ソーシャルレンディングおすすめまとめ|ソーシャルレンディングに関するおすすめ情報、全公開。
個人投資家Y.K氏。
2018年初旬からソーシャルレンディング投資を始め、約1年ほどが経過。
合計20社以上のソーシャルレンディング事業者に投資口座を開設し、累計投資額は400万円以上。
30代男性会社員・首都圏在住。
目次
資産運用にソーシャルレンディングがおすすめな5つの理由
新たな投資手法として、大きな注目を集めている、ソーシャルレンディング。
私自身、国内23社のソーシャルレンディング事業者に資金を分散投資したうえで、累積投資済のファンド数は、延べ70本以上に上ります。
なぜ、ソーシャルレンディング投資は、今の時代の資産運用の「一手」として、ここまで大きな支持を集めているのでしょうか。
まずはそこから、探っていきます。
ソーシャルレンディングを活用すれば、他の投資手法と比し、高い利回りが狙える。
本日現在、私が出資しているソーシャルレンディングファンドのうち、最も利回りの低いファンドでも、年利換算で3パーセント以上の予定利回りが設定されています。
逆に、最も想定利回りの高いソーシャルレンディングファンドの場合、年利換算での利回りは、10パーセントを超えています。
少しだけ具体例を見てみると、
私がメインで出資している、クラウドクレジットの場合、本日時点で資金募集中のファンドでも、
引用元:クラウドクレジット
↑
このように、極めて魅力な利回り設計のファンドが並びます。
もちろん、投資である以上、それぞれ固有のリスクを抱えているわけですが、
こうした高利回りが想定されている点は、資産運用にソーシャルレンディングがおすすめされる、大きな理由のひとつです。
ほったらかし投資が可能なので、資産運用以外の事に時間を使える。
ソーシャルレンディング投資の場合、
- まずは、好きなソーシャルレンディング業者に投資口座を開設し、
- 当該ソーシャルレンディング事業者が提供しているファンドから、出資したいファンドを選んで、
- そのファンドに、出資申込を行う、
という段取りを取るわけですが、
一旦、ファンドへと出資申込を済ませたら(=ネットで完結します)、
その後は、ファンドが順調に運行されている限り、わたしたち個人投資家の仕事としては、
定期的に分配金を受け取り、最終的には元本の償還を受けるのみ、であり、
特段、その他、わたしたち個人投資家が行わなければならない作業はありません(※確定申告等は別途)。
例えば不動産投資のように、賃借してくれている人から家賃を回収する必要もありませんし、
FXのスキャルピングのように、ずっとパソコンとにらめっこをする必要もありません。
このような「ほったらかし投資」が出来る、という点は、
特に、副業全盛のこの時代において、
資産運用にソーシャルレンディングがおすすめされる、ポジティブな理由のひとつです。
複数のソーシャルレンディング会社を活用する等し、比較的簡単に分散投資を行うことが出来る。
「全部の卵をひとつのカゴに入れるな」
というのは、投資の格言のひとつ。
ソーシャルレンディングの場合、分散投資も比較的簡単です。
ソーシャルレンディング事業者に投資口座を開設する手続きは、オンラインで完結します。
慣れてくれば、10分程度で、投資口座開設手続きは終了し得ます。
さらに、各ソーシャルレンディング事業者が提供・公開しているファンドへの出資申込も、
同じくネットで完結します。
所要時間は、慣れてくれば、ものの数分とかかりません。
そして、各ファンドへの最低出資額については、
ソーシャルレンディング業者によっては、「1万円から出資可」など、少額投資を受け入れている事業者も、多数、存在します。
これらの事情により、わたしたち個人投資家としては、
ソーシャルレンディング投資を通して、極めて容易に、分散投資を実現することが可能です。
現に私も、本記事執筆本日現在、国内23社のソーシャルレンディング事業者に、資金を分散投資しており、
出資済のファンドは、累積70本以上に及びます。
しかし、その出資手続きは、全て、パソコン1台で執り行ってきました。
このように、気軽に分散投資を実践できる点は、
資産運用にソーシャルレンディングがおすすめされる、大きな理由のひとつです。
