ソーシャルレンディングのおすすめ理由を徹底解説

寄稿者紹介

個人投資家Y.K氏。
2018年初旬からソーシャルレンディング投資を始め、約1年ほどが経過。
合計20社以上のソーシャルレンディング事業者に投資口座を開設し、累計投資額は400万円以上。
30代男性会社員・首都圏在住。

私がソーシャルレンディングをおすすめする理由

FX、不動産投資、株式投資…
世間にたくさんある、投資手法の中で、
私が、ソーシャルレンディングを特におすすめする理由は、いくつかあります。
それぞれ、詳しく述べていきます。

私のソーシャルレンディングおすすめ理由1【高金利】

低金利の世において、ソーシャルレンディングの場合、低くても年率3パーセント前後から、高い場合は年率で10パーセント前後の高金利が狙えます。

このように、高利回りを狙っていけるファンドを提供している有力事業者が存在する、という点は、
私がソーシャルレンディングをおすすめしている理由のひとつです。

私のソーシャルレンディングおすすめ理由2【スマホ1つで国際分散投資】

続いての、ソーシャルレンディングのおすすめポイントは、
ソーシャルレンディング会社によっては、日本以外の国へと投資するファンドの組成を行っているところもあり、
そうしたソーシャルレンディング会社を通して出資することによって、
わたしたち個人投資家としては、スマートフォン1つで、気軽に国際分散投資を行うことが出来る、という点です。

おすすめのソーシャルレンディング会社、クラウドクレジットの、ホームページ。
引用元:クラウドクレジット

たとえば、私も多くの資金を出資している、クラウドクレジットの場合、

おすすめのソーシャルレンディング会社、クラウドクレジットの、提携企業たち。
引用元:クラウドクレジット

このように、様々な国と地域に、パートナー企業を設けたうえで、

おすすめのソーシャルレンディング業者、クラウドクレジットの、ファンド一覧。
引用元:クラウドクレジット

本記事執筆本日現在のファンド一覧からもわかる通り、
たくさんの国々に関連するファンドへと、気軽に出資を行うことが可能です。

中でも、私が好んで出資しているのが、同社が提供している「東欧金融事業者支援ファンド」というファンドシリーズです。
読んで字の通り、東ヨーロッパ地域において、一般消費者向けに金融業を営んでいる事業者へと、資金提供を行う、というファンドなのですが、

  • 為替ヘッジ【あり】と、
  • 為替ヘッジ【なし】の、

2タイプのファンドが組成・提供されており、
このうち、為替ヘッジ【あり】タイプについては、ブレグジットに関する国民投票実施時期のような、為替の大変動期においても、ごくコンスタントに、ほぼ従前目論見通りの円建て利回りを達成してくれています。

このように、わたしたち個人投資家が、スマホ1つで、気軽に国際分散投資を行える環境が整備されている点も、
私が、ソーシャルレンディングをおすすめしている理由のひとつです。

私のソーシャルレンディングおすすめ理由3【不動産担保付き案件も多数】

「投資」というと、不動産投資がメジャーでありますが、
実際に不動産投資を始めようとすると、当然、多額の資金が必要となります。

この点、ソーシャルレンディングの場合は、
ごく気軽に、不動産担保付きファンドへと出資を行うことができるため、おすすめです。

とはいえ、各ファンドへの担保設定については、ソーシャルレンディング会社や、各ソーシャルレンディングサービサーが組成しているファンドによって、千差万別。
中には、無担保・無保証のファンドも、多数、存在しますし、
不動産以外の資産(例:商品在庫など)に担保権を設定するファンドもあります。

そうしたなか、
不動産担保付きのファンドを専門的に組成しているソーシャルレンディング会社、としておすすめなのは、OwnersBook(オーナーズブック)です。

こちらのソーシャルレンディング会社も、おすすめです。
引用元:OwnersBook

同社の場合、組成・提供されている全てのファンドに、日本国内に所在する不動産が、担保として設定されています。
実際に私が出資しているファンドから具体例を説明いたしますと、

私も出資しているおすすめソーシャルレンディング会社のファンド例
引用元:OwnersBook

例えば、こちらのファンドの場合、
東京都杉並区西荻南に位置する、2018年3月上旬に竣工予定の地上5階建の建物1棟に、第一順位抵当権が設定されていました。

なお、オーナーズブックの運営会社であるロードスターキャピタルは、不動産の専門事業者であり、かつ、東証マザーズの上場企業でもあります。
これもまた、私がオーナーズブックをおすすめしている理由の一つです。

