Arbitrum(アービトラム)ネットワークの使い方-ARBトークンのエアドロップ受け取り方法も解説

Arbitrum(アービトラム)概要・公式サイト等

Arbitrum(アービトラム)財団公式サイト
https://arbitrum.foundation/
Arbitrum(アービトラム)プロジェクトサイト
https://arbitrum.io/
ARBチャート(コインマーケットキャップ)
https://coinmarketcap.com/ja/currencies/arbitrum/
DeFi Llama
https://defillama.com/chain/Arbitrum

Arbitrum(アービトラム)チェーンの使い方

ここからは、Arbitrum(アービトラム)チェーンの具体的な使い方として、以下のような内容を確認して参ります。

  • ソフトウェア・ウォレットで、Arbitrum(アービトラム)ネットワークを追加・使用する方法
  • Arbitrum(アービトラム)のエアドロップで、ARBトークンを請求・取得する方法

ソフトウェア・ウォレットで、Arbitrum(アービトラム)チェーンを追加・使用する方法

自分が日頃利用しているソフトウェア・ウォレット(以下の例では、メタマスク)に、Arbitrum(アービトラム)チェーンを追加し、使用したい場合、手順は以下の通りです。

  1. 利用しているソフトウェア・ウォレットに、Arbitrum(アービトラム)チェーンをネットワーク追加する
  2. トランザクション手数料(ガス代)として、Arbitrum(アービトラム)チェーン版のETHを送金しておく

それぞれ、スクリーンショットで確認して参りましょう。

ソフトウェア・ウォレットへのネットワーク追加

まずは、利用しているソフトウェア・ウォレットに、Arbitrum(アービトラム)のネットワークを追加しておきます。
手順は以下の通りです。

「ネットワークを追加」をクリック

ソフトウェア・ウォレット(ここでは、メタマスク)を起動し、「ネットワークを追加」をタップします。

「Arbitrum One」の追加

追加ネットワークの候補の中から、「Arbitrum One」を選択し、「追加」をクリックします。

チェーンID等の確認

内容に相違が無ければ、「承認」をクリックします。

ネットワークの追加完了

このような画面が表示されれば、Arbitrum Oneネットワークの追加は完了です。
ネットワークの切り替えを行えば、Arbitrum(アービトラム)チェーン上のDEX(分散型取引所)でのウォレット・コネクト等に、当該ソフトウェア・ウォレットを利用することが出来るようになります。

トランザクション手数料(ガス代)用のETHの送付

ソフトウェア・ウォレット(上掲の例では、メタマスク)に、Arbitrum(アービトラム)ネットワークを追加することが出来たら、次は、実際にDEX等にコネクトして利用する前に、トランザクション手数料(ガス代)として、少額のETHを入れておく必要があります。

ETHをウォレットに送付する際は、Arbitrum(アービトラム)ネットワークを選択

中央集権型取引所でETHを入手し、それを、Arbitrum(アービトラム)チェーンにて利用したい場合、トークンのトランスファーの際、必ず、Arbitrum(アービトラム)ネットワークを選択しておく必要があります。

Arbitrum(アービトラム)のエアドロップで、ARBトークンを受け取る方法

2023年3月実施のエアドロップで、Arbitrum(アービトラム)のガバナンス・トークンにあたる「ARB」トークンを受け取る際の手順は、以下の通りです。

  1. 自身の、エアドロップ受け取り資格の確認
  2. (※エアドロ対象である場合、)Voting Powerの委任先の選定
  3. ARBトークンの請求(クレーム)
  4. ARBトークンの受け取り確認
  5. (必要に応じて)エアドロで受け取ったARBトークンの売却

それぞれ、スクリーンショットを交えつつ、確認して参りましょう。

ウォレットのコネクト、エアドロップ受け取り資格の有無確認

Arbitrum(アービトラム)のエアドロップ企画で、自身が管理するウォレットアドレスが、ARBトークンの受け取り対象となっているか、どうかを確認する際の手順は、以下の通りです。

Arbitrum(アービトラム)財団の公式サイトへ

まずは、Arbitrum(アービトラム)財団(ファウンデーション)の公式サイトへアクセスします。
この際、URLは以下の通りです。

https://arbitrum.foundation/

「ウォレットをコネクト」のバナーをクリック

エアドロップ分のクレーム(請求)の有効期限内であることを確認したうえで、「Connect Wallet」のバナーをタップします。

コネクトに利用するソフトウェア・ウォレットの選択

Arbitrum(アービトラム)財団の公式サイトとのウォレットコネクトには、

  • コインベース・ウォレット
  • メタマスク
  • トラストウォレット

等のソフトウェア・ウォレットを利用できます。

※以下の記事では、メタマスクにてコネクトを行っています。

選択したソフトウェア・ウォレットのポップアップが表示されるので、Arbitrum(アービトラム)財団公式サイトとのコネクトを承認します。

エアドロップの対象の場合、「eligible」と表示される

コネクトしたウォレットアドレスが、ARBトークンのエアドロップ対象となっている場合、上掲スクリーンショットのように表示されます。
「You will receive」の欄に表示されているトークン量が、エアドロップをクレーム出来るARBトークンの枚数にあたります。