上場企業や、大手金融グループも、ソーシャルレンディング事業に参画している。
引用元:SBIソーシャルレンディング
↑
本日現在、私が最も多くの資金を投資しているSBIソーシャルレンディングは、
読んで字の通り、国内有数の金融サービサー、SBIグループの関連会社です。
このほかにも、
東証マザーズの上場企業、ロードスターキャピタル株式会社が手掛ける、OwnersBookなど、
- 上場企業や、
- 国内有力企業グループが手掛けるサービスも、
複数、存在する点は、
資産運用においてソーシャルレンディングがおすすめされる理由のひとつといえます。
ソーシャルレンディング事業者によっては、国際分散投資も手軽に行うことが出来る。
私も多くの資金を投じている、クラウドクレジットの場合、
投資対象国は、国外の複数国に渡っており、
わたしたち個人投資家としては、自宅に居ながらにして、至極簡単に、国際分散投資を行うことが可能です。
↓
引用元:クラウドクレジット
為替ヘッジ有無を選択できるファンドシリーズも存在し、
- 為替リスクを許容し、高利回りを狙っていくか、
- 為替リスクをヘッジし、予定通りの利回りの堅調な実現を目指すか、
といった選択も可能です。
このように、一昔前であれば考えられなかったほど容易に、
複数国への国際分散投資が実現できてしまう点も、
ソーシャルレンディング投資ならではのおすすめポイントの一つです。
ブログ主がソーシャルレンディングを特におすすめする人
私が、「あ、この人には、ソーシャルレンディングがおすすめだな」と感じるのは、こんな方々です。
本業が忙しく、ほったらかし投資を希望する人。
ソーシャルレンディングの場合、一度、ファンドへの出資手続きを済ませたら、
あとは、わたしたち個人投資家としては、特段、何もすることはありません。
ファンドが無事に運行されている限り、ソーシャルレンディング会社から定期的に分配金を受け取り、
平和裏に案件が満期償還を迎えた場合、最有的に、投資元本が返ってきます。
ファンドにトラブルが発生し、貸付先からの債権回収を行う必要が発生した際も、
債権回収を実際に行うのは、あくまでも、ソーシャルレンディング会社の仕事です。
わたしたち個人投資家が、貸付先企業から、債権を取り立てることは、ありません。
このように、ソーシャルレンディングの最大の魅力のひとつが、「ほったらかし投資」が可能である点です。
投資はあくまでも副業、と捉え、
必要以上に投資活動に時間を取られることを好まず、
ほったらかし投資を志向する投資家にこそ、ソーシャルレンディングはおすすめだと思います。
コレクター気質で、分散投資が好きな人。
ソーシャルレンディングの特長のひとつが、
- 各ソーシャルレンディング会社での、口座開設手続きは、ごく簡単であり、
- 各社が、基本的には常に複数のファンドを組成・提供しており、
- 各ファンドには、原則数万円程度から、少額出資が可能である、ということにより、
- 「分散投資」が、極めて実現しやすい、という点です。
”収集癖”というほどではないにせよ、コレクターと似たような精神で、
複数のソーシャルレンディング会社の、多数のファンドに、
資金をごく自然に(おのずと、積極的に)分散投資したい(ないしは、できる)、という人にこそ、ソーシャルレンディングはおすすめだと思います。
効率重視で、窓口・対面取引にこだわらない人。
ソーシャルレンディングの場合、口座開設手続きから、ファンドへの出資手続きに至るまで、
全てのプロセスは、原則、インターネットで完結します。
私は現在、国内23社のソーシャルレンディング会社にて、投資を行っておりますが、
一般の銀行や証券会社のように、対面取引を行うような窓口を設けているソーシャルレンディング会社は、少なくとも私の知る限り、存在しません。
「窓口取引・対面取引にはこだわらない。取引・手続きの利便性・スピードのほうが優先」
という投資家(私はそのタイプです)にこそ、ソーシャルレンディングはおすすめと言えます。
日頃からネットでの情報収集・閲覧が苦にならない人。
ソーシャルレンディング会社に投資口座を開設したら、あとは実際に、各ソーシャルレンディング会社が組成・提供しているファンドの中から、好きなファンドを選び、出資手続きを行う必要があります。
