クラウドクレジットの「リトアニアオンライン金融事業者支援ファンド13号」、2,500万円満額を集め販売終了|ユーロ建て・表面利回り6.7パーセント



クラウドクレジットの「リトアニアオンライン金融事業者支援ファンド13号」ファンドの実質的融資先、Pro Invest社のメンバー。
引用元:クラウドクレジット

クラウドクレジット株式会社(東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル802)の運営するソーシャルレンディング・サービス「クラウドクレジット」にて、2019年12月25日から販売開始となった新ファンド、「リトアニアオンライン金融事業者支援ファンド13号」(以下、同ファンド)が、元来の募集期限(2020年1月15日)を待たずして、販売上限額2,500万円分の投資申込を集め、販売終了となった。

同ファンドの公開情報(※)によれば、同ファンドの表面利回り(年率・税引き前)は6.7パーセント。2020年1月から2021年1月までの、約13ヶ月間の運用を見込む。分配金の支払いは、運用期中の2020年8月と、満期2021年2月の、都合2回。融資先への貸付がユーロ建てで実施される関係上、投資家としては、その最終的な円建てリターンにおいて、円/ユーロの為替変動の影響を受ける。

融資先は、リトアニア共和国第2の都市、カウナス​に所在する、UAB “PRO INVEST GROUP”。リトアニア共和国内にて、個人を対象としたローンサービスを営んでいる事業者だという。営業店舗を有さず、サービス提供は全て自社ウェブサイトを経由して行い、AIを活用した貸し出し審査によって、借入申込から融資実行まで15分程度で完結するスピーディーさを強みとする。クラウドクレジットの公開情報(※)によれば、2018年12月31日時点での総資産は2,004,090​ユーロ、貸出金融資産は1,861,215​ユーロ。


(※)リトアニアオンライン金融事業者支援ファンド13号|クラウドクレジット

クラウドクレジットとは



引用元:クラウドクレジット

クラウドクレジット株式会社(東京都中央区日本橋)が運営する、ソーシャルレンディング・サービス。
海外案件を専門的に取り扱っており、「キルギスマイクロファイナンス事業者支援ファンド」や「中東地域ソーラー事業者支援ファンド」、「アフリカ未電化地域支援ファンド」、「東欧金融事業者支援ファンド」など、複数の国と地域に関連する投資案件を取り揃えている。
2019年12月28日時点で公式ホームページに掲載されている情報によれば、累計出資金額は、既に257億円を突破している。


参考:
クラウドクレジット|公式サイト


融資先企業の匿名化解除(実名開示)にも積極的に取り組んでおり、すでに複数のファンド・シリーズにおいて、実質的な借り手企業の具体的名称等が公開されている。
サービス運営会社であるクラウドクレジット株式会社は、伊藤忠商事株式会社や第一生命保険株式会社といった、国内の大企業のほか、マネックスベンチャーズ株式会社やYJキャピタル株式会社、LINE Ventures株式会社、SBIインベストメント株式会社、ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社といった、複数の有力VC(ベンチャーキャピタル)・投資会社から出資を受けていることでも知られる。


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