SBIソーシャルレンディングの「不動産担保ローン事業者ファンド」、5月前半号の募集がスタート|名目利回り2.5~5.0%

SBIソーシャルレンディング株式会社(東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー13F)の運営するソーシャルレンディング・サービス「SBIソーシャルレンディング」の常時募集型ファンド、「不動産担保ローン事業者ファンド」(以下、同ファンド)の、5月第1号(5月前半号)の募集がスタートされた。

同ファンドの名目利回りは2.5~5.0パーセント。約14ヶ月の運用を見込む。
出資は1口1万円から行えるが、借り手側の資金需要が小さい場合、ロールオーバー(翌月の同種ファンドへの出資金の繰り越し)が発生する可能性がある。

融資先は、不動産を担保にして、ローン事業(貸付事業)を営む金融事業者(最大8社)。借手としては、調達した資金を、自身が行う不動産担保ローン事業における事業資金(自身の顧客に対する貸付金)に充てる。
SBIソーシャルレンディングとしては、自身の貸付債権の保全のため、融資先が第三債務者(融資先事業者にとっての貸付先)に対して有する貸付債権(不動産担保付き)に、質権を設定する。

同ファンドは、今号(5月第1号)で182号目となる、シリーズ型ファンド(第1号募集は2012年9月)。累計での貸付総額は、4月15日時点で、297億円強に達している。これまでに150号以上のファンドが償還済(償還済元本総額は230億円強)であり、延滞中の貸付元本、デフォルトした貸付元本、いずれもゼロ円という実績を有する。(※)


(※)参考:
最新の実績|SBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディングとは



引用元:SBIソーシャルレンディング

SBIグループ傘下、SBIソーシャルレンディング株式会社が運営。
2020年3月末時点での累計融資実績は、1,359億円強。融資残高は421億円以上。投資家登録完了数は51,539人。いずれの数値においても、国内のソーシャルレンディング業界を代表する事業者のひとつといえる。


参考:
SBIソーシャルレンディング|公式サイト


2019年7月には、富士キメラ総研「決済関連市場調査」のクラウドファンディングマーケットシェア2018年実績で、トップシェアとなった旨を明らかにした。
投資家が、原則としていつでも、1万円という少額から投資申込を行うことができる、常時募集型ファンドなど、複数の人気案件・ファンドシリーズを擁する。
2019年8月下旬には、東証マザーズ上場の霞ヶ関キャピタル株式会社などと、アパートメントホテル開発における業務提携を行った旨を明らかにした。


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