そして、ファンド情報の閲覧は、当然、インターネット経由、オンラインにて執り行うこととなります。
- 株式投資の場合は、「四季報」を読んだり、オフラインでの投資家向け説明会に参加することも、多くあるでしょうし、
- 不動産投資の場合は、実際に物件現地へと足を運び、投資対象となる不動産の状況を、目視で確認する、というプロセスは必須でしょう。
これに対し、ソーシャルレンディングの場合、
そのような「現地で」「目視で」といったプロセスが、基本的に存在しません。
インターネットで閲覧するファンド情報を、唯一にして最大の拠り所として活用し、出資是非の判断を行っていくわけです。
そうした判断プロセスが苦にならない、という人に、ソーシャルレンディングはおすすめだと思います。
ブログ主がソーシャルレンディングをおすすめしない人
逆に、こんな方々には、ソーシャルレンディングはおすすめできかねます。
アナログ派で、窓口で対面で話を聞きたい、という人。
「投資をする以上、窓口で有人にて説明を受けたい」
「担当者から対面口頭で説明を受けないと、出資判断は出来ない」
という方には、ソーシャルレンディングはおすすめできません。
こうしたタイプの投資家には、実店舗を構えている証券会社を通しての投資信託投資などが向いているのかな、と思います。
- 実店舗を構え、
- 人間を配置する、
というコストを、結局誰が負わされることとなるのか、という点には、
留意を要するものとは、思いますが、
勿論このあたりは、人それぞれ、感性は千差万別だと、私は思います。
FXのスキャルピングトレードのように、かじりつき型投資をしたい人
前述も致しました通り、ソーシャルレンディングの場合、一度、ファンドへの出資手続きを済ませれば、あとは原則、ほったらかし、となります。
これは、私からすれば、ソーシャルレンディングの大きなメリットのひとつだと思うのですが、
「投資」=「パソコンやスマートフォンにかじりつき、ロング・ショートの取引をタイミングよく繰り返す、ち密な作業」
と考えておられる投資家、
特に、「そのような投資活動をしていないと、気が済まない、投資をしている気がしない」という投資家には、
正直、ソーシャルレンディングはおすすめ出来かねます。
そういうタイプの投資家には、ソーシャルレンディングよりも、
FXのスキャルピングトレードのような投資手法こそが、おすすめなのだと思います。
私も経験がありますので、ものすごく、疲れるものだと、思いますが…。
資金の分散が面倒くさい、という人。
「分散投資がしやすい」
「簡単に分散投資ができる」
というのは、ソーシャルレンディングの大きな特長のひとつ。
その特長を活かさない、というのは、勿体ないですし、
そして実際問題として、ソーシャルレンディングにおいては、分散投資は、是非するべきものです。
どれだけ真剣にファンド選定を行ったとしても、思わぬトラブル、というのは常にあり得ますし、
自分としては信頼できるソーシャルレンディング会社を選んだつもりでも、そのソーシャルレンディング会社に、何か大きな有事が起こる可能性だって、否めません。
そのような事態が発生した時、
どれだけ資金をちゃんと分散投資していたか、ということが、問われるわけです。
それらの点を勘案すると、
「分散投資=面倒くさい」と感じてしまう方には、ソーシャルレンディングはおすすめできません。
レバレッジをかけて投資したい、という人。
ソーシャルレンディングには、基本的に、「レバレッジをかける」という考え方がありません。
FXのように、証拠金の〇倍まで、レバレッジをかけてトレードできる、というような仕組みは、存在しません。
勿論、それでもなお、レバレッジをかけてソーシャルレンディング投資を行いたい、という人は、
第三者からお金を借りて、そのお金を自己資金と合算し、ファンドへと出資する、という荒業を取ることも、出来るでしょうが、
私は勿論、そのような投資手法はおすすめ出来かねます。
ソーシャルレンディングの場合、原則、数万円程度の少額からの出資が可能なファンドばかりであり、
なかには、1万円からの出資が可能、というファンド・ソーシャルレンディング会社も、複数、存在します。