自分のエアドロ受け取り資格の内訳も確認可

画面右側(※PCブラウザで閲覧している場合)に表示されているチェック欄を確認することで、自分のエアドロップ受け取り資格の細かな内訳も確認できます。

ガバナンス投票権の委任先(Delegate)の選択

自身の管理するウォレットアドレスが、Arbitrum(アービトラム)のエアドロ対象だった場合、まずは以下の要領で、ガバナンス投票権(Voting Power)の委任先選定を進めます。

請求(クレーム)開始のバナーをクリック

「Start Claiming」のバナーをタップします。

Arbitrum(アービトラム)のコンセプトの閲覧

スクロール形式で、Arbitrum(アービトラム)の理念やコンセプトに関するストーリーが表示されるので、閲覧を進めます。

「ARBトークンの請求・委任」をクリック

画面を下段までスクロールしていき、「Claim and Delegate your Tokens」のバナーをクリックします。

ガバナンス投票権の委任先を選択

  • DeFi(分散型金融)開発
  • ゲーム開発
  • インフラ・ツール開発

などといった選択肢の中から、ガバナンス投票権(Voting Power)の委任先を選択します。
なお、どこにも委任したくない場合は、画面下部の、「I want to delegate to myself」を選択することも可能です。

トークン・エアドロップの請求(クレーム)処理

Voting Powerの委任先(ないしは、委任しないこと)が決まったら、いよいよ、ARBトークンのクレーム(請求)を進めていきます。
手順は以下の通りです。

「トークンの請求(クレーム)」をタップ

「Claim your Tokens」のバナーをクリックします。

「Claim and Delegate」をタップ

必要な承認手続き(※ソフトウェア・ウォレットにて行います)の内容を確認し、「Claim and Delegate」のバナーをクリックします。

その後、Arbitrum(アービトラム)財団公式サイトとのコネクトに利用するソフトウェア・ウォレットのポップアップが表示されるので、トランザクションを承認します。

ARBトークンのエアドロップ受け取りの完了

このような画面が表示されれば、ARBトークンのエアドロップ受け取り処理は完了です。

エアドロップで受け取ったARBトークンの確認

メタマスク等のソフトウェア・ウォレットで、今回のエアドロップにて受け取ったARBトークンの残量等を表示・確認したい場合、手順は以下の通りです。
※なお、以下の記事では、メタマスクの場合で記述しています。

「トークンをインポート」をクリック

ソフトウェア・ウォレット(ここでは、メタマスク)を開き、「トークンをインポート」をタップします。

ARBトークンのコントラクト・アドレスを入力

ARBトークンのコントラクト・アドレスとして、以下を入力し、検索・トークン追加を行います。

0x912CE59144191C1204E64559FE8253a0e49E6548

ARBトークンのインポート完了

最終的に、このように、ソフトウェア・ウォレットにて、ARBトークンを表示させることが出来れば、OKです。

エアドロップで受け取ったARBトークンを売却したい場合

Arbitrum(アービトラム)のガバナンス・トークンにあたるARBは、既に複数の中央集権型取引所・分散型取引所に上場しています。
仮に、エアドロップで受け取ったARBトークンを売却し、他の仮想通貨に交換したい場合、任意の取引所を利用すれば、目的を達することが出来ます。

Uniswap(ユニスワップ)でARBを売却する場合

Uniswap(ユニスワップ)のV3は、既にArbitrum(アービトラム)に対応しています。
ARBトークンを保有しているウォレットアドレスをUniswap(ユニスワップ)にコネクトすることで、トークンのスワップ(=他の仮想通貨への交換)を行うことが可能です。

Author Info

仮想通貨・暗号資産投資検証チーム
fill.mediaは、国内の融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)や、不動産クラウドファンディング、ロボアドバイザー、インデックス投資業界等の最新情報を提供する、投資・金融情報総合メディア。
その他、昨今、主に若年投資家の間で大きな関心を集めつつあるFIRE(Financial Independence, Retire Early)に関する最新情報を専門的に扱う、FIRE(早期リタイア)専門の検証チームや、不労所得に関する検証グループ、その他、不動産投資全般について検証を行うチーム等があります。

暗号資産投資検証チームでは、昨今、大きな関心を集めているDeFi(ディファイ)やGameFi、その他暗号資産投資全般に関して、そのメリット・デメリット等を検証し、深く掘り下げた分析・情報を提供しています。

メディア掲載歴(一部・順不同)
・朝日新聞デジタル&m
・財経新聞
・SankeiBiz
・RBBTODAY
・楽天Infoseekニュース
・excite.ニュース
・BIGLOBEニュース
・@nifty ビジネス
・Mapionニュース
・NewsPicks
・ビズハック
・MONEY ZONE
・Resemom
・SANSPO.COM
・Trend Times
・zakzak
・とれまがニュース
・徳島新聞

コメントを残す

コメントは当ラボによる承認作業後に自動掲載されます。