SBIソーシャルレンディングの「SBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlus 15号」に投資申込を完了致しました。

寄稿者紹介

個人投資家Y.K氏。
2018年初旬からソーシャルレンディング投資を始め、約1年ほどが経過。
合計20社以上のソーシャルレンディング事業者に投資口座を開設し、累計投資額は400万円以上。
30代男性会社員・首都圏在住。

投資申し込み完了のエビデンス

SBIソーシャルレンディングのマイページ、「投資登録一覧」から抜粋がこちら。

SBIソーシャルレンディング01

本ファンドの概要

同社のホームページ(https://www.sbi-sociallending.jp/pages/clop15_fund)から確認した、本ファンドの詳細情報としては、下記の通りです。

本ファンドのスキーム図

SBIソーシャルレンディング02
引用元:https://www.sbi-sociallending.jp/pages/clop15_fund

資金の借り手

下記のように記載があります。

  • 本借入人は、SBIソーシャルレンディングが常時募集している、「SBISL不動産担保ローン事業者ファンド」(https://www.sbi-sociallending.jp/pages/clofund)の借り手と、同一。
  • 東京都内で貸金業登録を行い、不動産を担保とした貸付事業を行っている企業。
  • 主に一都三県を中心とし、法人・個人事業主・個人(以下、まとめて「第三債務者」といいます。)を対象として、不動産に抵当権を設定したうえで、担保不動産の評価額の70%を上限とした金額を貸し付ける事業を行っている。
  • また、同社は、資本金5千万円以上の企業であり、
  • かつ、直近6年間の累積貸倒れ件数2件以内かつ、2千万円以内であり、
  • かつ、利息制限法改正に伴う過払金の発生は無く、
  • かつ、貸金業の業歴を7年以上持つ事業者である、とのこと。

上述の、SBIソーシャルレンディングの常時募集ファンドである「SBISL不動産担保ローン事業者ファンド」については、わたしも投資をしています。
※投資申込の際の詳細記事はこちら。

【図解版】SBIソーシャルレンディングのSBISL不動産担保ローン事業者ファンドへと出資申込しました。

借り手の提供する担保不動産の評価額の70%までの金額しか、貸し付けない、という同社の融資姿勢(慎重な姿勢)については、
以前の記事でも取り上げました通り、個人的に安心感を抱いており、そのため今回も、ごく自然に投資を決断することができました。

貸付資金の総額

5億円とのこと。

借り手の資金使途

借り手企業としては、SBIソーシャルレンディングから借り入れた資金を元手に、第三債務者へと資金融資を行う予定、とのこと。

貸付・運用の期間

約12ヶ月(2018年4月下旬又は5月中旬~2019年4月末日)とのこと。

設定担保

SBIソーシャルレンディングとしては、借り手企業が第三債務者(最終債務者)に対して有している、抵当権付きの貸付金債権に対し、質権を設定する、とのこと。

※質権と抵当権の違い、など、担保にまつわる詳細については、こちらの記事も是非御覧ください。

これから、「担保」の話をしよう。ソーシャルレンディング投資に欠かせない担保の知識総まとめ

返済原資

借り手企業は、第三債務者(借り手企業から資金を借りる債務者)から受け取る元利金を原資にして、SBIソーシャルレンディングへの返済を行う、とのこと。

わたしたち個人投資家の期待利回り

6.5%とのこと。
SBIソーシャルレンディングの常時募集ファンド「SBISL不動産担保ローン事業者ファンド」では、利回りは3.2 ~ 4.7%となっていますから、
それと比べますと、高利回りと言えます。

本ファンドにわたしが投資申し込みを行った理由

主に下記のように判断したうえで、本ファンドへと投資申込をさせて頂く事といたしました。

資金借り手企業の融資姿勢への安心感

「SBISL不動産担保ローン事業者ファンド」への投資申込完了時の記事でも触れましたが、
本ファンドから資金を借りる貸金業事業者は、

  • 融資の際、必ず不動産担保を取り、
  • かつ、当該不動産の評価額の7割までしか、貸さない。

という融資姿勢を取っているとのこと。
わたしの知る限り、評価額の7割までしか貸さない、というと、”担保設定がごく厳格な銀行並み”の融資姿勢と言えます。

このため、前述の「SBISL不動産担保ローン事業者ファンド」と同様、投資をさせてもらう立場としては、
かなりの安心感のあるファンドだ、と判断しました。

これだけ厳格な担保設定で、利回り6.5%はバリュー。

他のソーシャルレンディング事業者を見渡してみても、
不動産に抵当権を設定するファンドの場合、利回りは5%前後くらいが相場です。
担保設定に更なる安心感を求めれば、当然、利回りはその分、下がりがちです。
実際、SBIソーシャルレンディングの常時募集ファンドである「SBISL不動産担保ローン事業者ファンド」も、利回りは3.2 ~ 4.7%。

それに対して、今回の「Plus」ファンドの場合は、
利回り6.5%ですから、
見逃し難い好機である、と判断いたしました。

まとめ

おもに上記のように検討・判断をし、
今回、SBIソーシャルレンディングの「SBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlus 15号」へと、投資申込をさせていただきました。

本記事の内容は、いずれも、わたしのごく個人的な見解にすぎませんが、
その限りにおいて、少しでも、読者の皆様のお力となれたのであれば、嬉しい限りです。

それでは、本記事はここまで。
また次回の記事にて、お会い致しましょう!

追伸:
ソーシャルレンディング各社をランキング形式で分析したこちらの過去記事もおすすめです。是非、ご覧になってみてください。

大手ソーシャルレンディング事業者を、ブログ筆者が徹底ランキング。ファンド利回り&投資対象国分散度&不動産担保メリット、ユーザー数や資本金額規模等、様々なアングルから人気ソーシャルレンディング事業者を厳選ランキング。


本寄稿内容は、寄稿者の個人的な見解・体験・意見であり、その内容は、当ラボの公式見解と異なる場合があります。
また、本記事は、読者様への情報提供を目的としたものであり、特定の投資商品(ファンド等含む)への投資勧誘を目的としたものではありません。
個別のソーシャルレンディング事業者における投資口座開設や、実際の投資是非に係るご判断につきましては、必ず、読者様ご自身にて、為さって頂きますよう、お願い致します。

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