ソーシャルレンディング投資、というのは、あくまでも、余剰資金の中から、身の丈にあった、ごく少額の資金から、投資する、というのが、最もしっくりくる手法であり、おすすめです。
このため、「ハイレバレッジでトレードしたい!」という投資家には、ソーシャルレンディングはおすすめできかねる、という事となります。
ソーシャルレンディングが投資初心者におすすめな3つの理由
「貯蓄から投資へ」が一大スローガンとなり、
「投資、やってみようかな」とお考えの方々も、多い時代だと思います。
私が個人的に思うに、ソーシャルレンディングは、「投資初心者」の方々にも、十分におすすめ出来る投資手法です。
理由はいくつかあります。
値動きに一喜一憂する必要が無いため、初心者でも気軽に取り組みやすい。
ソーシャルレンディングの場合、株式投資や、投資信託ファンドのように、
株価や基準価額の値動き・上下に、一喜一憂する必要がありません。
日々刻々と動く株価に、売り時・買い時を悩む必要もなければ、
出資している投資ファンドの基準価額の下落に、胃を痛くすることもありません。
そもそもソーシャルレンディング投資においては、「出資中の元本の値動き」という概念は存在しないため、です。
これもまた、投資初心者、特に、専業投資家ではなく、投資を副業として捉え、「あまり、投資活動そのものに、余計な精神的労力は支払いたくない」と考えている投資家にとっては、朗報と言えるでしょう。
いつでも、少額から出資出来るソーシャルレンディングファンドが存在する。
各ソーシャルレンディング事業者の提供するファンドは、原則、それぞれ固有の、募集開始日時と、締切日時が存在します。
しかし、前述もしたSBIソーシャルレンディングの場合、
基本的に常時、出資資金を受け付けてくれる、「常設型ファンド」が存在します。
↓
引用元:SBIソーシャルレンディング
特に同ファンドの場合、「1万円から」という少額出資が可能であり、
この点も、投資初心者にはおすすめできる、ソーシャルレンディングならではのポイントとなります。
ソーシャルレンディング事業者ごとの投資口座開設&出資手続きが簡単。
ソーシャルレンディング事業者に出資用口座を開設する手続きは、全て、インターネットで完結します(※本人確認用の郵送物を自宅で受け取る必要はあります)。
私は現在、国内23社のソーシャルレンディング事業者に、資金を分散していますが、
慣れてくれば、口座開設手続きは、本当に簡単です。
また、その後の、各個別ファンドへの出資手続きも、同じく、オンライン完結します。
各ファンドの情報は、当然、熟読する必要がありますが、
いくつか、自分自身にとっての”鉄板ファンド”と呼べるシリーズが見つかれば、
その後の出資手続きは、1回あたり、(慣れてくれば)ものの数分もあれば十分です。
この”簡単さ”も、
ソーシャルレンディングが、投資初心者におすすめされる理由の一つといえるでしょう。
ソーシャルレンディングのおすすめ業者情報【2018年版】
冒頭にも述べました通り、私は現在、国内23社のソーシャルレンディング事業者に、資金を分散投資しています。
しかし、そうして投資を行っている23社のうち、
実際に、ひと様におすすめできるソーシャルレンディング事業者、というのは、相当、限られます。
私の個人的な考えでは、私が現在出資している23社中、おすすめできるソーシャルレンディング事業者、というと、3社だけです。
おすすめのソーシャルレンディング会社1社目【クラウドクレジット】
最初におすすめさせて頂くソーシャルレンディング会社は、クラウドクレジットです。
引用元:クラウドクレジット
投資家登録数は、2018年10月16日付けの同社プレスリリースの時点で、既に30,000名を突破したことが明らかにされており、
累計での融資出資金額は、2018年11月の時点で、140億円を突破しています。
※いずれも、同社からの公式リリース情報に拠ります。
私自身、これまでに、同社の合計10案件へと出資を行っており、
私のソーシャルレンディング投資ポートフォリオのうち1割強は、同社への出資が占めています。
今となっては懐かしいですが、
かつて、私がソーシャルレンディング投資を始めた時に、
一番最初に投資口座を開設したのも、クラウドクレジットでした。
名だたる国内有力企業からの出資を受けている。
