不動産クラウドファンディング「パートナーズファンディング」にて第13号案件が公開|想定利回り8.0パーセント

株式会社パートナーズ(東京都品川区東五反田2-8-8 FLEZIO五反田7階。代表取締役:吉村 拓氏)の運営する不動産クラウドファンディング「パートナーズファンディング」において、3月5日午前11時から、抽選方式による募集を行う新ファンド「PARTNERS Funding Vol.13」(以下、同ファンド)の情報が先行公開(投資募集の受付は3月10日まで)されている。

同ファンドの想定利回り(年率換算・税引き前)は8.0パーセント。投資家1名あたりの最低出資額は、1口1万円とし(出資口数上限は、1人あたり50口)、1,050万円を募集する。
ファンドが成立した場合、3月39日以降、6月29日まで、93日間の運用期間に入る(配当、並びに、元本の払い戻しは、8月末までを予定)。

同ファンドの投資対象となるのは、東京都豊島区に位置する、地上10階建ての鉄筋コンクリートマンション「グランヴァン池袋西」(平成12年7月築)の居室(専有面積は20.62平方メートル)。運営会社(株式会社パートナーズ)による劣後出資割合は30パーセント。

公開情報(※)によれば、パートナーズファンディングにて募集され、かつ、運用を終えた、第1号~第8号ファンドについては、いずれも、想定通りの利回りを達成し、予定通りの配当・元本償還を実施済であるという。


参考:
PARTNERS Funding Vol.13|パートナーズファンディング

不動産クラウドファンディングとは

不動産特定共同事業法の許可(ないしは、登録)を受けた不動産事業者が、クラウドファンディング形式で資金調達を行い、募った資金で不動産を取得、運用期間中の賃料収入や売却代金を原資にして、出資者に対して利益・元本の分配・償還を行う。
不動産事業者としては、銀行融資とは異なる、新たな資金調達チャネルとして活用できるほか、不動産投資に興味を持つ個人投資家との接点を確保できる。
また、出資者側としては、

  • 1万円程度の少額から、不動産投資を行える
  • 投資対象となる不動産については、所在地や物件名などが公開されている
  • 年利換算数パーセント~10パーセント弱程度の高い期待利回りが掲示されている
  • 運用期間中の実務は、不動産特定共同事業者に一任できる

等といったメリットがある。

主に2017年の不動産特定共同事業法改正以来、新規参入が相次いでおり、プロパティエージェント社運営の「Rimple」や、穴吹興産運営の「ジョイントアルファ」、トーセイ運営の「TREC Funding」など、東証一部上場企業が直接運営するサービスも誕生している。


参考:
上場企業運営の不動産クラウドファンディングはどこ?|不動産クラファンにおける”上場企業ならではの”メリットとは

不動産クラウドファンディング・サービス「パートナーズファンディング」とは



画像引用元:パートナーズファンディング

パートナーズファンディングは、株式会社パートナーズが2019年12月から運営している、不動産クラウドファンディング・サービス。
これまでに公開されたファンドは、延べ13件。募集されたファンドは、いずれも、募集額の100パーセント以上の投資申込を受けている。
既に運用を終えている8ファンドは、いずれも事前想定通りの利回り・分配を実施済。
運営にあたる株式会社パートナーズは、2011年の創業。中古投資用ワンルームマンションを専門的に取り扱っており、創業来、9期連続で、増収増益を継続しているという。
年間の売買取扱件数は1,000件強。また、パートナーズ社が管理している物件の入居率は、2021年2月時点で、98パーセント強に達している。

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