国際分散投資型ソーシャルレンディング大手【クラウドクレジット】の運用資産残高が100億円を突破したそうです。

寄稿者紹介

個人投資家Y.K氏。
2018年初旬からソーシャルレンディング投資を始め、約1年ほどが経過。
合計20社以上のソーシャルレンディング事業者に投資口座を開設し、累計投資額は400万円以上。
30代男性会社員・首都圏在住。

クラウドクレジットからのプレスリリースがこちら。


引用元:https://crowdcredit.jp/info/detail/254

※リリースの全文は、こちら(https://crowdcredit.jp/info/detail/254)からご確認下さい。

特に2018年に入ってから、月次の出資額、累計出資額、運用資産残高、全ての数値において、一気に伸ばしてきましたね。
投資家登録数も順調に伸びているようですので、
この後の成長が楽しみです。

直近の運用状況も確認してみましょう。

と、その前に、まずは私のクラウドクレジットへの出資状況のスクリーンショットを載せておきます。


引用元:https://crowdcredit.jp/mypage/investmentrecord/inoperation

本記事執筆本日現在、クラウドクレジットについては、全部で9ファンドに出資中ですが、
そのうち7つが、「東欧金融事業者支援ファンド」です。

それでは、直近現在、
私も多めの出資をさせて頂いている、「東欧金融事業者支援ファンド」については、目下、どのような運用状況でしょうか。
こちらから確認できます。


引用元:https://crowdcredit.jp/operation/entry/285/2

予測時点は2018年7月末ですから、若干の時差はありますし、
出資している7つの東欧金融事業者支援ファンドのうち2つについては、為替ヘッジ無タイプのファンドに出資していますから、
まだまだ、流動的な部分はありますが、
一応(少なくとも現地通貨建てでは)堅調な運用が進んでいるようですので、一安心。

せっかくですので、最新の満期時レポートも確認してみます。


引用元:https://crowdcredit.jp/operation/index/6

↑8月7日付けで、東欧金融事業者支援ファンドシリーズについて、いくつか満期レポートが出ていますね。
いずれも、私が出資しているファンドとは、別号となりますが、
たとえば、こちらの44号。


引用元:https://crowdcredit.jp/operation/index/6

資金募集時のファンド詳細情報を確認してみると、


引用元:https://crowdcredit.jp/fund/detail/342

この借り手企業さん、
私が出資している、別号の「東欧金融事業者支援ファンド」のボロワー(資金借り手)と、同一ですね。
ボロワーが同じである以上、
たとえ号数は違っても、満期レポートを確認しておけば、多少の直近概況などが読み取れます。

というわけで、44号の満期レポートを確認してみます。


引用元:https://crowdcredit.jp/img/blog/upload/upload_1533629204.

いくつかキーとなるポイントをピックアップしますと、

===運用終了時の状況===
予定グループ会社返済利息額 : EUR 7,328.96
実現グループ会社返済利息額 : EUR 7,328.96
運用目標達成率 : 100.0%
引用元:https://crowdcredit.jp/img/blog/upload/upload_1533629204.

↑現地通貨建てでの運用は、ばっちりですね。
とりあえず、当該ボロワーさんについては、しっかり元利金返済を行ってくれているようです。

ファンドとしての最終損益を見てみましょうか。

適用直物 EURJPY レート : 129.76
円貨換算出資者返済原資 : JPY 20,222,719.-
ファンドの実現利回り : -2.9% (期間:2018 年 1 月 22 日~2018 年 7 月 31 日)

引用元:https://crowdcredit.jp/img/blog/upload/upload_1533629204.

ありゃりゃ、実現ベースでマイナスになっちゃってますね。どうしたんでしょうか。
…そうです。為替です。

===運用開始時の状況===
グループ会社貸付実行日 : 2018 年 1 月 22 日
グループ会社貸付金額 : EUR 148,351.28
適用直物 EURJPY レート : 135.62

引用元:https://crowdcredit.jp/img/blog/upload/upload_1533629204.