ソーシャルレンディング会社の対外信用力を測るには、当該ソーシャルレンディング会社に対して出資している、「出資元企業」に着目することが効果的です。
特に、出資元企業が上場企業である場合、出資元企業は、自身の株主に対して、当該ソーシャルレンディング会社への出資理由について、明確な説明責任を負います。
すなわち、そうした有力企業から出資を受けている、ということは、当該ソーシャルレンディング会社の対外信用力の高さを表していると言えます。
クラウドクレジットの場合、本記事執筆本日現在の時点で、既に、日本国内の名だたる一流企業から、出資を受けていることが知られてます。
代表例としては、
日本を代表する世界的総合商社である、伊藤忠商事や、
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引用元:伊藤忠商事株式会社
第一生命、
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引用元:第一生命保険株式会社
最近では、世界的なコミュニケーションアプリ「LINE」の関連会社、LINE Venturesからの出資も、大きな話題となりました。
↓
引用元:クラウドクレジット
こうした一流企業群からの出資受けは、クラウドクレジットの対外信用力の高さを裏付けるものとして、広く注目されています。
社内独立組織としての「投資管理部」が存在する。
まず、大前提として、
ソーシャルレンディング会社の主たる収入源は、ファンドの管理手数料であり、
これは当然、案件の組成数や、各ファンドが集めた資金の多寡と比例します。
この結果、ともすれば、
各案件の細かな安全性をないがしろにしてまで、ファンドの大量組成を行いたい、というインセンティブが、各ソーシャルレンディング会社には、働きがちです。
実際、具体的な会社名を挙げることは差し控えますが、まるで「下手な鉄砲、数打ちゃ当たる」とでも言わんばかりに、
投資家メリットの薄そうなファンドを、極めて頻繁に、多量に組成・提供しているソーシャルレンディング会社も、ちらほら、散見されます。
こうした中、クラウドクレジットにおいては、国内ソーシャルレンディング会社の中では先進的な取り組みとして、社内の独立部門として、「投資管理部」を設置しています。
その際のプレスリリースがこちら。
↓
引用元:クラウドクレジット
社内の営業部門と、敢えて相互に牽制し合う事で、
会社全体が、売上高・営業利益第一主義に走らぬよう、バランスを取る機能が期待されます。
非上場でありながら、このような内部相互牽制機能を設けている点は、私が同社をおすすめする理由の一つでもあります。
また、2018年8月には、
「投資管理部」に続き、社内統治の強化を目的とした、「内部監査室」の設置を行ったことも、大きな話題となりました。
↓
引用元:クラウドクレジット
わたしたち個人投資家の立場からすれば、
お金を預ける以上、当該ソーシャルレンディング会社の企業統治体制は、当然、十全であってもらわないと困るわけです。
このように、コーポレートガバナンス強化に力を入れている点も、私がクラウドクレジットを個人的に高く評価している理由のひとつです。
為替ヘッジ有無・運用期間長短・投資対象国、等、ファンドが充実している。
クラウドクレジットのホームページでは、日ごろより、多種多様な案件が公開・提供されています。
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引用元:クラウドクレジット
各案件の説明は至極的確であり、わたしたち個人投資家としては、各ファンドの基本的な吟味を、スムースに執り行うことが出来ます。
各案件がどこの国の通貨に依拠しているのか、については、このように明記されていますし、
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引用元:クラウドクレジット
期待利回り・運用期間長短も、すぐに把握できます。
↓
引用元:クラウドクレジット
為替ヘッジ有無や、貸付期間長短、運用利回り等の諸条件は、ファンドによって様々な特色があり、
わたしたち個人投資家としては、個々人のリスク許容度に応じ、
納得のいく案件を、じっくりと選び抜くことが出来ます。
