「オールイン型の仮想通貨ウォレット」として話題のZealとは-早期アクセス獲得用の友達招待プログラムも

ZealのWEB3ウォレットへのエントリー方法

現状、Zealでは、今後提供される予定の新WEB3ウォレットへのアーリー・アクセス権を獲得できる、早期エントリー希望者向けのフォームが提供されています。

Zealへの早期サインアップの手順

Zealへのアーリーアクセス権を獲得する場合の第一ステップは、以下の通りです。

Zealの公式サイトへ

Zealの公式サイトはこちら

画面右上の「Get Early access」をタップ

Zealにユーザー名とメールアドレスを登録

Zealへの友達紹介・招待の方法

Zealの場合、アーリーアクセスへと知人・友人を「3人」招待・紹介することで、公式ディスコード・サーバーへと早期にエントリーすることが出来ます。
具体的な手順としては、下記の通りです。

Zealへのエントリー完了時に表示される招待リンク(URL)をコピーする

Zealへの、ユーザー名、及びメールアドレスの登録が完了すると、上掲画像のような画面が表示されます。
中央に表示されているURLが、招待コード代わりとなります。
あとは、そのURLを経由して、知人・友人がZealへとエントリーすれば、招待が完了します。

1人の招待が完了すると、Zealからメールが届く

知人・友人がZealにエントリーするごとに、Zealから上掲画像のようなメールが届きます。

3人分の招待が完了次第、Zeal側が認証を行う

無事に3人の招待が完了すると、Zealからこのようなメールが届きます。
不正な招待でないことをZeal側が確認してから、ディスコードへの招待が届く、という手筈となっています(※承認完了までは、1日~2日程度かかります)。

新世代型のWEB3ウォレット「Zeal」とは

昨今、SNSを中心に急速に話題・関心が広まっているZealではありますが、その公開情報は、現状、極めて限定的です。

Zealが提供しようとするWEB3ウォレットとは

Zealの公式サイトに掲載されている情報から類推する限り、Zeal提供のWEB3ウォレットには、以下のような機能が盛り込まれる可能性があります(※ただし、いずれも、未確認情報です)。

Zealでは、ウォレットのシークレット・フレーズの管理が不要に?

一般的なセルフ・カストディ型ウォレットのウォレットの場合、ウォレットのユーザーは、自分自身の責任において、ウォレットを復元するためのシークレット・リカバリー・フレーズ(12個の英単語から形成されることが一般的)を管理・保管する必要があります。

仮に、シークレット・リカバリー・フレーズが、悪意ある第三者に知られてしまった場合、ウォレット内で管理していたファンジブル・トークン(≒仮想通貨など)やNFTは、容易に詐取(外部への転送等)されてしまうこととなります。

このため、シークレット・リカバリー・フレーズについては、「厳重に、かつ、安全に」管理するように、と啓蒙されるわけですが、同時に、シークレット・リカバリー・フレーズを紛失してしまえば、そのウォレットの正当なオーナーであったとしても、ウォレット内容を復元することは出来ません。

  • 第三者に知られてしまっては、いけない
  • しかし、決して、無くしてしまっては、ならない

という、一種の「ジレンマ」に近いような管理手法を求められるのが、シークレット・リカバリー・フレーズの特徴であり、暗号資産・仮想通貨分野の初心者ユーザーにとっては、特に頭を悩ませるポイントとなります。



引用元:Zeal公式サイト

その点、Zealの公式サイトにおいては、現状のWEB3ウォレットに対する問題提起として、
「なぜ、セルフ・カストディ型のウォレット利用にあたっては、12個の英単語からなるシークレット・フレーズを、厳重に管理しなければならないのか(=実家に隠すようにして管理しなければならないのか)」
との文言が記載されています。

もしかしたら、Zeal提供のWEB3ウォレットにおいては、これまでは「当たり前」であったシークレット・フレーズの管理に、何か別の手法・観点が取り入れられるのかもしれません。

Zealに対して投資をしているベンチャーキャピタル等



引用元:Zeal公式サイト

Zealの公式サイトでは、バッカー(投資家・支援者)として、下記のVC等の名称・ロゴが掲載されています。

Galaxy
https://www.galaxydigital.io/
FRAMEWORK
https://framework.ventures/
Variant
https://variant.fund/
Northzone
https://northzone.com/
a_capital
https://acapital.com/
Nascent
https://www.nascent.xyz/

FRAMEWORKの投資先ポートフォリオに、Zealの名は見当たらない



引用元:https://framework.ventures/

FRAMEWORKのポートフォリオ(https://framework.ventures/)には、

  • (DeFi領域で知名度の高い)メープル
  • チェーンリンク
  • (NFTゲームとして有名な)イルビウム

などが並んでいますが、Zealの名を見つけることは出来ませんでした。

Variantのポートフォリオに、Zealへの出資は記載されていない



引用元:https://variant.fund/portfolio/

2022年10月29日時点で、Variantのポートフォリオ(https://variant.fund/portfolio/)には、

  • マジックエデン(NFTマーケットプレイス)
  • ミラー(WEB3ブログサービス)
  • オンサイバー(NFTギャラリー作成サービス)
  • ファントム
  • ユニスワップ

など、錚々たる出資先が並んでいますが、目視で確認する限り、Zealのブランドやロゴは掲載されていません。

NorthzoneのポートフォリオにZealの情報は無し



引用元:https://northzone.com/portfolio/

Northzoneの投資先ポートフォリオ(https://northzone.com/portfolio/)には、SpotifyやKahootなどが掲載されていますが、Zealのロゴや社名は掲載されていません。

a_capitalのポートフォリオにもZeal社は未掲載



引用元:https://acapital.com/portfolios

a_capitalのポートフォリオには、

  • オープンシー
  • レディット
  • ユニスワップ

などが並んでいますが、2022年10月29日時点では、Zeal社はポートフォリオ内に掲載されていません。

NascentのポートフォリオにZealの名は無い



引用元:https://www.nascent.xyz/portfolio

Nascentの公式サイト(https://www.nascent.xyz/portfolio)では、出資先企業(ポートフォリオ)がアルファベット順に掲載されていますが、2022年10月29日時点では、Zeal社の情報が当該ページでは見当たりません。

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