寄稿者紹介

個人投資家Y.K氏。
2018年初旬からソーシャルレンディング投資をスタート。
合計20社以上のソーシャルレンディング事業者に投資口座を開設し、累計投資額は400万円以上。
30代男性会社員・首都圏在住。

まず、せっかちな方のために、

  • 国内20社以上のソーシャルレンディング業者に分散投資し、
  • 出資済ファンド数は累積70本以上、
  • 累積投資額は400万円を突破、

そんな私が選ぶ、おすすめのソーシャルレンディング業者、ならびにクラウドファンディング業者を数社、先に公開しておきます。
下記の通りです。
※リンク先はそれぞれのソーシャルレンディング・クラウドファンディング業者の公式ページです。

  1. オルタナバンク(公式)
    貸付型(ソーシャルレンディング)ファンドの元本償還実績100%(※2022年9月現在)。第一種金融商品取引業者(証券会社)が直接運営。
  2. クラウドバンク(公式)
    累計応募総額は、1,648億円強(2022年1月時点)。融資元本回収率100パーセント(=貸し倒れなし)。実績平均利回り6.80パーセント。
  3. AGクラウドファンディング(公式)
    東証プライム上場の「アイフル株式会社」の子会社がサービス運営。グループ全体では、50年間以上にも及ぶ貸金業の経験有。これまでに募集された全てのファンドで、借り手は、運営会社親会社にあたるアイフル株式会社(東証プライム)。
  4. COZUCHI(旧:WARASHIBE)(公式)
    東京都内・首都圏の不動産に対して、1口最低1万円から分散投資可能。運営会社による共同・劣後出資により、投資家の優先出資元本を保護する「優先劣後スキーム」採用済。
  5. FUELオンラインファンド(公式)
    マスターリース稼働率98.6パーセント、物流施設・商業施設管理面積約470万平方メートルの実績を有するCREグループ(東証一部上場)の物流施設ファンド等へと、1口1万円から投資可。
  6. FUNDROP(公式)
    アパートやマンション等の居住用物件に特化した不動産クラウドファンディング・サービス。ファンド運用期間は3ヶ月・半年・12ヶ月と様々で選びやすい。
  7. BATSUNAGU(公式)
    「場」と「人」がつながる場をつくるファンド。1口1万円から、オフィスビル・レジデンス・商業施設、古民家再生など、様々なプロジェクトに投資できる。
  8. Funds(ファンズ)(公式)
    日本国内の上場企業へと融資するファンドに、最低1円から投資可。これまでの融資先には、メルカリ(東証マザーズ)やアイフル(東証プライム)、タカラレーベン(東証一部)など、有名・有力企業が多数。
  9. FUNDINNO(ファンディーノ)(公式)
    日本初の株式投資型クラウドファンディング。未上場ベンチャー企業に対し小口オンライン投資が出来る。
  10. property+(プロパティプラス)(公式)
    東証プライム市場上場の飯田グループホールディングス傘下企業が運営する不動産クラウドファンディング。1口1万円から少額投資可。
  11. OwnersBook(公式)
    東証マザーズ上場企業(監査法人は、国内4大監査法人のひとつ、トーマツ)の100パーセント子会社が運営。全てのソーシャルレンディング案件が、国内不動産担保付き。

上述致しました通り、私はこれまで、20社以上のソーシャルレンディング業者(融資型クラウドファンディング業者)を使用してきましたが、
そんな私が、本日の時点で、ある程度の自信・確信をもっておすすめ出来るソーシャルレンディング業者、ならびに、クラウドファンディング業者は、実際、上記した事業者だけです。
個人的には、上記の事業者以外については、私個人として、これ以上追加投資を行う考えはありません。

※他のソーシャルレンディング会社やクラウドファンディング・サービス運営会社を悪く言うつもりは毛頭ありませんが、各社の近況や、業界趨勢等を鑑みる限り、
私個人としては、上記の事業者以外のソーシャルレンディング・クラウドファンディング会社を、ひと様におすすめすることは、良心に照らし、正直、出来かねます。

「OK!それでは、そこから始めるわ!」
という方は、ひとまず、上記した数社からソーシャルレンディング・クラウドファンディング投資をスタートして頂ければいいと思いますし、
「なんでこの事業者がおすすめなんだろう?」と、詳しくお知りになりたい方は、
下記の本記事をご覧になって頂ければ、と思います。