↑このように、運用開始時点では1ユーロ135円強であったところ、
運用終了時には、「適用直物 EURJPY レート : 129.76」まで、ユーロ安(=円高)が進行してしまいました。

もともとの貸付額は「グループ会社貸付金額 : EUR 148,351.28」だったところ、最終的には(ユーロ建てでは)「出資者返済原資 : EUR 155,847.10 」まで伸びたんですけどね。(※上記満期レポートより参照)
さすがにこれだけ急激な円高ユーロ安(1ユーロ135.62円→1ユーロ129.76円)は、痛かった、ということでしょう。

★このように、ファンドの最終成績に、為替が与える影響は、時に絶大です。(※逆に、現地通貨建てではほとんど利息の付いていないファンドが、為替の好影響で、ものすごい高リターンをたたき出す、という事も、あります)
為替差益となるか、為替差損となるか。まさに”諸刃の剣”というところですが、私個人としては、クラウドクレジットのファンドに出資するときは、(あまりドキドキしたくないタイプの性格なので)極力、「為替ヘッジ付」のファンドへと優先出資するようにしています。
現に、7つの号に分けて出資している、東欧金融事業者支援ファンドについても、
7つのファンドのうち5つ分は、為替ヘッジ付、のファンドを選ばせてもらっています。
ご参考までにて。

…と、いささか脱線致しましたが、
いずれにせよ、「東欧金融事業者支援ファンド」全体としては、(主に、ボロワーさんの運営状況として)至極堅調に推移しているようで、
安心しました。

クラウドクレジットには、今後も継続出資予定です。

わたしは現在、23社のソーシャルレンディング事業者に、資金を分散投資していますが、
クラウドクレジットは、中でも、私が多くの資金を投資させて頂いている事業者のひとつです。

こうしてお読みいただくと、一目瞭然だと思いますが、クラウドクレジットの場合、投資家向けにオンライン公開されている情報が、結構しっかり充実しています。
だから、各ファンドへの出資是非の判断も、あてずっぽうではなく、きちんと過去ファンド実績などを確認して、行うことが出来るわけです。

ちなみに、本記事でも触れた、「為替ヘッジ有無」については、
こんな感じで、各ファンドの詳細に、しっかりと記載されてますから、出資判断の際は、参考にしてみて下さいね。


引用元:https://crowdcredit.jp/fund/

なお、本記事をお読みになり、
「クラウドクレジット、とりあえず口座だけでも開いておくかな」とお考えになった読者様は、
こちらの公式ページからどうぞ。

【クラウドクレジット】(公式)

クラウドクレジットの投資口座開設方法については、
本ブログにて、一応別記事で、スクリーンショット付きで解説しています。
必要に応じ、御覧下さい。

[blogcard url=”https://social-lending.online/sl-companies/crowd-credit/kouzakaisetu-cc/”]

それでは、本記事はここまで。
また次回の記事にて、お会い致しましょう。

追伸:
ソーシャルレンディング事業者としての規模や、ファンド平均利回り、ソーシャルレンディング投資初心者へのおすすめ度等、複数の角度から、国内有力ソーシャルレンディング事業者をランキングした、こちらの過去記事も、是非ご覧になってみてください。

【ソーシャルレンディング事業者ランキング保存版】案件利回り・投資対象国分散・不動産担保設定状況・出資時利便性。異なる複数の視座から、国内人気ソーシャルレンディング事業者を徹底ランキング。


本寄稿内容は、寄稿者の個人的な見解・体験・意見であり、その内容は、当ラボの公式見解と異なる場合があります。
また、本記事は、読者様への情報提供を目的としたものであり、特定の投資商品(ファンド等含む)への投資勧誘を目的としたものではありません。
個別のソーシャルレンディング事業者における投資口座開設や、実際の投資是非に係るご判断につきましては、必ず、読者様ご自身にて、為さって頂きますよう、お願い致します。

Author Info

fill.media
fill.mediaの公式サイト。ソーシャルレンディング業界ニュースや、国内の各ソーシャルレンディング事業者に関する最新情報等、様々な投資関連情報を提供している。
公開済記事コンテンツは1,200件超、登録読者に向け無料にて発信しているニュース・メールの累計配信数は、8,000通を突破している。

メディア掲載歴(一部・順不同)
・朝日新聞デジタル&m
・財経新聞
・SankeiBiz
・RBBTODAY
・楽天Infoseekニュース
・excite.ニュース
・BIGLOBEニュース
・@nifty ビジネス
・Mapionニュース
・NewsPicks
・ビズハック
・MONEY ZONE
・Resemom
・SANSPO.COM
・Trend Times
・zakzak
・とれまがニュース
・徳島新聞