【ソーシャルレンディングファンド分析】Crowd Credit「【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド56号」の場合。

ソーシャルレンディング各社の過去ファンドを題材に、各社の特徴や、ファンドごとのリスク・リターンのバランス等を検証する本企画。
今回は、Crowd Creditが2018年に資金募集を行ったソーシャルレンディングファンド、「東欧金融事業者支援ファンド56号」を題材に、読み解きを進めて参りましょう。

投資申し込み完了のエビデンス

クラウドクレジット(Crowd Credit)のマイページ、「保有ファンド一覧」からの抜粋がこちら。

クラウドクレジット(Crowd Credit)01

本ファンドの概要

同社のホームページ(https://crowdcredit.jp/fund/detail/403)にて確認した、本ファンドの概要・詳細情報としては、下記の通りです。
※なお、本ファンドの主たる事業である、A社グループへの貸付に関してのみ、下記詳説させていただきます。

本ファンドのスキーム図

クラウドクレジット(Crowd Credit)02
引用元:https://crowdcredit.jp/fund/detail/403

資金の借り手

東欧を拠点に事業を展開する金融事業者(A社)グループのキプロス籍の持ち株会社(親会社)へと貸付を行う、とのこと。
本借入人は、わたしも別途出資している、下記2つのファンドの借入人と、同一です。

  • 【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド47号
  • 【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド48号

※それぞれのファンドへとわたしが投資申込を完了した際の本ブログ記事については、下記をご参照下さい。

クラウドクレジット(Crowd Credit)の、「【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド47号」に投資申込を完了致しました。
クラウドクレジット(Crowd Credit)の、「【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド48号」へと、投資申込を完了致しました。

貸付資金の総額

本ファンドの当初販売金額としては、1,000万円、とのこと。
本ファンドの主たる事業としては、A社グループへの貸付である、との明記がありますので、
基本的に、資金の大部分は、A社グループへと貸し付けられるものと思われます。

借り手の資金使途

A社グループの事業拡大に伴い、同グループとしては、資金ニーズが増大している状況である、とのこと。
A社グループの事業内容を鑑みれば、同グループが顧客(最終債務者)に対して行う貸金業の、貸付金原資となるのであろうと見込まれます。

貸付・運用の期間

2018年3月中旬に貸付実行、
返済は2019年9月下旬予定、とのことですので、
1年半ほどの期間にわたる貸付・運用となります。

返済原資

A社グループからクラウドクレジット(Crowd Credit)への具体的な返済原資に係る記載は、特段、見当たりませんでした。
これは、先のファンド、「【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド47号」、及び「【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド48号」においても同様です。

A社グループの事業内容を鑑みれば、A社グループの顧客(最終債務者)がA社グループに対して支払う(返済する)元利金を原資に、A社グループからクラウドクレジット(Crowd Credit)への元利金返済を行う予定なのであろうと目されます。

わたしたち個人投資家の期待利回り

8.8%とのこと。

本ソーシャルレンディングファンドのポイント

私が考える、本ソーシャルレンディングファンドのポイントは、下記の通りです。
なお、あくまでも、私の個人的な見解です。

48号ファンド(9.5%)よりは利回りがやや下がったが…

それでも、為替ヘッジ担保金の影響考慮後で、8.8%の想定利回りは、十分に魅力的、と受け止めました。
特にA社グループについては、直近において、アフリカ地域の大手銀行持ち株会社から多額の出資を受けた経歴がありますので、この点を素直に解釈すれば、今後A社グループへの融資ファンドについては、利回りの低下が予想されます(=A社グループの信用力が高まり、これにより、A社グループとしては、資金調達コストの引き下げを画策することが予想されるため)。
そうした状況下において、至極見逃し難い案件である、と判断いたしました。

本借入人の情報(事業内容等)については、既に先のファンドへの投資の際に確認済。

わたしが投資しているクラウドクレジット(Crowd Credit)ファンドの中で、一番最初に、A社グループへの貸付を行っているのは、「【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド47号」です。
同ファンドへの投資判断の際に、A社グループの事業内容等については、ある程度、確認済ですので(※委細については、こちらの記事を御覧下さい→クラウドクレジット(Crowd Credit)の、「【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド47号」に投資申込を完了致しました。)、比較的安心したうえで、投資判断を行うことが出来ました。

本ソーシャルレンディングファンド検証のまとめ

ソーシャルレンディング各社の過去ファンドを検証し、各社の特徴や、ソーシャルレンディングファンドごとの特色、そして、ファンド概要の読み解きのヒントを探る本シリーズ。
今回は、Crowd Creditのソーシャルレンディングファンド「東欧金融事業者支援ファンド56号」を題材に、検証をさせて頂きました。

しつこいようで申し訳ありませんが、
本記事文中の表現は、いずれも、私のごく個人的な意見に過ぎません。
その点は、くれぐれも、ご承知おきください。

しかし、あくまでも、その限りにおいて、
少しでも、「これからソーシャルレンディング投資を始めてみよう」とお考えの読者様にとり、
ファンド概要の読み込みの具体例として、ご参考になさって頂ける内容と出来たのであれば、
小ブログの管理人として、嬉しい限りです。

なお、私は現在、国内23社のソーシャルレンディング事業者に、資金を分散投資しておりますが、
その中でも、クラウドクレジットは、他のソーシャルレンディング事業者と比べて、私が多くの資金を投資させて頂いている事業者のひとつです。


引用元:クラウドクレジット

  • 個人投資家としては、為替ヘッジの有無、償還歴の有無、運用期間の長短、等々、幅広いオプションから、国際分散投資先(ファンド)を選別できる。
  • 伊藤忠商事株式会社等、国内有力企業から出資を受ける一方、社内の独立組織として投資管理部を設置する等、社内管理態勢の整備にも積極的。

等と言った特長のある事業者ですが、その分、個人投資家からの人気が高く、
ファンドによっては、資金募集開始から、ごく早期に、資金枠が埋まってしまう、というケースが多く見られます。

「いざ」という時の投資機会を逃さぬためにも、
あらかじめ、投資口座開設だけでも、済ませておくことをお勧めします。

同社の投資口座開設は、こちらの公式ページから手続き可能です。

クラウドクレジット(公式)

なお、同社の投資口座開設手続きは、いたってシンプルですが、
「初めてで不安」という方は、あらかじめ、こちらの別記事もご参照下さい。

それでは、本記事はここまで。
また次回の記事にて、お会い致しましょう。

追伸:
主要なソーシャルレンディング事業者を、投資家登録数や累計投融資額も含めた様々なポイントから比較した分析記事はこちらです。ぜひ、ご覧になってみてください。

【ソーシャルレンディング事業者横断比較】ユーザー登録数・累計投融資額・ファンドの年利平均…。大手ソーシャルレンディング各社を複数アングルから比較してみた結果、見えてきた真実とは。

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