まさにソーシャルレンディング戦国時代。

よくいえば、群雄割拠、とでも言いましょうか…。
ソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)や、投資型クラウドファンディングを事業として取り扱う業者、本当に、増えました。
なんだかどこかで聞いたことのあるような業者の名前もあるし、
はたまた、初めて目にする名前もあるし。

たくさんあるソーシャルレンディング業者や、投資型クラウドファンディング事業者のうち、どこから、口座開設をするか。
結局、どの業者が、結局おすすめなのか。

実際、私も、最初は結構、悩みました。
よくわからん業者に口座を開いて、なんか騙されるようなことになっても嫌だし、
一応、大切な個人情報を提供するわけですから、
ちゃんとした業者であってほしいし。

でも、各業者に関する情報は基本的にネットだけ。
あーどうしたらいいんだーと。
その気持ち、よくわかります。

ソーシャルレンディング業者選びは慎重に。

ましてや、2018年7月には、
大手ソーシャルレンディング業者、「maneo」に対し、虚偽表示、及び管理上の不行き届きがあったとして、関東財務局から、業務改善命令が出される、というニュースもありました。

さらに、2018年12月初旬には、
他のソーシャルレンディング事業者と比し、高利回りなファンド設計で話題を呼んでいた「トラストレンディング」の運営会社、エーアイトラスト株式会社に対し、
同じく関東財務局から、「ファンドに虚偽の表示があった」、として、業務停止命令を含む、厳しい行政処分が課される、という出来事が発生。

そして、2019年1月には、
「ファンド内容に虚偽記載があり、損害を被った」として、
40名を超える投資家の方々が、ソーシャルレンディング事業者「ラッキーバンク・インベストメント社」を提訴する、という事態も起こりました。
※同社は、2018年3月に、行政処分を受けています。

時勢や、規制緩和の流れに乗り、
引き続き、急拡大を続ける、ソーシャルレンディング市場ではありますが、
「数あるソーシャルレンディング業者の中で、どのソーシャルレンディング業者と付き合っていくのか」
「いろいろなクラウドファンディング業者があるが、そのうち、どこのクラウドファンディング・サービスを、投資先として活用していくのか」

という点において、
わたしたち個人投資家に、今まで以上に、厳しい選球眼が求められていることは、明らかです。

高い金利や、表面的な業界シェアだけにとらわれるのではなく、
情報開示姿勢や、コンプライアンスに係る取り組み、社内の管理態勢の充実度など、
様々な視点で、各ソーシャルレンディング業者・クラウドファンディングサービサーを評価したうえで、
”付き合うべきソーシャルレンディング業者”、”パートナーとすべきクラウドファンディング事業者”を、慎重に、選び抜く必要があります。

私の実際の投資歴にもとづく、ソーシャルレンディングのおすすめ業者は、こちらです。

私はこれまで、日本国内20社以上のソーシャルレンディング業者に、資金を分散投資してきました。
その中で、たくさんのソーシャルレンディング業者と付き合ってきたわけですが、
その経験を踏まえて、本当の意味でおすすめできるソーシャルレンディング業者、というのは、良くも悪くも、限られてしまうものです。

本記事においては、これまで多数のソーシャルレンディング会社に実際に口座開設をし、自己資金を用いて投資をしてきた私が考える、
おすすめのソーシャルレンディング業者、そして、クラウドファンディング・サービサーを、数社、ご紹介をさせて頂きます。

おすすめソーシャルレンディング業者【オルタナバンク】

証券会社(第一種金融商品取引業者)運営のソーシャルレンディングとして知られる、オルタナバンク

公式サイト オルタナバンク
運営会社 SAMURAI証券株式会社
運営会社資本金 240,090,016円(2022年2月)
運営会社所在地 東京都港区赤坂二丁目17番46号 グローヴ 4階
運営会社役員等構成 代表取締役 山口慶一
取締役 神保涼平
取締役 秋山和美
監査役 川中浩平
運営会社設立 2002年2月
上場/非上場 非上場。ただし、運営会社の旧親会社にあたるNexus Bank 株式会社は、ジャスダック上場。
金融商品取引業登録 第一種・第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第36号
借り手匿名化解除 匿名化解除済。借り手に関する具体的な情報が開示されている。
ファンドの予想利回り 3パーセント~8パーセント(※公式HPより引用)
1口あたりの最低投資額 1万円


