”天才投資家”に憧れる大学生が、挫折の末にたどり着いた、ソーシャルレンディングという新境地

投資家紹介

ニックネーム:kitsune
都道府県:宮城県
年齢:21歳
性別:男性
累計投資額:100万円~500万円
ソーシャルレンディング投資歴:1年以上3年未満

投資口座を開設したソーシャルレンディング事業者名:
maneo, SBIソーシャルレンディング, OwnersBook, グリーンインフラレンディング, ガイアファンディング, さくらソーシャルレンディング, キャッシュフローファイナンス, クラウドリース, スマートレンド, LCレンディング, アメリカンファンディング, プレリートファンド, アップルバンク, Funds

BNF氏に憧れる、大学4年生

BNF氏に憧れる、大学4年生

※写真はイメージです

【質問1】まずは簡単なプロフィールをお教えください。


現在大学4年の男子学生です。
BNF氏のことを中学時代に知り、僕もあのようになりたいと思い、高校時代から株式投資のことを少しずつ勉強してきました。
お金持ちになりたいと思い大学は経済学部に進みましたが、入学後に経済学はお金持ちなるための勉強ではないと分かりました。
経済の勉強は無駄ではありませんが、株式投資や企業経営とは関係のない授業が多くあまり身が入らないので、バイトを頑張って投資資金を貯めました。
当初は株式投資と併せてFXで運用していましたがあまり上手くいかず、その後ソーシャルレンディングへ移行していきました。
最近では趣味が投資になってきましたが、卒業後はサラリーマンをやりながら投資を続けて早く目標の貯金額を達成して自由な生活を送るのが目標です。

アルバイトで貯めた資金を原資に投資スタート

【質問2】ソーシャルレンディング投資を始める前は、何かほかの投資をやっていましたか? やっていた場合はその内容、やっていなかった場合はその理由と合わせてお教えください。


バイトで貯めたお金で投資をしています。
大学入学後に本格的にバイトを始めて以来、そのお給料で株式投資をはじめました。
伝説の投資家として有名なBNF氏を目標にして始めたのですが、まったく上手くいかず、投資に使った80万円があっという間に60万円になってしまいました。
スマホ片手に株板と睨めっこしながらトレードしていたのですが、買えば下がるし、売れば上がる、という状態でした。
投資資金が少ないのでちまちま投資してもリターンが小さいだろうと考え、買うときは一点集中で投資していましたが、ことごとく裏目にでてしまい、辛い日々が続きました。
一日で、一ヶ月分のバイト代分も評価損が出てしまうこともあり、精神的に落ち込んでしまうことも少なくありませんでした。

株式投資の損をバイトで取り戻す日々が続く

【質問3】ソーシャルレンディングに興味を持ったきっかけは、何ですか?


株式投資では、株価の上下によって気分が同様に上下してしまい、授業にもバイトに身が入らないことが多くあり、これは良くないなと思う事が多くありました。
情報商材にあるような投資手法を試して、ドル円の売り買いを同時に行い、スプレッドの差を利用してトレードすれば必ずプラスになる、というのを知り、その通りの手法で行ったのですが、決済額が予定どおりの金額で決済されず、少しづつ損してしまうことが続き、結局上手くいくことはありませんでした。
結局、投資で損した分をバイトの給料で補うような日が続いていたのですが、あるサイトでソーシャルレンディングのことを知り、最大期待値は利回りの範囲内ですが安定した運用ができると思い、始めたのがきっかけになりました。

開始当初は、maneo、及び、maneoマーケット参加企業から口座開設をスタート

開始当初は、maneo、及び、maneoマーケット参加企業から口座開設をスタート

※写真はイメージです

【質問4】一番最初に投資口座を開設したのは、どこのソーシャルレンディング業者ですか?理由と合わせて、お教えください。


最初はmaneoと、maneoファミリー全ての業者、および、SBIソーシャルレンディング、オーナーズブックに開設しました。
ソーシャルレンディングでは安定した運用を目指していましたので、SBIソーシャルレンディングの不動産担保ローンプラスと、LCレンディングのLCHD連帯保証付きをメインに投資しました。
SBIソーシャルレンデイング、LCレンディング、オーナーズブックともに、上場企業の関連会社ですので、投資する立場としては他の事業者に比べて安心感があるように思います。
LCレンディングとオーナーズブックは、知る範囲では延滞ゼロですし、SBIの場合は延滞をおこした事がありますが、その後の対応が早く、回収までの期間も短期間ですみましたので、回収した資金を再投資することで再起も可能だと思います。

株のような値動きが無いことが、ソーシャルレンディングのメリット

【質問5】他の投資手法と比較し、ソーシャルレンディング投資のメリットは、どのような点だと思いますか?


