済ませておくことをお勧めします。

同社の投資口座開設は、こちらの公式ページから手続き可能です。

クラウドクレジット(公式)

なお、同社の投資口座開設手続きは、いたってシンプルですが、
「初めてで不安」という方は、あらかじめ、こちらの別記事もご参照下さい。

[blogcard url=”https://social-lending.online/sl-companies/crowd-credit/kouzakaisetu-cc/”]

それでは、本記事はここまで。
また次回の記事にて、お会い致しましょう。

追伸:
利回りや規模、初心者へのおすすめ度等、様々な視座からソーシャルレンディング各社をランキングした、こちらの過去記事も、是非ご参照下さい。おすすめです。

国内大手ソーシャルレンディング会社を、ブログ筆者が厳選ランキング。様々なアングルから、人気のソーシャルレンディング事業者を徹底ランキング致しました。


本寄稿内容は、寄稿者の個人的な見解・体験・意見であり、その内容は、当ラボの公式見解と異なる場合があります。
また、本記事は、読者様への情報提供を目的としたものであり、特定の投資商品(ファンド等含む)への投資勧誘を目的としたものではありません。
個別のソーシャルレンディング事業者における投資口座開設や、実際の投資是非に係るご判断につきましては、必ず、読者様ご自身にて、為さって頂きますよう、お願い致します。

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