上掲情報引用元:オルタナバンク

クラウドバンク等と同じく、第一種金融商品取引業者によって運営されている、という点に、特徴があります。

また、SAMURAI証券株式会社の、旧100パーセント親会社(※2021年6月に株式譲渡済)にあたる、Nexus Bank 株式会社は、ジャスダック市場の上場企業です(証券コード:4764)。
そんな旧親会社のネットワークを生かし、国内保証事業大手「株式会社日本保証」が、借り手の債務返済を保証するタイプのファンド商品を公開するなど(※株式会社日本保証は、現Nexus Bank 株式会社と業務提携を締結しています)、他のソーシャルレンディング事業者には類を見ない、個性的な取り組みが注目を集めています。

無論、借り手情報の開示(匿名化解除)にも積極的に対応しており、各投資家はオンライン上で、ファンドの具体的な借り手企業情報を確認することが可能です。

最近公開されたファンドの一例としては、下記の通り。

  • SAF不動産ローンファンド16号
    募集上限金額:2,200万円(満額成立)
    目標利回り:年率8パーセント
    運用期間:約17ヶ月
  • Jトラスト保証付き SAF-Jトラストグループ ビジネスローンファンド1号(円建て)
    募集上限金額:5,000万円(満額成立)
    目標利回り:年率5パーセント
    運用期間:12ヶ月
  • 日本保証 保証付き SAFさくらビジネスローンファンド1号
    募集上限金額:5,000万円(満額成立)
    目標利回り:年率4パーセント
    運用期間:約11ヶ月

オルタナバンク(公式サイト)

ソーシャルレンディングおすすめ業者【クラウドバンク】

おすすめのソーシャルレンディング事業者、続いてご紹介するのは、クラウドバンクです。

累計応募金額は、1,648億円を突破。
2021年3月末までの1年間に運用終了したファンド実績値から算出した、実績平均利回りは、6.80パーセント(年率)。
さらに、2021年12月時点での融資元本の回収率は、100パーセント(=貸し倒れ無し)と、国内ソーシャルレンディング業界有数の実績を誇ります。

また、同サービスの場合、一般的なソーシャルレンディング・サービスとは異なり、第二種金融商品取引業よりも、純資産額要件や自己資本規制、主要株主規制、最低資本金額等の各種要件において、厳しい基準を求められる、「第一種」金融商品取引業の登録事業者(日本クラウド証券株式会社)によって運営されているという点も、わたしたち個人投資家目線からすれば、重要なポイントとなります。

2019年6月には、女優の成海璃子さん、2020年6月には、俳優の荒川良々さん、そして、2021年6月からは、モデル・女優として人気のトリンドル玲奈さんを起用したCMを公開。
テレビ東京の人気経済番組「Newsモーニングサテライト」「未来世紀ジパング」の番組スポンサーを務めるなど、国内ソーシャルレンディング投資家から、大きな注目を集めている事業者の一つと言えます。

実際の投資是非に関わらず、ひとまず、投資家登録だけでも済ませておくかな、という方は、こちらの同社公式ページから手続きが可能です。

クラウドバンク(公式サイト)

なお、同社の投資家登録手続きは、他の事業者の場合と同様、至極シンプルではありますが、ご不安な方は、こちらの詳説記事もご参照下さい。

【図説】クラウドバンク(Crowd Bank)ソーシャルレンディング投資口座開設方法まとめ

ソーシャルレンディングのおすすめ業者【AGクラウドファンディング】

続いてご紹介するソーシャルレンディング事業者は、AGクラウドファンディングです。

AGクラウドファンディング

引用元:AGクラウドファンディング

東証プライム上場企業であるアイフル株式会社の、子会社にあたる、AGクラウドファンディング株式会社がサービス運営。
グループ全体では、過去50年間以上にも渡る、長い貸金業経験を有しています。
各ファンドには、最低1円から投資できるほか、
これまでに募集された全てのファンドで、借り手が、運営会社の親会社「アイフル株式会社」に設定されている、という特徴があります。


AGクラウドファンディング(公式サイト)

おすすめの不動産クラウドファンディング事業者【COZUCHI・コズチ】(旧:WARASHIBE・わらしべ)

主に首都圏・東京都内の不動産を投資対象とするファンドに、1口最低1万円程度の少額から分散投資・出資を行える、不動産クラウドファンディング・サービス、COZUCHI(旧:WARASHIBE)

おすすめの不動産クラウドファンディング事業者【COZUCHI・コズチ】(旧:WARASHIBE・わらしべ)

画像引用元:COZUCHI(コズチ)