これもまた、私が本ソーシャルレンディング会社をおすすめする理由のひとつです。
※私が主に出資している同社のファンドについては、後述致します。
各ファンドシリーズの満期償還実績、及び運行状況が、細かくWEB公開されている。
クラウドクレジットの場合、このように、満期償還が為されたファンドの損益実績について、オンラインで広く公開されています。
↓
引用元:クラウドクレジット
各ファンドはシリーズとして提供されていますから、同一シリーズの過去案件の満期償還実績を確認することによって、現在資金募集しているファンドに対して出資するかどうか、を、合理的に検討することが可能です。
また、満期償還を迎えたファンドだけでなく、現在運行中のファンドについても、当初目論見通りに運行が為されいるか、それとも、マクロ情勢等の影響により、何らかの悪影響を受けているか、等といった情報が、一覧で把握できるようになっています。
↓
引用元:クラウドクレジット
わたしたち個人投資家としては、
- 各ファンドシリーズの、満期償還済み分の実績と、
- 同シリーズの、現在運行中のファンドの運用状況とを、並列で確認することによって、
より合理的に、かつリアルタイムの出資判断を行うことが出来るようになります。
実際問題として、このような情報公開をきちんと行っていないソーシャルレンディング会社、というのは、たくさん存在しますし、
逆に言えば、実績等を公開したくとも、公開に耐えうるだけの実績がないソーシャルレンディング会社も、多数、実在します。
おすすめのソーシャルレンディング会社2社目【OwnersBook】
続いて、2社目におすすめさせて頂くソーシャルレンディング会社は、OwnersBookです。
日本国内の不動産にメインで投資するソーシャルレンディング会社です。
引用元:OwnersBook
運営会社であるロードスターキャピタル株式会社(東証マザーズ上場)が、2018年11月5日に公開した、「2018年12月期 第3四半期 決算説明資料」において、
累計投資家登録数が14,000人を突破していることが報告されており、
かつ、累計投資額については、既に70億円を突破済みであることが公表されています。
前掲のクラウドクレジットと同じく、私がソーシャルレンディング投資を始めたころから、出資を行っているソーシャルレンディング会社であり、
本日現在、私のソーシャルレンディング投資ポートフォリオのうち、ちょうど1割程度を、OwnersBookのファンドへの出資が占めている、という状態です。
全案件に不動産担保が付いている。
各ファンドの担保設定の状況については、ソーシャルレンディング会社によって、まちまちですし、同じソーシャルレンディング会社の中でも、いろいろ、というのが実情です。
そうした中、OwnersBookに限っては、必ず、すべての案件において、国内不動産担保が付いている、という特長があります。
国内ソーシャルレンディング会社の中には、「無担保・無保証」タイプの案件を組成・提供している会社も少なくない中、
全案件不動産担保付きというのは、各ファンドの安全性を確保する上で、大きなアドバンテージといえます。
勿論これまで、同社ファンドにおいて、貸し倒れのような事態は、1件も発生していません。
また、担保権が設定される不動産の評価額や、貸付総額との間のバランス(LTV値。詳しくは後述します。)については、各案件ごとに、きちんと公開されています。
例えば、4億円以上の出資金を集めたこちらのファンドの場合、
↓
引用元:OwnersBook
担保物となる不動産の評価額は、5億円強、これに対して、OwnersBookからの貸付額4億円は、79パーセント強程度に相当する、という旨が、
案件概要ページにおいて、明記されています。
↓
引用元:OwnersBook
わたしたち個人投資家としては、こうした情報をベースに、各案件の安全性・リターンの妥当性を見極めたうえで、
合理的な出資是非判断を行うことが出来るわけです。
この点は、私が本ソーシャルレンディング会社をおすすめする、大きな理由のひとつです。
LTV(Loan to Value)値が堅実である。
LTV値とは、借り手が所有する資産(主に、不動産)に担保権を設定したうえで融資を行う場合の、当該融資の安全性を測る基準の一つであり、
