Mute.ioの使い方-zkSync Eraメインネット上のDeFiプロトコル

Mute.ioの始め方・使い方

ここでは、Mute.ioの具体的な利用方法として、以下のような内容を確認して参ります。

  • Mute.ioのプロトコルの利用を始める手順
  • Mute.ioでトークン・スワップを行う方法
  • Mute.ioのプロトコルに、流動性提供を行う方法

それぞれ、スクリーンショットを交えて確認して参りましょう。

Mute.ioの始め方

zkSync Era上のDeFiプロトコル「Mute.io」の利用を始める際のステップは、以下のように大別できます。

  1. ソフトウェア・ウォレット(例:メタマスク)に、zkSync Eraメインネットを、ネットワーク追加する
  2. Mute.ioのプロトコル上で使用したいETH等を、zkSync Eraメインネットにブリッジする
  3. Mute.ioのDapp(分散型アプリ)にて、ウォレットコネクトを済ませる

メタマスク等に、zkSync Eraメインネットを追加する

Mute.ioは、zkSync Eraメインネットで稼働している分散型金融(DeFi)プロトコルです。
また、Mute.ioのプロトコルを利用するためには、ウォレット(メタマスク等)のコネクトを行う必要があります。

このため、Mute.ioを利用するにあたっては、あらかじめ、コネクトに利用するソフトウェア・ウォレットに、zkSync Eraのネットワークを追加しておくことが簡便です。

メタマスクを始めとするソフトウェア・ウォレットに、zkSync Eraネットワークを追加する手順については、以下の別記事をご覧下さい。


参考:
zkSyncとは-エアドロップが噂されるLayer3上クエストの触り方や、メタマスクへのネットワーク追加方法等を解説

Mute.io上で使用したいトークンを、zkSync Eraネットワークにブリッジする

前述の通り、Mute.ioは、zkSync Eraネットワーク上で稼働しています。
このため、Mute.ioでトークンのスワップ等を行いたい場合、対象のトークンを、あらかじめ、zkSync Eraネットワーク上にブリッジしておく必要があります。

最も一般的なのは、

  • イーサリアム・メインネット上にあるETHトークンを、
  • zkSync Eraメインネットにブリッジすることですが、

この手順については、前掲の記事をご確認下さい。

Mute.ioのDapp(分散型アプリ)にて、ウォレットコネクトを済ませる

諸々の準備が済んだら、Mute.ioのアプリサイトにアクセスし、ウォレットコネクトを済ませます。
手順は以下の通りです。

Mute.ioの公式サイトへ

Mute.ioの公式サイトのURLは、以下の通りです。

https://mute.io/

「アプリへ入る」をタップ

「Enter App」のバナーをタップします。

ウォレットのコネクトを行う

Mute.ioのアプリ画面の右上(ただし、PCブラウザにて閲覧している場合)に表示されている、「Connect」のボタンをクリックします。

任意のソフトウェア・ウォレットを選択する

以下の記事において、fillメディア編集部では、メタマスクを利用しています。

ウォレット・アプリでコネクトを承認する

選択したソフトウェア・ウォレット(ここでは、メタマスク)のポップアップが立ち上がるので、コネクトを承認します。

ウォレットのコネクト完了

Mute.ioのアプリ画面右上に、このように、自身のウォレットアドレスが表示されれば、ウォレットのコネクトは完了です。

Mute.ioでトークンのスワップを行う方法

Mute.ioを利用して、zkSync Eraメインネット上のトークンのスワップ(交換)を行いたい場合、手順は以下の通りです。

Mute.ioのDappにて「スワップ」を選択

Mute.ioのメニューバーから、「Swap」をクリックします。

スワップ前、及び交換後のトークンを指定

今回は、

  • ETHを、
  • WETHに

スワップしてみます。

スリッページ許容度の設定

トークン・スワップ画面に表示されている「歯車」アイコンをクリックすると、スリッページ許容度の設定を行うことが可能です。

スワップの実行

トークンのスワップ内容をよく確認したうえで、トークン・スワップの実行ボタンをクリックします。
その後、ソフトウェア・ウォレットのポップアップが立ち上がるので、トランザクション手数料(ガス代)支払い等を承認します。

トークン・スワップの完了

このような画面が表示されれば、トークンのスワップ(※ここでは、ETHのラッピングですが)は完了です。

交換後のトークン受け取りが確認出来ればOK

ソフトウェア・ウォレット等にて、「交換先」として指定したトークンの受け取りが確認出来れば、OKです。

Mute.ioのプロトコルに流動性提供を行う方法

Mute.ioの「プール」を選択

Mute.ioのDappのメニューバーから、「Pool」を選択します。

流動性を提供したい通貨ペアの、プールを選択

流動性を提供したい通貨ペアを選び、「Manage」のボタンをクリックします。

流動性ペアの詳細を設定

Mute.io等のDeFiプロトコルに流動性を提供するにあたっては、原則として、

  • 2種類のトークンを「ペア」にして拠出し、
  • それぞれのトークン銘柄の、「単価×枚数」は、等価となるように

設定する必要があります。

諸々の設定が済んだら「Approve」のバナーをクリックし、コネクトに使用しているソフトウェア・ウォレットにて、各トランザクションを承認します。

流動性提供の完了

このような画面が表示されれば、Mute.ioのプロトコルへの流動性提供は完了です。

ブロックチェーン・エクスプローラで確認すると、LPトークンが付与されている

zkSync Eraのブロックチェーン・エクスプローラで自身のウォレットアドレスを検索すると、このように、拠出した流動性に関して、LPトークンが付与されていることが分かります。

Mute.io概要・公式サイト等

公式サイト
https://mute.io/
Twitterアカウント
https://twitter.com/mute_io
ディスコード
https://discord.com/invite/muteio
テレグラム
https://t.me/mute_io
wiki
https://wiki.mute.io/mute/mute.io-overview/master
DeFi Llama
https://defillama.com/protocol/mute.io
MUTEトークン・チャート(コインマーケットキャップ)
https://coinmarketcap.com/ja/currencies/mute/

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