SBIソーシャルレンディング「メガソーラーブリッジローンファンド26号」が募集開始|名目利回り6.0パーセント
引用元:SBIソーシャルレンディング
SBIソーシャルレンディング株式会社(東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー13F)の運営するソーシャルレンディング・サービス「SBIソーシャルレンディング」において、本日午前10時から、新たな随時募集型ファンド、「SBISLメガソーラーブリッジローンファンド26号」(以下、同ファンド)の募集が開始された。
同ファンドに関する公開情報によれば、同ファンドの名目利回りは6.0パーセント(税引き前。年率換算)。今月から今年11月までの、約10ヶ月の貸付・運用を予定する。
初回の分配は来月15日予定、以降毎月15日に分配を行い、最終分配は今年12月15日を見込む。
募集総額は2億5,100万円とされ、投資家は、1口最低5万円から投資申込を行うことが出来る。
融資先としては、今回調達する資金を、自身の太陽光発電事業のプロジェクト資金の一部に充て、返済原資としては、太陽光発電事業に係る権利等を第三者に売却した売却代金等を見込む。なお、保全のため、当該事業用地に設定された地上権に係り、第一順位の抵当権が設定されるという。
参考:
SBIソーシャルレンディングの「メガソーラー」ブリッジローンファンドとは。|ソーシャルレンディング・ラボ
常時募集型/随時募集型の違い
SBIソーシャルレンディングのファンドは、原則として、いつでも(=常時)投資申込を受け付ける、「常時募集型」の商品と、臨時(≒随時)で組成・募集される、「随時募集型」商品とに大別される。
「常時募集型」のほうが、比較的投資をしやすい(=原則としていつでも投資申込を行うことが出来る)が、「随時募集型」ファンドのほうが、やや想定利回りが高いケースが多い。
本日現在、「常時募集型」ファンドとして募集が行われているのは、「SBISL不動産担保ローン事業者ファンド」シリーズのみ。名目利回りは3.0~5.0パーセントとされ、1口1万円から投資できる。融資先は、不動産を担保に、ローン事業を営む金融事業者。これまでに既に170号以上のファンド組成実績がある。
反面、「随時募集型」ファンドはバラエティーに富む。これまでに募集された「随時募集型」ファンドの例としては、下記のようなものがある。
- SBISLメガソーラーブリッジローンファンド
太陽光発電関連事業への投融資。最新号(26号ファンド)の場合、名目利回りは6.0パーセント、出資は1口5万円から。 - SBISLコーポラティブハウスローンファンド
借り手は、調達資金を、コーポラティブハウスの建築等に係る資金に充てる。22号ファンドの場合、名目利回りは5.0パーセント、8ヶ月運用。 - SBISLカンボジア・モビリティローンファンド
借り手は、子会社を通じて、カンボジアで車両販売事業を営む、東証マザーズ上場企業。3号ファンドの場合、名目利回りは3.8パーセント。予定運用期間は約3年間。 - SBISL不動産担保ローン事業者ファンドNeo
不動産を担保にローン事業を営む事業者に対し融資を行う点においては、常時募集型である「不動産担保ローン事業者ファンド」シリーズと類似しているが、9号ファンドの場合で名目利回りが6.0パーセントと設定されているように、比較的予定利回りが高い。 - SBISLサービサーズローンファンド
特定金銭債権の管理及び回収事業を遂行する事業者向けに融資を行う。8号ファンドの場合、名目利回りは6.0パーセントとされているほか、保全のため、融資先が保有する特定金銭債権に関し、質権の設定が為されている。
SBIソーシャルレンディングとは
引用元:SBIソーシャルレンディング
SBIグループ傘下、SBIソーシャルレンディング株式会社が運営。
2020年1月末時点での累計融資実績は、1,251億円強。融資残高は372億円以上。投資家登録完了数は45,143人。いずれの数値においても、国内のソーシャルレンディング業界を代表する事業者のひとつといえる。
参考:
SBIソーシャルレンディング|公式サイト
2019年7月には、富士キメラ総研「決済関連市場調査」のクラウドファンディングマーケットシェア2018年実績で、トップシェアとなった旨を明らかにした。
投資家が、原則としていつでも、1万円という少額から投資申込を行うことができる、常時募集型ファンドなど、複数の人気案件・ファンドシリーズを擁する。
2019年8月下旬には、東証マザーズ上場の霞ヶ関キャピタル株式会社などと、アパートメントホテル開発における業務提携を行った旨を明らかにした。
関連記事:
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