担保物となる不動産の評価額に対して、貸付総額が、どの程度の割合に達するか、を表します。
例えば、1億円の評価額の担保物に抵当権を設定し、7,000万円の貸し付けを行う、という場合、
当該貸し付け事業のLTV値は、70パーセント(7,000万円÷1億円=0.7)、と計算されます。
上記したように、OwnersBookの場合、担保権が設定される各不動産の評価額が、各ファンド詳細ページにて公開掲載されている関係で、
わたしたち個人投資家としては、自力で、ごく平易に、LTV値の計算が可能です。
なお、私がこれまで確認してきた限りにおいて、OwnersBookの場合、先順位無の第一順位抵当権案件のケースで、大体8割弱程度のLTV設定としているケースが多いです。
他のソーシャルレンディング会社の場合、9割程度のLTVとしているところも多いので、
この点を考えると、ソーシャルレンディング会社としてはかなり安全性重視・コンサーバティブな設計といえます。
わたしたち個人投資家の目線に立てば、LTV値というのは、低ければ低いほど、安全性が高いと言えます。
これに対して、ソーシャルレンディング会社としては、(管理手数料・報酬の兼ね合いで)出来るだけ、めいっぱいまで貸し付けたい、というインセンティブが働きがちなところ。
そうした中にも関わらず、これだけ保守的・堅実なLTV値に抑えてくれている、というのは、高く評価できるポイントだと思います。
上場企業が運営している。
OwnersBookを運営しているのは、「ロードスターキャピタル株式会社」という法人です。
同社は、東証マザーズの上場企業です。
↓
引用元:ロードスターキャピタル株式会社
国内ソーシャルレンディング会社の多くが、ベンチャー企業クラスの非上場企業であることを踏まえると、
サービス運営会社が上場企業である、という点は、かなりのインパクトを持ちます。
また、運営会社であるロードスターキャピタル株式会社は、かねてより不動産関連事業を営んでいる、不動産分野のプロフェショナルです。
↓
引用元:ロードスターキャピタル株式会社
いくら「国内不動産担保が付いている」といっても、
サービス運営会社が、不動産とは縁もゆかりもないような法人な場合、
わたしたち個人投資家としては、
「担保物となる不動産の評価額の妥当性は大丈夫か?」と、不安を感じざるを得ないわけですが、
少なくともOwnersBookに限っては、その点についても、私はある程度、安心しています。
これもまた、私が本ソーシャルレンディング会社をおすすめする理由のひとつです。
各ファンドは、1万円からの少額出資が可能である。
引用元:OwnersBook
↑
本記事執筆本日現在、OwnersBookへは、1ファンドあたり1万円から、出資を行うことが可能です。
ソーシャルレンディング会社の中には、数万円~10万円程度の最低出資額を定めているところが少なくない中、
これは、わたしたち個人投資家にとっては、とてもありがたい取り組みです。
おすすめのソーシャルレンディング会社3社目【SBIソーシャルレンディング】
3社目におすすめさせて頂くソーシャルレンディング会社は、SBIソーシャルレンディングです。
引用元:SBIソーシャルレンディング
投資家登録数は、退会済みを除いたうえで、2018年11月時点で、既に27,000名を突破。
累計融資実績は、同じく2018年11月時点で、800億円強に達している、超大手会社となります。
大手金融サービサーが運営している。
SBIソーシャルレンディングは、読んで字の通り、
かの有名なSBIグループの提供するソーシャルレンディングサービスです。
オンライン証券大手である、SBI証券や、
ネット銀行として人気のある、住信SBIネット銀行、
確定拠出年金をやっておられる方なら、SBIベネフィット・システムズの名もご存じでしょう。
まさに、日本を代表する金融サービスグループです。
各種情報公開に積極的である。
まず、大前提として、本記事執筆本日現在、貸金業法の規制の関係で、
各ソーシャルレンディング会社は、わたしたち個人投資家に対し、
資金貸付先会社の具体的な法人商号等の情報を、開示することが、許されていません。
私の見立てとして、