1本の藁(わら)から物々交換を開始し、最終的には長者となった「わらしべ長者」からネーミングした、WARASHIBE(わらしべ)という旧サービス名のほうが、馴染みがある、という人もいるかもしれません。
サービス運営会社が選定した物件を、運営会社と共同所有(運営会社が同一プロジェクトに共同・劣後出資)し、投資対象不動産が生み出す賃料収入(インカムゲイン)、及び、売却益(キャピタルゲイン)から配当を得る、「不動産クラウドファンディング」という仕組みを提供しているサービサーです。
国内には、様々な不動産クラウドファンディング・サービスがありますが、COZUCHI(コズチ)が特徴的なのは、下記の2点。

  • 年率換算で10パーセント前後の、高い期待利回りが提示されているファンドがある:
    国内の不動産クラウドファンディング・サービスで募集されているファンドの、一般的な利回りは、年率換算で、2パーセント~5パーセント前後程度。
    こうした中で、COZUCHI(コズチ)の場合、運用期間中のインカムゲイン(物件のもたらす賃料収入)と、キャピタルゲイン(売却益)とを合わせて、年率換算で10パーセント前後程度の、極めて高い期待利回りが提示されているケースがあります。
    また、対象不動産が想定以上の良値で売却出来た場合、投資家に対する上乗せ配当が実施される場合もあります。
  • 出資の中途解約が出来る:
    ソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)と同様、不動産クラウドファンディングの場合も、出資の中途解約は、原則として、認められていません。
    しかし、COZUCHI(コズチ)の場合、所定の事務手数料(数千円程度等)を支払えば、ファンドの運用期間中に、出資を中途解約することが可能とされています。
    出資後、急な事情により、手元資金が必要となった場合でも、事務手数料を支払えば出資解約が出来る、という点は、資金流動性の観点からは、投資家にとって、大きなメリットと言えます。
  • 優先劣後スキームも採用済:
    投資対象となる不動産に、投資家だけでなく、サービス運営会社も共同出資。そしてその出資形態を、投資家の出資(優先出資)よりも配当・償還の優先順位が低い「劣後出資」とすることで、万が一、ファンドに損失が生じた場合も、一定程度までは(=劣後出資幅までは)投資家の優先出資元本が保護される、「優先劣後スキーム」が採用されています。

これまで(2022年1月現在)に、累計36本のファンドを公開しており、募集を行ったすべてのファンドで、募集額100パーセント分、満額の資金調達を完了しているほか、他の一般的な不動産クラウドファンディング・サービスと比較して、ファンドの募集頻度が高い(数週間に1本程度の頻度でファンド募集が実施されている)という特長もあります。

そんなCOZUCHI(コズチ)で直近に募集されたファンドとしては、下記のような物があります。

  • 田端 EXITファンドⅠ:
    想定利回り:12パーセント
    出資期間:3ヶ月
    募集金額:1億3,230万円
  • 品川区 五反田Ⅱ:
    想定利回り:9パーセント
    出資期間:6ヶ月
    募集金額:1億7,000万円
  • 神奈川県 武蔵新城Ⅰ:
    想定利回り:10パーセント
    出資期間:6ヶ月
    募集金額:1億3,400万円

運営会社にあたるLAETOLI株式会社(旧:株式会社SATAS。東京都港区南青山)は、1999年の創業以来、不動産証券化のコンサルティング業務を中心に、自社でも、不動産小口化商品の組成・販売を行ってきた実績があり、2014年からは、不動産特定共同事業法に基づく商品「ゆうゆう倶楽部」(最低投資額100万円・都内の中古マンションを中心に取り扱い)の運営にも従事してきた経験があります。
ホームページでは、ファンドの投資対象となる不動産の仕入れ責任者のインタビュー記事も一部公開するなど、情報公開にも積極的です。

そんなCOZUCHI(コズチ)、まずは情報収集がてら、投資家登録だけでも済ませておくか、という方は、こちらの公式サイトから手続きが可能です。

COZUCHI(コズチ)(公式)

投資家登録手続きは、勿論、無料で行うことが出来ます。

おすすめソーシャルレンディング事業者【FUELオンラインファンド】

続いてご紹介するソーシャルレンディング・サービスは、東証一部上場、CREグループが運用する物流不動産ファンド等へと投資する、FUELオンラインファンドです。



引用元:FUELオンラインファンド

「物流不動産」とは、端的に言えば、商品等を保管する大型倉庫や、その配送・流通のハブ拠点となる、物流センター等の建物をイメージすると分かりやすいでしょう。
最近では、免震・制震構造は無論のこと、屋上パネルなどによって太陽光発電機能を備えていたり、カフェテリアや託児所など、施設内で勤務する従業員の方々の働きやすさにも配慮した物件開発も進み、注目を集めています。