今は学生なので時間にも余裕があるので、株板を見ながらトレードすることも可能ですが、将来会社員になった場合には、同様のことをすることは出来なくなると思いますので、その点ソーシャルレンディングは一度投資すれば満期日まで何もすることがないので気が楽に過ごせ、毎月の配当金をどうしようか考えるだけで済みます。
株式投資やFXでは、投資した後も板やチャートを見ながら一喜一憂してしまいがちですが、ソーシャルレンディングは投資元本の値動きがないので、そういう気苦労がなく、多くの会社の中から色々なスクリーニングをして選ぶ必要もないので、投資先の選択まで時間がかからないのも、僕は気に入っています。

「途中解約不可」は、ソーシャルレンディングの大きなデメリットのひとつ

【質問6】他の投資手法と比較し、逆に、ソーシャルレンディング投資が劣っている点、デメリットとしては、どのようなものがあるとお考えですか?


最初はこんな高金利で借り入れする企業は危ない会社なのでは、とか、そもそも詐欺なのでは、と疑問もありました。
実際、窓口となるソーシャルレンデイング事業者から、どのような会社に投資したお金が渡っているのかが分からず、目隠し投資的な感覚もありました。
また、ソーシャルレンディングに投資している最中にお金が必要になっても、株式投資のように売却して現金に変えるということが出来ず、満期まで待たなければならないのは、注意が必要だなと思いました。
更に借り手が返済を延滞した場合には、満期後もいつまでに資金がいくら戻るかも分からない状態になってしまいます。
業者によって違いますが、maneoでは、案件担当者の写真がアメーバピグのキャラクターのようで、お金を取り扱う企業としては信頼して良いのかどうか疑問ですし、最近の不祥事続きに対しての対応をみると、その直感で感じたことは間違いではなかったように思います。

上場企業関連会社、及び、不動産投資クラウドファンディング系に注目

【質問7】国内ソーシャルレンディング事業者のうち、最も優れているのは、どの事業者だとお考えですか?理由と合わせて、お教えください。


投資家の方それぞれに色々な投資手法があると思いますが、僕はソーシャルレンディングでは上場企業関連会社の事業者でのみ投資をしようと考えています。
今後は不動産クラウドファンディング関連の会社にも投資していこうと思っています。投資家にとっての有利な優先・劣後の仕組みがあり、非常に安心感があるように思うからです。
以上のことから、僕のお気に入り業者としては、ソーシャルレンデイング系ではSBIソーシャルレンディング、オーナーズブック、LCレンディング。不動産系ではFunds(ファンズ)・CREAL(クリアル)が優れているといえると思います。
TATERUは東証一部上場企業で、かつ、不動産クラウドファンディングだったので、案件募集時にすぐに投資したのですが、本体の不祥事のせいで冷や汗をかきました。もっとも、結果的には投資した分はTATERUが買い取ってくれたので、その点はさすがの上場企業の対応だなと感心しました。

不正業者の再発生を防ぐべく、法整備を

【質問8】逆に、国内ソーシャルレンディング事業者のうち、他のソーシャルレンディング事業者と比し、総合的に、最も劣っているのは、どこの事業者だとお考えですか?詳しい理由と合わせて、お教えください。


詐欺を行っていた業者もありますので、そのような業者はすべてここで取り上げたいのですが、かなりの数に上ってしまうので、いちいち記載しません。
敢えて挙げれば、最近のmaneoとmaneoファミリーの、各不祥事、および、それへの対応状況は、投資家を蔑ろにする、酷いものだと思います。
そうした不正業者が出てしまうのは、法律の未整備の影響もあると思いますので、一日でも早い法整備、業界の改善を望みます。

初心者は、ソーシャルレンディング事業者選びに注力を

初心者は、ソーシャルレンディング事業者選びに注力を

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【質問9】ソーシャルレンディング投資を行うにあたり、特に、ソーシャルレンディング初心者に、気を付けてほしい点としては、どのような内容がありますか?


maneoとmaneoファミリー(LCレンディング・プレリートファンドは除く)にだけは、絶対に投資してはいけないと思います。
他の事業者では、トラストレンディングでも、役員の詐欺事件がありました。
このような業者に投資していれば、他の投資で成功しても、トータルでは大損してしまうので、投資する業者にだけは、十分に注意した方が良いと思います。ソーシャルレンディング事業者選びが肝心、ということです。
maneoは元代表取締役のブログをよく見ていたのですが、その内容も、今にして思うと、調子の良いことばかりを書き並べており、投資家誘導のためのブログだったのかなと思う次第で、とても残念です。

投資は、余裕資金から少しずつ

【質問10】これからソーシャルレンディング投資を始めようと検討している方に、励ましのメッセージをお願い致します。


安定したリターンが望めるばかりでなく、投資先の選択が非常に簡単で、事業者さえ間違えなければ、毎月配当金を得ることのできるのが、ソーシャルレンデイングの魅力だと思います。
最初に口座を開設して投資資金を入金し、案件に申し込みするまでは、勇気が必要かも知れませんが、ご自身でしっかりと事業者や案件を確認して投資ボタンをクリックすれば、後は気楽に待つだけで済みます。
僕のように、貯金の全部(全然少ない金額ですが)を投資してしまうのではなく、最初は少ない金額から始めて、慣れてきたら、余裕資金の中から徐々に増額していけば、面白くなっていくと思います。

※本記事の内容は、当サイトに、ソーシャルレンディング投資体験談として投稿された内容であり、当サイトとして、その内容の事実性及び妥当性について保証するものではありません。また、その内容は、当ラボの公的見解と異なる場合があります。

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