私のソーシャルレンディングおすすめ理由4【24時間いつでも、1万円からの少額出資可能なファンドも】

ソーシャルレンディング会社が提供しているファンドには、原則的に、

  • 資金の募集開始のタイミングと、
  • 募集締め切りのタイミングが、

明示的に定められています。

しかし中には、「原則的にいつでも出資を受け付けてくれる」、常時募集型ファンドを提供しているソーシャルレンディング会社も存在します。
忙しい人の味方、ともいえるこちらのソーシャルレンディング会社は、私が日ごろよりおすすめしている、SBIソーシャルレンディングです。

私もおすすめの、SBIソーシャルレンディング。
引用元:SBIソーシャルレンディング

同社の主力ファンドのひとつ、「不動産担保ローン事業者ファンド」の場合、

私もおすすめのSBIソーシャルレンディングの常設型ファンド。
引用元:SBIソーシャルレンディング

このように、原則的に常時、資金を受け付けている旨が明記されています。
また、同ファンドの場合、1万円からの少額出資が可能である、という点も、特長のひとつです。

上記例示したように、

  • いつでも気軽に、
  • 少額から出資出来る事業者・ファンドが、整備されている、という点も、

私がソーシャルレンディングをおすすめする、大きな理由のひとつです。

私がソーシャルレンディングをおすすめ【したい】人 ※専業主婦も

投資に対する考えや、投資スタイル、リスク性向等は、
わたしたち個人投資家、みなそれぞれ、個性があります。
私としては、まず、以下のような方々に、ソーシャルレンディングをおすすめしたいと考えています。

私がソーシャルレンディングをおすすめする人1【投資を副業として捉えている人】

私もそうなのですが、
日中(夜間でもいいわけですが)、何か、れっきとした本業があり、
投資についてはあくまでも副業、として考える方に、
ソーシャルレンディングはおすすめだと、私は思います。

ソーシャルレンディングの場合、

  1. 口座開設から、
  2. ファンド選び、
  3. 出資作業に至るまで、

基本的に、すべて、ネットで完結します。
おのおの、大して時間もかかりません。
この点は、ソーシャルレンディングならではのおすすめポイントです。

各ファンドについても、一度出資手続きを済ませてしまえば、
その後、当該ファンドが無事に償還を迎えるまでの間、
これといって、何もすることはありません。

このため、「ほったらかし投資」をしたいな、とお考えの方にこそ、
ソーシャルレンディングはおすすめだと、私は思います。

私がソーシャルレンディングをおすすめする人2【分散投資を心得ている人】

ソーシャルレンディングを行うにあたっては、分散投資は欠かせません。
私も、本日現在、国内23社のソーシャルレンディング会社に、資金を分散投資しています。
出資済のファンドは、累計70件以上に達しています。

ソーシャルレンディングにおいては、

  • ファンドリスク
    =各ファンド固有のリスク。
  • 事業者リスク
    =ファンド固有のリスクではなく、ソーシャルレンディング会社そのものにトラブル原因があるタイプのリスク。

上記の2種のリスクに対してヘッジ策を講じる必要があり、
このリスクヘッジ策として最もおすすめなのが、
分散投資であるため、です。

資金の分散、投資対象の分散、というのは、
何もソーシャルレンディングに限ったことではなく、
全ての投資活動において必携の心得のひとつですが、
ソーシャルレンディングにおいては、特に、この点に強い留意が必要となります。

ソーシャルレンディングは、専業主婦にも取り組みやすい

日々、家に切り盛りに追われ、お忙しくお過ごしの、専業主婦の方。
ソーシャルレンディングは、そんな専業主婦の方にとっても、(少なくとも、他の投資手法と比べると)おすすめしやすい点が複数あります。

  • 諸手続きにあまり時間をかけることなく取り組める。
  • 多額の初期費用を要しない。
  • 自宅にいながらにして、スマートフォン・PCさえあれば、投資に取り組むことが出来る。

等々、ソーシャルレンディングの場合、「忙しい専業主婦でも取り組みやすい」と感じるポイントが複数あるのです。

ソーシャルレンディングなら、大学生でも投資スタート可能

詳しくは各ソーシャルレンディング事業者へとご照会頂く必要がありますが、一部のインターネットサイト等によれば、大学生等の学生でも、投資口座を開設できるソーシャルレンディング事業者も、存在するようです。
※各ソーシャルレンディング事業者での投資口座開設においては、審査があります。