近年、インターネット・ショッピング市場の拡大に伴い、物流不動産へのニーズは拡大傾向にあります。
こうした時代背景を受けて、物流不動産分野は、J-REIT(上場不動産投資信託)において、オフィスビルや商業施設に次ぐ資産規模を誇る一大マーケットともなっています。

そうした中、クラウドファンディング・サービスである「FUELオンラインファンド」を通した投資先となる物流施設を管理するCREグループは、東証一部上場企業(証券コード:3458)。東京に本社を置きつつ、国内だけでなく、シンガポールやタイにも拠点を置くグローバル企業です。

物流不動産市場での実績は豊富で、物流施設・商業施設管理棟数は、2020年01月時点で、1,577棟。延床面積は、約470万平方メートルに及びます。

こうした物流不動産市場への直接的な投資は、元来、プロ投資家(機関投資家等)に限定されていましたが、FUELオンラインファンドを活用すれば、わたしたち個人投資家も、そうした物流施設案件へと、最低1万円程度の小額から、オンラインで投資することが可能となります。

これまで(2022年1月現在)に、累計12本のファンドが募集・公開されましたが、いずれも100パーセントの募集を達成(※CRE Fundingの場合)。
近日中の最新号ファンド公開に向けて、まずは口座開設だけでも済ませておこう、という方は、
こちらの公式サイトから手続きが出来ます。

FUELオンラインファンド(公式サイト)

是非、チェックしてみると良いでしょう。

なお、投資家登録&口座開設の流れについては、詳説記事があります。

【スクリーンショット付き】FUELオンラインファンド 投資家登録・口座開設方法まとめ

おすすめの不動産クラウドファンディング事業者【FUNDROP】

続いてご紹介するのは、不動産クラウドファンディング・サービス、FUNDROPです。



引用元:FUNDROP

他の一般的な不動産クラウドファンディング・サービスと同様、1口1万円程度の少額から、不動産投資を行うファンドに対して出資可。
また、投資対象となる不動産は、(2022年9月現在、)アパートやマンション、といった居住用不動産に特化しており、投資家への分配利回りを安定させるべく、居住者からの賃料収入(インカム・ゲイン)に関して、マスターリース契約(≒賃料保証)が付帯している、という特長もあります(※ただし、各ファンドによって異なる可能性がありますので、出資前には必ず各ファンド詳細をご確認下さい)。

ファンドに対して、運営会社も共同出資(=セイムボート出資)する、不動産クラウドファンディングならではの「優先劣後スキーム」も採用済。
2022年9月までに募集した全てのファンドが、募集額100%分、満額の申込を獲得している、という実績もあります。

ファンドの運用期間は、

  • 3カ月
  • 半年
  • 1年間

と、長短様々で、投資家ごとのリスク性向に応じて、出資是非の判断を行いやすい、という点もメリットです。

オンラインによる本人確認(eKYC)システムを導入済なので、投資家登録は最短5分で完了。
興味のある方は、ひとまず投資家登録・情報収集だけでも進めてみると良いでしょう。


FUNDROP(公式サイト)

クラウドファンディング投資おすすめ業者【BATSUNAGU】

続いてご紹介する不動産クラウドファンディング事業者は、BATSUNAGUです。



引用元:BATSUNAGU

最低投資額は、1口1万円から。

  • オフィスビル
  • レジデンス
  • 商業施設等の、

いわゆる、一般的な不動産アセットのみならず、
古民家再生など、多様な地域や特徴のアセットのセットアップも行なっており、多様な商品ラインナップから投資対象を選択できる、という特徴があります。

不動産クラウドファンディング・サービスの運営にあたるのは、空き家・古民家活用、地方創生事業を展開する、株式会社リムズキャピタル。
なお、2022年5月公開の同社プレスリリースによれば、地方創生・古民家再生と小規模不動産特定共同事業を掛け合わせた不動産投資型クラウドファンディングサービス「BATSUNAGU」への相談件数は、2021年7月のサービス運用開始月と比較し、300%増となっているそうです。


BATSUNAGU(公式サイト)

ソーシャルレンディングおすすめ業者【Funds(ファンズ)】

続いて、私が個人的に、新たな主力投資先候補のひとつとして、強く注目しているのが、長きに渡りソーシャルレンディング関連情報を発信してきたクラウドポート社(現:ファンズ株式会社)が、2019年からローンチした新サービス、Funds(ファンズ)です。


