OwnersBookの新ソーシャルレンディングファンドが、申込人数168名、総額5,000万円を集め満額成立



満額の資金を集め募集終了した、OwnersBookの「品川区マンション素地第1号ファンド第1回」。
引用元:OwnersBook

東証マザーズ上場、ロードスターキャピタル株式会社(東京都中央区銀座。代表取締役社長 岩野 達志氏)の運営するソーシャルレンディング・サービス、OwnersBook(オーナーズブック)において、7月26日に公開され、資金募集が開始された新ファンド「品川区マンション素地第1号ファンド第1回」が、総勢168名の投資家から、合計5,000万円の投資資金を集め、満額成立した。

本案件は、東京都品川区南品川に所在するマンション素地に、第一順位抵当権を設定し、同不動産を所有する不動産事業者に資金融資を行う、とされるもの。投資家向けの期待利回り(年利換算)は5.0パーセントとされ、投資の実行予定日は7月31日。ファンドの償還予定日は、約1年半後の2021年1月20日とされている。

担保権が設定される不動産の評価額は6,820万円と査定、融資額とのバランスを示すLTV値(※)は約73パーセントとされる。

なお、投資募集開始時のサイト混雑緩和のため、本ファンドの投資募集開始時刻については、非公開とされた。


参考:
品川区マンション素地第1号ファンド第1回|OwnersBook


※LTVとは

”Loan To Value”の略。担保権が設定される「担保物」の評価額に対する、貸付総額の割合を示す。
例えば、評価額1億円の不動産に第一順位抵当権を設定し、8,000万円の融資を行う場合、LTV値は、
8,000万円/1億円=80パーセントとして算出される。

一般的に言って、債権者(貸し手)の立場から見れば、LTV値の低い貸付案件のほうが、融資の安全性は高いものと評価され得る。
評価額1億円の不動産に第一順位抵当権を設定し、9,000万円の融資を行う場合、LTV値は90パーセントとなるが、債権者が担保権を行使し当該不動産を市場にて換価する際、10パーセントを上回る値下げを行えば、債権回収率が100パーセントを下回ることとなる。
これに対し、同じ評価額1億円の不動産に第一順位抵当権を設定しながらも、融資額を5,000万円に留める場合、LTV値は50パーセントとなり、債権者としては、担保権を行使した債権回収プロセスにおいて、当該不動産を市場にて売却するに際し、担保評価額の半額までのディスカウントを行ったとしてもなお、理論上は、満額の債権回収を図ることが可能となる。

なお、金融業界用語としては、「(担保)掛け目」と同様の意味合いを持つ。

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