【ソーシャルレンディングファンド分析】クラウドクレジット(Crowd Credit)「東欧金融事業者支援ファンド53号」の場合。

寄稿者紹介

個人投資家Y.K氏。
2018年初旬からソーシャルレンディング投資を始め、約1年ほどが経過。
合計20社以上のソーシャルレンディング事業者に投資口座を開設し、累計投資額は400万円以上。
30代男性会社員・首都圏在住。

ソーシャルレンディング各社の過去ファンドを題材に、各社の特徴や、ファンドごとのリスク・リターンのバランス等を検証する本企画。
今回は、Crowd Creditが2018年に資金募集を行ったソーシャルレンディングファンド、「東欧金融事業者支援ファンド53号」を題材に、読み解きを進めて参りましょう。

投資申し込み完了のエビデンス

今回の検証対象ファンドには、私も個人的に出資をしています。
クラウドクレジット(Crowd Credit)のマイページ、「保有ファンド一覧」からのスクリーンショットがこちら。

クラウドクレジット(Crowd Credit)01

本ファンドの概要

同社のホームページ(https://crowdcredit.jp/fund/detail/401)から確認した、本ファンドの概要情報としては、下記の通りです。
なお、本ファンドの主たる事業として明記のある、A社グループへの貸付に関してのみ、下記、詳説をさせていただきます。

本ファンドのスキーム図

同社のホームページ(https://crowdcredit.jp/fund/detail/401)から確認した、本ファンドのスキーム図は下図の通り。

クラウドクレジット(Crowd Credit)02
引用元:https://crowdcredit.jp/fund/detail/401

資金の借り手

東欧を拠点に事業を展開する金融事業者(A社)グループのキプロス籍の持ち株会社(親会社)が、本ファンドからの資金の借り手です。
同社は、わたしが別途投資をしているクラウドクレジット(Crowd Credit)の以下の別ファンドの借り手と、同一です。

  • 【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド47号(https://crowdcredit.jp/fund/detail/343)
  • 【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド48号(https://crowdcredit.jp/fund/detail/344)
  • 【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド56号(https://crowdcredit.jp/fund/detail/403)
  • 【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド55号(https://crowdcredit.jp/fund/detail/402)
  • 東欧金融事業者支援ファンド52号(https://crowdcredit.jp/fund/detail/400)

貸付資金の総額

本ファンドの当初販売金額は、1,000万円とのこと。
本ファンドの主たる事業としては、A社グループへの融資であることが、明記されていますから、資金の大部分は、A社グループへと貸し付けられるものと推察されます。

借り手の資金使途

A社グループが、本ファンドから借り入れた資金を、具体的に何に活用するのか、については、ファンド詳細には、これといって、明記は見当たりませんでした。
もっとも、同社グループにおいては、現在、事業拡大に伴い、資金ニーズが強まっている、という趣旨の記載がありましたから、同社グループの顧客(最終債務者)への貸付用資金の原資などに活用されることが見込まれるでしょう。

貸付・運用の期間

貸付実行は2018年3月中旬、対して返済予定は2019年9月下旬予定、とのことですので、19か月に及ぶ貸付・運用となります。
上記した通り、わたしは既に、A社グループへの貸付を行う、クラウドクレジット(Crowd Credit)の複数の別ファンドへの投資を行っておりますが、その中でも、今回の53号ファンドについては、比較的、長期間の貸付・運用である、との印象があります。

返済原資

A社グループからクラウドクレジット(Crowd Credit)への具体的な返済の原資については、ファンド詳細ページにおいて、特段の明記が見当たりませんでした。
もっとも、同社グループの事業内容からすると、同社グループの顧客から同社グループが受け取る元利金(返済)を原資に、クラウドクレジット(Crowd Credit)への元利金返済を行う予定なのであろうと、見込んでおります。