引用元:Funds(ファンズ)

Funds(ファンズ)の最大の特徴のひとつが、最低「1円」から投資できること。
他のソーシャルレンディング事業者の場合、いくら「少額投資」が可能、といっても、最低1万円から、というところが一般的ですが、
Funds(ファンズ)に限っては、文字通り「お財布の中の小銭」から、投資が出来てしまう、ということです。

さらに、Funds(ファンズ)の場合、
ファンド組成を許されるのは、

  • 上場企業
  • 監査法人による監査を受けている会社
  • VC(ベンチャーキャピタル)等から出資・投資を受けており、成長を期待されているスタートアップ企業

等、Funds(ファンズ)運営会社(クラウドポート社)の審査をクリアした企業のみに限定されています。

2019年初旬から、投資口座開設受付を開始したばかりのサービスですが、ローンチ当初から、古参のソーシャルレンデイング投資家を中心に、高い盛り上がりを見せ、私も早速、個人的に、口座開設も済ませました。
その後、本日(2022年1月)に至るまでの間に公開された155件の公開済ファンドは、延べ152億円以上の資金を集め、かつ、運用終了した55ファンドの全てが、分配遅延発生ゼロ、正常償還率100パーセント、という実績を継続的に積み上げて来ています。

次回以降のファンドオープンに向け、とりあえず、投資口座開設(無料)だけでも済ませておくかな、という方は、こちらの公式ページから手続き可能です。

Funds(公式サイト)

口座開設の流れについては、スクリーンショット付きで詳説されていますので、
初めての操作で不安な方は、あらかじめご参照下さい。

Funds(ファンズ)投資口座開設・投資家登録方法図説

おすすめクラウドファンディング・サービサー【FUNDINNO(ファンディーノ)】

次にご紹介させて頂くのは、国内の株式投資型クラウドファンディング業界最大手、FUNDINNO(ファンディーノ)です。

おすすめクラウドファンディング・サービサー3【FUNDINNO(ファンディーノ)】

引用元:FUNDINNO(ファンディーノ)

FUNDINNO(ファンディーノ)は、2016年11月、日本では初めて、「第一種少額電子募集取扱業者」として登録承認を受けた、株式会社日本クラウドキャピタル(東京都品川区東五反田5-25-18)が運営している、国内最初の、株式投資型クラウドファンディング・サービスです。

既に、アメリカなどの金融先進国の個人投資家の間では一般化しつつある、”非上場企業向け投資”、いわゆる、ベンチャー投資ですが、
従来、日本では、未上場のベンチャー企業へと投資する機会は、一部の投資家(機関投資家・ベンチャーキャピタル等)に限られており、
一般個人投資家が、非上場企業へと直接投資する機会は、極めて限定的なもの(創業者の直接的な知人である、等)となっていました。

そうしたなか、日本クラウドキャピタル社が、日本で初めて、株式投資型クラウドファンディング・サービスとして、FUNDINNOの運営を始めたことによって、
日本でもようやく、インターネットを通して、わたしたち一般個人投資家が、ベンチャー企業向け投資(エンジェル投資)を行うことが可能となったわけです。

株式投資型クラウドファンディングの最大の魅力は、投資先の非上場企業が、「エグジット」(国内証券市場への上場によって、株式を公開することや、M&Aを通して、第三者企業に買収されること)を果たした場合、投資家に、一般的な上場企業株式投資と比べて、極めて大きなリターンが期待される点です。

また、FUNDINNO(ファンディーノ)を経由して投資した場合、各投資家は、投資先企業の業績や、事業の進捗状況に関する情報を、定期的に受け取ることが可能となるほか、
投資先企業が株式を発行し、株主優待を設定している場合は、商品購入の割引特典や、投資先企業の運営施設の入会費・年会費・月会費の無料化などの株主優待を受けることも可能となります。

FUNDINNO上に掲載されている案件は、いずれも複数の公認会計士等による審査を経たものとされており、
サービス開始来、累計での成約額は、既に73億円を突破しているほか、成約件数は226件に達しています。
投資家登録数も8万8千人強に達しており、最短では、投資応募受付開始以降、わずか2分弱で目標達成した案件も発生しているなど、
国内の多数の個人投資家から、大きな関心を寄せられていることが分かります。

新たな投資スタイルとして、早くも投資家の熱視線を集めつつある、株式投資型クラウドファンディング。
まずは情報収集がてら、国内の株式投資型クラウドファンディング・サービサーとして最大手にあたるFUNDINNOから、投資家登録を済ませておくことが得策でしょう。

