SAMURAI証券親会社が、ソーシャルレンディング大手「maneo」運営会社と業務提携

ソーシャルレンディング・サービス「SAMURAI」を運営するSAMURAI証券株式会社(東京都港区虎ノ門)の100パーセント親会社にあたるSAMURAI & J PARTNERS株式会社(東京都港区虎ノ門一丁目。JASDAQ上場。以下、同社)が、国内ソーシャルレンディング業界大手「maneo」の運営会社、maneoマーケット株式会社(東京都千代田区内幸町)との間で、業務提携を締結する旨を決議したことを明らかにした。

同社プレスリリース(※1)によれば、同社としては以後、同社、およびmaneoマーケット株式会社の専門分野、並びに経営資源を相互に活用しつつ、各社の既存事業領域の強化・拡大をはかる所存であるという。具体的な施策内容としては、

  • 同社100パーセント子会社であるSAMURAI証券株式会社の運営する「SAMURAI」と、ソーシャルレンディング・サイト「maneo」の融合、ならびに、
  • 投資プラットフォームの再構築

などが挙げられている。
今回の業務提携締結については、maneoマーケット株式会社側からもプレスリリース(※2)が公表されている。


(※1)maneoマーケット株式会社との業務提携に関するお知らせ|SAMURAI&J PARTNERS株式会社
(※2)業務提携契約締結に関するお知らせ|maneoマーケット株式会社

maneoマーケット株式会社とは



引用元:maneo

ソーシャルレンディング・サービス「maneo」の運営会社にあたる。設立は2007年8月。資本金308,518,500円。
株主には、GMOフィナンシャルホールディングス株式会社、株式会社VOYAGE VENTURES、MICイノベーション4号投資事業有限責任組合、SMBCベンチャーキャピタル2号投資事業有限責任組合などが名を連ねる。
運営するソーシャルレンディング・サービス「maneo」の成立ローン総額は、1,644億5,417万円。登録ユーザー数は87,551人。

2018年7月、証券取引等監視委員会から、行政処分勧告が発表され、同月、関東財務局から、行説処分(業務改善命令)を下された。
同年9月には、前代表であった瀧本憲治氏が保有する株式持分について、SAMURAI&JPARTNERS グループなどの株式を保有するNLHD社へと売却されることとなった旨を明らかにした。


※上掲情報引用元、および、参考

SAMURAIとは



引用元:SAMURAI

ジャスダック上場企業「SAMURAI&J PARTNERS 株式会社」の100パーセント子会社である、SAMURAI証券株式会社が運営する、ソーシャルレンディング・サービス。


参考:
SAMURAI証券|公式サイト


国内ソーシャルレンディング事業者の多くが登録を取得している、「第二種」金融商品取引業よりも、資本要件等の厳しい、「第一種」金融商品取引業の登録事業者(SAMURAI証券株式会社)が運営にあたっているという点に、特色がある。
親会社であるSAMURAI&J PARTNERS 株式会社と業務提携をしている「株式会社日本保証」が、債務保証を行うファンドなど、シリーズごとに特色のある案件が複数組成・公開されている。
2019年6月には、新社長、中山幹之氏が就任。同7月以降を「第2創業期」と位置づけ、画期的な商品・サービスの創造に努めるという。


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