わたしたち個人投資家の期待利回り

10.2%とのこと。

ファンドの最低投資額

本ファンドについては、1万円からの出資が可能でした。

本ソーシャルレンディングファンドのポイント

私が考える、本ソーシャルレンディングファンドのポイントは、下記の通りです。
なお、あくまでも、私の個人的な見解です。

「為替ヘッジなし・長期運用」は確かにネガティブだが、高利回りは魅力的

A社グループへと貸付を行うファンドは、上述の通り、複数ありますが、本ファンドについては、為替ヘッジが付帯しておりません。
また、19か月ほど、という、ごく長期の貸付・運用となりますので、その間の為替の値動きは、確かに、心配です。
ただし、為替ヘッジ担保金の負担が無いことを考慮に入れても、10%を超える想定利回りは、魅力的、と判断いたしました。
※もっとも、上記のように、長期運用・貸付に伴う為替の大きな変動のリスクがありますので、今回の出資額は比較的抑制された金額(50,000円)とさせていただきました。

A社グループの事業内容・優位性源泉については、別ファンドへの投資申込の際に確認済。

このため、比較的安心をしたうえで、投資判断をさせていただくことが出来ました。

本ソーシャルレンディングファンド検証のまとめ

ソーシャルレンディング各社の過去ファンドを検証し、各社の特徴や、ソーシャルレンディングファンドごとの特色、そして、ファンド概要の読み解きのヒントを探る本シリーズ。
今回は、クラウドクレジットのソーシャルレンディングファンド「東欧金融事業者支援ファンド53号」を題材に、検証をさせて頂きました。

しつこいようで申し訳ありませんが、
本記事文中の表現は、いずれも、私のごく個人的な意見に過ぎません。
その点は、くれぐれも、ご承知おきください。

しかし、あくまでも、その限りにおいて、
少しでも、「これからソーシャルレンディング投資を始めてみよう」とお考えの読者様にとり、
ファンド概要の読み込みの具体例として、ご参考になさって頂ける内容と出来たのであれば、嬉しい限りです。

なお、私は現在、国内23社のソーシャルレンディング事業者に、資金を分散投資しておりますが、
その中でも、クラウドクレジットは、他のソーシャルレンディング事業者と比べて、私が多くの資金を投資させて頂いている事業者のひとつです。


引用元:クラウドクレジット

  • 個人投資家としては、為替ヘッジの有無、償還歴の有無、運用期間の長短、等々、幅広いオプションから、国際分散投資先(ファンド)を選別できる。
  • 伊藤忠商事株式会社等、国内有力企業から出資を受ける一方、社内の独立組織として投資管理部を設置する等、社内管理態勢の整備にも積極的。

等と言った特長のある事業者ですが、その分、個人投資家からの人気が高く、
ファンドによっては、資金募集開始から、ごく早期に、資金枠が埋まってしまう、というケースが多く見られます。

「いざ」という時の投資機会を逃さぬためにも、
あらかじめ、投資口座開設だけでも、済ませておくことをお勧めします。

同社の投資口座開設は、こちらの公式ページから手続き可能です。

クラウドクレジット(公式)

なお、同社の投資口座開設手続きは、いたってシンプルですが、
「初めてで不安」という方は、あらかじめ、こちらの別記事もご参照下さい。

[blogcard url=”https://social-lending.online/sl-companies/crowd-credit/kouzakaisetu-cc/”]

それでは、本記事はここまで。
また次回の記事にて、お会い致しましょう。

追伸:
国内複数の大手ソーシャルレンディング会社を、信頼性や、事業者としての規模、利回りや手数料、といった視座から、横断的に比較検討した、こちらの過去記事も、ぜひ、ご覧になってみてください。おすすめです。

【ソーシャルレンディング比較検証】事業者規模、年利平均、投資家登録数、初心者へのおすすめ度…。主要ソーシャルレンディング各社を、複数の視座から横断比較。


本寄稿内容は、寄稿者の個人的な見解・体験・意見であり、その内容は、当ラボの公式見解と異なる場合があります。
また、本記事は、読者様への情報提供を目的としたものであり、特定の投資商品(ファンド等含む)への投資勧誘を目的としたものではありません。
個別のソーシャルレンディング事業者における投資口座開設や、実際の投資是非に係るご判断につきましては、必ず、読者様ご自身にて、為さって頂きますよう、お願い致します。

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