ひとまず口座開設だけでも済ませておこうかな、という場合は、こちらの公式サイトから手続きが可能です。

FUNDINNO(ファンディーノ)(公式サイト)

是非、チェックしてみてください。

なお、FUNDINNOの投資家登録手続きは、他の事業者のケースと同様、シンプルですが、
操作がご不安な場合、こちらの詳説記事もご参照下さい。

【写真付き】FUNDINNO(ファンディーノ)投資家登録フロー解説

不動産クラウドファンディング・サービス「property+」

続いてご紹介するのは、東京証券取引所「プライム市場」上場の「飯田グループホールディングス」傘下企業にあたる、株式会社リビングコーポレーションが運営する不動産クラウドファンディング・サービス、property+(プロパティプラス)

ファンドが主に投資対象とするのは、リビングコーポレーション社が展開する投資用デザインマンション、quador及びBrancheシリーズ。
政令指定都市を中心に、全国規模で商品開発が為されている投資用マンションであり、供給実績は既に300棟以上に達している人気シリーズです。

ファンドへの最低投資額は、1口1万円から、と少額。
また、不動産特定共同事業ではお馴染みの、優先劣後スキームも採用されています。


参考:
property+(プロパティプラス)

ソーシャルレンディングおすすめ業者【OwnersBook】(オーナーズブック)

つづいておすすめさせて頂くのは、国内上場企業の100パーセント子会社が運営するソーシャルレンディング・サービスとして知られる、OwnersBook(オーナーズブック)。
日本国内の不動産関連案件にメインで投資するソーシャルレンディング事業者です。

不動産担保付きソーシャルレンディング大手、オーナーズブック

引用元:OwnersBook(オーナーズブック)

どうしても、まとまったお金が必要となりがちな、不動産投資。
これを、ソーシャルレンディングという仕組みを通して、
広く、個人投資家に開放したのが、OwnersBookである、と換言することもできます。
※本記事執筆時点では、同社の場合、各ファンドに、1万円から出資が可能です。

ファンドも、いろいろと個性があって、
投資する側としても、なんだか楽しいです。
私が実際に出資しているファンドでも、京都の「町屋」案件への投資(古い町屋を改修して、宿泊施設として展開する、という案件)や、
港区や葉山町といった一等地の、マンションへと投資する案件など、個性的です。
個人でゼロから資金を用意して…というと、なかなか敷居が高い、不動産投資の世界を、
身近に感じさせてくれます。

また、さすが、不動産投資特化型ソーシャルレンディング、というだけあって、
担保設定も非常にしっかりしている印象があります。

基本的に、担保設定(保全)に対する姿勢については、各ソーシャルレンディング業者でバラバラですし、一つのソーシャルレンディング業者の中でも、ファンドによって、細かく異なります。
企業が有する債権(工事代金債権や、売掛代金債権等)に対して、質権を設定する、というファンドもありますし、上場企業による連帯保証(人的担保、とも言います)を設定するファンドもあります。
もちろん、中には、無担保・無保証型のファンドも存在します。

そうした中、OwnersBook(オーナーズブック)に限っては、すべてのソーシャルレンディング案件において、必ず、借り手企業等の保有(ないしは、取得)する不動産物件(マンション物件や、ホテル素地、商業ビル用地など、物件タイプは様々です)に対して、抵当権の設定を行う、という特色があります。

お金を出させていただく側からすると、そのあたりはやはり、安心感に繋がります。

なお、安心感、という点でいえば、
OwnersBookの運営会社にあたるロードスターインベストメンツ株式会社の100パーセント親会社である、ロードスターキャピタル社は、東証マザーズの上場企業です。
社内の管理態勢の充実度については、既に東京証券取引所の上場審査を通過済、ということです。
加えて、4大監査法人のうちの1社であり、サントリーホールディングスや大塚ホールディングス(製薬大手、大塚製薬の持ち株会社)、ソフトバンクグループ等の監査を務めていることでも知られる監査法人、トーマツの監査を受けていることもまた、安心材料として評価できましょう。

最近OwnersBookにて募集されたファンド例としては、下記のようなものがあります。

  • 品川区商業ビル素地第1号第1回
    予定年利:4.5パーセント
    募集総額:8,300万円
    予定運用期間:25ヶ月
  • 南青山商業ビル素地第1号第1回
    予定年利:4.0パーセント
    募集総額:8億円
    予定運用期間:13ヶ月
  • 中野区新築マンション第3号ファンド第1回
    予定年利:3.7パーセント
    募集総額:1億4,600万円
    予定運用期間:18ヶ月