私がソーシャルレンディングをおすすめ【しない】人

逆に、ソーシャルレンディングをおすすめしづらい人、というのも、存在します。
私の率直な考えを下記します。

私がソーシャルレンディングをおすすめしかねる人1【ハイレバレッジで一攫千金を狙いたい、という人】

そもそもソーシャルレンディングにおいては、
FX投資のような「レバレッジ」という考え方はありません。
もっとも、物理的には、

  • 銀行等金融機関から借金をして、
  • その資金を原資に、ソーシャルレンディングを行う、

等の手法により、人為的にレバレッジをかけることは可能ですが、
私としては、そのような手法はおすすめしておりません。

リスクコントロールが極めて困難となりますし、
ソーシャルレンディングならではのおすすめポイントである、「少額出資可能」というメリットを活かすためには、
無理にレバレッジを効かすのではなく、
自分の取れるリスクの分だけ(=手元のある余剰資金の分だけ)、
細かく少しずつ、出資を行う、というのがおすすめである、と、私が考えているためです。

私がソーシャルレンディングをおすすめしかねる人2【分散投資が面倒臭い、という人】

ソーシャルレンディングにおいては、

  • 何度も述べている通り、少額出資が可能であり、
  • かつ、各ソーシャルレンディング会社への投資口座開設も、オンラインで完結する簡単な作業です。

このため、他の投資手法と比べ、分散投資を行うことは極めてイージーなのですが、
それでもなお、「分散投資は面倒くさい」という方がいらっしゃる場合、
そうした方には、私としては、ソーシャルレンディングはおすすめできかねます。

上述もした通り、各ファンドは、固有の「ファンドリスク」を負っており、
かつ、各ソーシャルレンディング会社は、「事業者リスク」の根源となり得ます。
様々なリスクが真に実現してしまった場合、
分散投資をしておらず、「1社のみ出資・1ファンドのみ出資」等と言う出資状況であった場合、
ダメージをポートフォリオ全体でカバーすることが出来ません。

いささか手数はかかることかも知れませんが、
せっかくのソーシャルレンディングならではのメリットを生かし、
時間の許す限り、資金を分散投資することを、私としては、おすすめいたします。

私によるソーシャルレンディングおすすめポイント解説のまとめ

各内容には、私の個人的所見が多く含まれておりますが、
あくまでも、その限りにおいて、
「これから、ソーシャルレンディングを始めてみよう!」
とお考えの読者様にとって、ご参考と為さって頂ける内容と出来たのであれば、幸甚です。

私は現在、23社の国内ソーシャルレンディング会社に、資金を分散出資していますが、
周りの人々に、最低限、自信をもってお勧めできる会社、というのは、正直、限られます。
下記の別記事では、私の、数少ない、おすすめソーシャルレンディング会社に関する情報を、記載させて頂いております。

【ソーシャルレンディングのおすすめ会社はどこですか?】23社分散投資中の筆者が、ソーシャルレンディング初心者の読者様におすすめする、厳選3社がこちら。

ソーシャルレンディング各社をランキング形式で分析したこちらの過去記事もおすすめです。

【ソーシャルレンディングランキング決定版】利回り・投資対象国・担保設定状況・出資のしさすさ。異なる視座から人気ソーシャルレンディング事業者を徹底ランキング。

主要なソーシャルレンディング事業者を、投資家登録数や累計投融資額も含めた様々なポイントから比較した分析記事はこちらです。

【ソーシャルレンディング各社徹底比較】投資家登録数・累計投融資額・年利平均…。主要ソーシャルレンディング各社を複数視座から横断比較してみた結果、見えてきた真実とは。

それぞれ、是非、ご一読下さい。

それでは、本記事はここまで。
また次回の記事にて、お会い致しましょう。


本寄稿内容は、寄稿者の個人的な見解・体験・意見であり、その内容は、当ラボの公式見解と異なる場合があります。
また、本記事は、読者様への情報提供を目的としたものであり、特定の投資商品(ファンド等含む)への投資勧誘を目的としたものではありません。
個別のソーシャルレンディング事業者における投資口座開設や、実際の投資是非に係るご判断につきましては、必ず、読者様ご自身にて、為さって頂きますよう、お願い致します。

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