不動産担保付ソーシャルレンディング大手「OwnersBook」が、ファンドへの投資募集における抽選方式の導入を発表

ロードスターキャピタル株式会社(東京都中央区銀座。代表取締役社長 岩野 達志 氏)の運営するソーシャルレンディング・サービス「OwnersBook」(オーナーズブック)は、8月2日、投資家からファンドへの投資応募における「抽選方式」の導入を発表した。

投資募集において、抽選方式を採用するか、従来通りの先着方式を採用するか、については、諸条件を勘案のうえ、個別案件ごとに決定される。抽選方式採用案件については、あくまでも抽選方式のみによる投資募集とし、先着方式との組み合わせ募集は行わないという。
抽選方式採用案件への投資申込において、投資家は、当該案件の募集総額の半額未満、かつ、自身のデポジット口座内の残高以下の金額を上限とし、申込を行うことが出来る。
抽選当落の結果については、投資募集の終了後、1営業日以内を目安に、各投資家に連絡を行うという。


参考:
案件募集に関する抽選方式の導入のお知らせ|OwnersBook


国内のソーシャルレンディング業界において、投資申込への抽選方式導入は、株式会社クラウドポート(東京都渋谷区渋谷)の運営する「Funds」に続き、2社目。

2019年3月の、借手匿名化解除に係る、金融庁の公的見解公表(※)以降、長年の課題であった透明性の点においても、改善の兆しが見えつつある、国内ソーシャルレンディング業界だが、業界への注目が高まるにつれ、一部の人気ソーシャルレンディング事業者においては、ファンドの公開時に、多数の投資家からの投資申込が集中する傾向が強まっている。


(※)
「ソーシャルレンディング投資家は貸金業者に該当せず」金融庁の公式見解発表|ソーシャルレンディング・ラボ


OwnersBookの場合も、サイト混雑を緩和すべく、ファンドの投資申込受付開始時刻を非公開としたり、1投資家あたりの投資可能金額に上限を設ける等の施策を行ってきたが、今回の抽選方式導入により、各投資家間の投資機会の公平性確保に、より注力する姿勢を鮮明にする。

OwnersBookとは



画像引用元:OwnersBook

東証マザーズ上場企業である、ロードスターキャピタル株式会社が運営する、ソーシャルレンディング・サービス。
全てのソーシャルレンディング案件に、国内の不動産担保が設定されている、という特徴を持つ。
各ソーシャルレンディング・ファンドに、1万円から投資が出来る、という手軽さもあり、サービス開始以降、国内の個人投資家を中心に、高い人気を誇る事業者。


参考:
OwnersBook(公式サイト)

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