クラウドクレジットが新たに「アフリカ未電化地域支援ファンド」シリーズの融資先を公開|貸付先公開済ファンドは合計21シリーズに

クラウドクレジット株式会社(東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル802。以下、同社)は、同社の運営するソーシャルレンディング・サービス「クラウドクレジット」上にて募集等を行っている、「アフリカ未電化地域支援ファンド」シリーズの実質的な貸付先情報を公開した。

2019年3月に、金融庁が、条件付きで、ソーシャルレンディング事業者各社が投資家に対しファンドの融資先情報を公開することを抑止しない方針を公開(※1)して以降、国内ソーシャルレンディング業界においては、情報公開に積極的な事業者を中心に、各ファンドの実質的融資先を情報公開する取り組みが進められている。
同社においても、2019年5月に、貸付先匿名化解除に関わる情報公開の方針を明らかにして(※2)以降、各ファンドシリーズの融資先情報の公開を進めている。今回、「アフリカ未電化地域支援ファンド」シリーズ(以下、同ファンドシリーズ)の貸付先を公開したことにより、貸付先公開済のファンドシリーズは、合計21本に達した。

なお、公開情報(※3)によれば、同ファンドシリーズの実質的な貸付先は、英国・ケンブリッジに所在する、AZURI TAIYOKO LIMITED。家庭用太陽光発電ユニットの割賦販売を行うAZURI TECHNOLOGIES LTDが100%出資する特別目的会社(SPC)にあたり、ケニアやウガンダ、ナイジェリア、ザンビア、タンザニアといった国々において、再生エネルギー関連事業を展開している事業者であるという。

本日現在公開されている、同ファンドシリーズの最新号、「アフリカ未電化地域支援ファンド10号」(※4)は、ケニアシリング建て。貸付通貨建てベースの表面利回り(税引き前・年利)は、9.8パーセント。


(※1)金融庁における法令適用事前確認手続(回答書)|金融庁
(※2)当社の貸付先匿名化解除に関わる情報公開の方針につきまして|クラウドクレジット株式会社
(※3)【匿名化解除】「アフリカ未電化地域支援ファンド」シリーズ貸付先公開のお知らせ|クラウドクレジット株式会社
(※4)【ケニアシリング建て】アフリカ未電化地域支援ファンド10号|クラウドクレジット

クラウドクレジットとは



引用元:クラウドクレジット

クラウドクレジット株式会社(東京都中央区日本橋)が運営する、ソーシャルレンディング・サービス。
海外案件を専門的に取り扱っており、「キルギスマイクロファイナンス事業者支援ファンド」や「中東地域ソーラー事業者支援ファンド」、「アフリカ未電化地域支援ファンド」、「東欧金融事業者支援ファンド」など、複数の国と地域に関連する投資案件を取り揃えている。
2019年12月20日時点で公式ホームページに掲載されている情報によれば、累計出資金額は、既に248億円を突破している。


参考:
クラウドクレジット|公式サイト


融資先企業の匿名化解除(実名開示)にも積極的に取り組んでおり、すでに複数のファンド・シリーズにおいて、実質的な借り手企業の具体的名称等が公開されている。
サービス運営会社であるクラウドクレジット株式会社は、伊藤忠商事株式会社や第一生命保険株式会社といった、国内の大企業のほか、マネックスベンチャーズ株式会社やYJキャピタル株式会社、LINE Ventures株式会社、SBIインベストメント株式会社、ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社といった、複数の有力VC(ベンチャーキャピタル)・投資会社から出資を受けていることでも知られる。


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