【ソーシャルレンディングファンド分析】クラウドクレジット「【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド48号」の場合。

ソーシャルレンディング各社の過去ファンドを題材に、各社の特徴や、ファンドごとのリスク・リターンのバランス等を検証する本企画。
今回は、国際分散投資型ソーシャルレンディング大手「クラウドクレジット」が2018年に資金募集を行ったソーシャルレンディングファンド、「東欧金融事業者支援ファンド48号」を題材に、読み解きを進めて参りましょう。

投資申し込み完了のエビデンス

今回検証対象となるソーシャルレンディングファンドについては、私も個人的に出資をしています。
クラウドクレジット(Crowd Credit)のマイページ、保有ファンド一覧からの抜粋がこちら。

クラウドクレジット(Crowd Credit)01

本ファンドの概要

同社のホームページ(https://crowdcredit.jp/fund/detail/344)から確認した、本ファンドの概要情報としては、下記の通りです。
※本ファンドの主たる事業である、A社グループへの貸付に関してのみ、下記詳説させていただきます。

本ファンドのスキーム図

クラウドクレジット(Crowd Credit)02
引用元:https://crowdcredit.jp/fund/detail/344

資金の借り手

ポーランド、チェコ、デンマーク、メキシコ、ラトビア、ジョージアで個人向けに主として短期ローンの貸付を行う事業者(A社)グループの持ち株会社(キプロス籍)に対して、貸付を行う、とのこと。
なお、本借入人は、わたしが別途投資をしている、クラウドクレジット(Crowd Credit)の、「【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド47号」の借入人と同一です。

クラウドクレジット(Crowd Credit)の、「【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド47号」に対してわたしが投資した際の記事はこちら。
※本借入人に関して私が確認した情報等についても、こちらからご確認下さい。

クラウドクレジット(Crowd Credit)の、「【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド47号」に投資申込を完了致しました。

貸付資金の総額

募集総額は1,000万円とのこと。このうちどの程度の割合が、A社グループへの貸付となるか、については、ファンド詳細に明記がありませんでしたが、
少なくとも本ファンドに関しては、A社グループへの貸付が主たる事業である、とのことですので、
資金の大部分は、A社グループへの貸付となるものと思われます。

借り手の資金使途

A社グループが事業を拡大するのに伴い、同グループとしては、顧客への貸付金原資の安定的な確保を重要視しているようで、
今回の貸付金も、A社グループの貸金業の原資(貸付金の原資)に充てられるものと思います。

貸付・運用の期間

2018年1月下旬に貸付実行、
その後2019年7月下旬に返済完了予定、とのこと。
1年半ほどの期間にわたる貸付・運用となります。

返済原資

先の「【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド47号」との際と同様、
A社グループからクラウドクレジット(Crowd Credit)への具体的な返済原資については、特段の明記は見当たりませんでした。
ただし、同グループの事業内容を考えると、同グループの顧客(最終債務者)へと融資業務を行ったうえで、
最終債務者から同グループへと返済される元利金を原資に、クラウドクレジット(Crowd Credit)への返済を行う計画であろうと推察されます。

わたしたち個人投資家の期待利回り

9.5%とのこと。

本ソーシャルレンディングファンドのポイント

私が考える、本ソーシャルレンディングファンドのポイントは、下記の通りです。
なお、あくまでも、私の個人的な見解です。

為替ヘッジ付で利回り9.5パーセントはバリュー。

ヘッジ担保金の影響考慮後で、投資家利回り(想定)9.5パーセント、というのは、至極魅力的な提案であると判断致しました。
本借入人については、(※先のファンド投資の際に触れましたが)「2017年3月にアフリカ地域の大手銀行持ち株会社から総額21百万ユーロの出資を受けた」との通知歴があり、この点を勘案すると、その信用力の向上から、貸付の際に利回りは低減しがちなところですが、
少なくとも本ファンドについては、前ファンド(【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド47号。7.2パーセント)よりも高利の想定となっておりますので、見逃し難し、と判断致しました。

事業の内容等については前ファンドで確認済。

同借入人の事業の内容や、優位性源泉等については、前ファンド(【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド47号)への投資判断の際に、確認済です。
このため、ごく安心して投資判断を行わせていただきました。

本ソーシャルレンディングファンド検証のまとめ

ソーシャルレンディング各社の過去ファンドを検証し、各社の特徴や、ソーシャルレンディングファンドごとの特色、そして、ファンド概要の読み解きのヒントを探る本シリーズ。
今回は、クラウドクレジットのソーシャルレンディングファンド「東欧金融事業者支援ファンド48号」を題材に、検証をさせて頂きました。

しつこいようで申し訳ありませんが、
本記事文中の表現は、いずれも、私のごく個人的な意見に過ぎません。
その点は、くれぐれも、ご承知おきください。

しかし、あくまでも、その限りにおいて、
少しでも、「これからソーシャルレンディング投資を始めてみよう」とお考えの読者様にとり、
ファンド概要の読み込みの具体例として、ご参考になさって頂ける内容と出来たのであれば、
小ブログの管理人として、嬉しい限りです。

なお、私は現在、国内23社のソーシャルレンディング事業者に、資金を分散投資しておりますが、
その中でも、クラウドクレジットは、他のソーシャルレンディング事業者と比べて、私が多くの資金を投資させて頂いている事業者のひとつです。

  • 個人投資家としては、為替ヘッジの有無、償還歴の有無、運用期間の長短、等々、幅広いオプションから、国際分散投資先(ファンド)を選別できる。
  • 伊藤忠商事株式会社等、国内有力企業から出資を受ける一方、社内の独立組織として投資管理部を設置する等、社内管理態勢の整備にも積極的。

等と言った特長のある事業者ですが、その分、個人投資家からの人気が高く、
ファンドによっては、資金募集開始から、ごく早期に、資金枠が埋まってしまう、というケースが多く見られます。

「いざ」という時の投資機会を逃さぬためにも、
あらかじめ、投資口座開設だけでも、済ませておくことをお勧めします。

同社の投資口座開設は、こちらの公式ページから手続き可能です。

クラウドクレジット(公式)

なお、同社の投資口座開設手続きは、いたってシンプルですが、
「初めてで不安」という方は、あらかじめ、こちらの別記事もご参照下さい。

それでは、本記事はここまで。
また次回の記事にて、お会い致しましょう。

追伸:
国内の主要ソーシャルレンディング事業者を、利回りや、規模、担保設定や、投資のしやすさ、といった、複数の視座から比較した、こちらの過去記事も、おすすめです。ぜひ、ご覧になってみてください。

【厳選比較】投資家登録数・累計投融資額・年利平均…。国内の大手ソーシャルレンディング事業者を、異なるアングルから比較してみた結果、見えてきた真実とは。