無論、借り手匿名化解除についても対応が進められており、実際に、情報開示について同意を得られた借り手企業については、その具体的な情報が投資家向けに開示されています。

実際に出資をする、しない、は別として、
まずはソーシャルレンディングスタートの手始めに、情報収集がてら、口座開設をしておくといいと思います。

ぱっと口座だけでも開いておくか、という方はこちらの公式ページからどうぞ。

OwnersBook(公式)

ちなみに、OwnersBookのソーシャルレンディング口座開設(投資家登録)のやり方についても、
一応、別記事にて、解説が為されています。
最初の口座開設でご不安な場合は、適宜ご参照下さい。

OwnersBook(オーナーズブック)の口座開設方法まとめ【写真付き】

おすすめのソーシャルレンディング業者紹介のまとめ

以上、私のリアルなソーシャルレンディング投資歴に基づき、
おすすめのソーシャルレンディング業者・クラウドファンディング業者を数社、ご紹介させて頂きました。

ほんの少しでも、読者様のお役に立てたのであれば、うれしい限りです。

なお、実際の口座開設の場合は、きちんと公式ホームページからお手続きを為さって下さい。
一応、それぞれへのリンクを下記にまとめておきます。

  1. オルタナバンク(公式)
    貸付型(ソーシャルレンディング)ファンドの元本償還実績100%(※2022年9月現在)。第一種金融商品取引業者(証券会社)が直接運営。
  2. クラウドバンク(公式)
    累計応募総額は、1,648億円強(2022年1月時点)。融資元本回収率100パーセント(=貸し倒れなし)。実績平均利回り6.80パーセント。
  3. AGクラウドファンディング(公式)
    東証プライム上場の「アイフル株式会社」の子会社がサービス運営。グループ全体では、50年間以上にも及ぶ貸金業の経験有。これまでに募集された全てのファンドで、借り手は、運営会社親会社にあたるアイフル株式会社(東証プライム)。
  4. COZUCHI(旧:WARASHIBE)(公式)
    東京都内・首都圏の不動産に対して、1口最低1万円から分散投資可能。運営会社による共同・劣後出資により、投資家の優先出資元本を保護する「優先劣後スキーム」採用済。
  5. FUELオンラインファンド(公式)
    マスターリース稼働率98.6パーセント、物流施設・商業施設管理面積約470万平方メートルの実績を有するCREグループ(東証一部上場)の物流施設ファンド等へと、1口1万円から投資可。
  6. FUNDROP(公式)
    アパートやマンション等の居住用物件に特化した不動産クラウドファンディング・サービス。ファンド運用期間は3ヶ月・半年・12ヶ月と様々で選びやすい。
  7. BATSUNAGU(公式)
    「場」と「人」がつながる場をつくるファンド。1口1万円から、オフィスビル・レジデンス・商業施設、古民家再生など、様々なプロジェクトに投資できる。
  8. Funds(ファンズ)(公式)
    日本国内の上場企業へと融資するファンドに、最低1円から投資可。これまでの融資先には、メルカリ(東証マザーズ)やアイフル(東証プライム)、タカラレーベン(東証一部)など、有名・有力企業が多数。
  9. FUNDINNO(ファンディーノ)(公式)
    日本初の株式投資型クラウドファンディング。未上場ベンチャー企業に対し小口オンライン投資が出来る。
  10. property+(プロパティプラス)(公式)
    東証プライム市場上場の飯田グループホールディングス傘下企業が運営する不動産クラウドファンディング。1口1万円から少額投資可。
  11. OwnersBook(公式)
    東証マザーズ上場企業(監査法人は、国内4大監査法人のひとつ、トーマツ)の100パーセント子会社が運営。全てのソーシャルレンディング案件が、国内不動産担保付き。

ご参考になさって頂ければ幸いです。

それでは、本日はここまで。
拙文に最後までお付き合い頂き、有難うございました。

本記事は、寄稿者の個人的な体験談・見解であり、その内容は、当サイトの見解と異なる場合があります。
また、本記事は、読者様への情報提供を目的としたものであり、特定の投資商品(ファンド等含む)への投資勧誘を目的としたものではありません。
個別のソーシャルレンディング事業者・クラウドファンディング業者における投資口座開設や、実際の投資是非に係るご判断につきましては、必ず、読者様ご自身にて、為さって頂きますよう、お願い致します。