上記のような規制の存在を、ある種の隠れ蓑にして、
わたしたち個人投資家への情報開示に、時に必要以上に消極的になっているように見える会社も、複数、存在します。
そうした中にも関わらず、SBIソーシャルレンディングの場合、
自社のソーシャルレンディング事業に関する情報公開・開示に、極めて積極的です。
同社の「最新の実績」ページにおいては、
引用元:SBIソーシャルレンディング
↑
融資残高や、その構成比、といった情報や、
引用元:SBIソーシャルレンディング
↑
投資家の予定年間利回りや、平均出資額、等と言ったデータが、
広くオンライン公開されています。
それのみならず、
引用元:SBIソーシャルレンディング
↑
このように、
これまでに組成・提供されたファンドの償還実績・運用中情報についても、
一覧で分かりやすく開示されています。
1万円から出資可能な、常時募集型ファンドが提供されている。
SBIソーシャルレンディングの大きな特長が、
いつでも出資できる、こちらの常設型ファンドの存在です。
↓
引用元:SBIソーシャルレンディング
こちらのファンドの場合、まさに「常設型」とある通り、原則いつでも出資できるので、
他のソーシャルレンディング会社の一般的なファンドと違い、
「出資のタイミングにあわせてパソコン前で待機!」などという必要がありません。
また、上記常設型ファンドの場合、1万円からの少額出資が可能ですので、
「ちょっと手元に余裕のお金が数万円だけ、出来たから、投資しておこうかな」といったような、気軽な出資が出来るのも、大きなメリットだと、個人的には感じています。
預託金制度(デポジット制度)が不採用である。
いささか小難しい話となりますが、ソーシャルレンディング投資には欠かせぬ基礎知識となりますので、敢えて詳説致しますと、
ほとんどのソーシャルレンディング会社の場合、ファンドに出資するためには、あらかじめ、当該ソーシャルレンディング会社に、資金をデポジット(=預託)しておく必要があります。
各ファンドへの出資は、あくまでも、デポジット金(=預託金)の金額の範囲内で行う、という形です。
これに対して、SBIソーシャルレンディングの場合、そのような預託金制度は「不採用」という立場を取っていますので、
デポジット口座への事前入金手続きは不要です(より正確には、デポジット口座そのものが存在しません)。
わたしたち個人投資家としては、
- 気に入ったファンドへと出資申込を済ませてから、
- 同額の出資資金を、SBIソーシャルレンディングに対して、期限までに振り込めばOK、
という形式となります。
その分、出資手続きも簡便ですし、
またこの場合、投資収益である分配金も、わたしたち個人投資家が日ごろから使っている銀行口座に対して、SBIソーシャルレンディングから直接送金されてきます。
この際の振込手数料については、SBIソーシャルレンディングが負担してくれています。
この点もまた、私がSBIソーシャルレンディングを気に入っている理由のひとつです。
ソーシャルレンディング会社別のおすすめファンド情報
続いては、上記にてご紹介したソーシャルレンディング事業者ごとに、私が集中的に投資しているファンド情報をお伝えして参ります。
【クラウドクレジット】東欧金融事業者支援ファンド
上述も致しました通り、クラウドクレジットでは、
常日頃から、様々な投資対象国へと出資する、いろいろな条件のファンドが組成・公開されておりますが、
そのうち、私は個人的に、クラウドクレジットの、「東欧金融事業者支援ファンド」というファンドに、継続的に追加出資を行っており、今後もそれを継続予定です。
理由はいくつかあります。
多数の組成実績、及び、満期償還実績。
引用元:クラウドクレジット
↑
私が集中的に出資している、クラウドクレジットの、「東欧金融事業者支援ファンドシリーズ」は、同社の中でも代表的といっていいファンドシリーズで、既にシリーズ累計で、80本以上のファンド組成が為されています。
※クラウドクレジットの場合、新シリーズの組成も積極的に行われていますが、私の場合は、出来るだけ実績のあるファンドシリーズに絞って出資をしたい、と考えています。
また、同シリーズは、累積組成数が多いだけあって、満期償還実績も極めて多い、という特長があります。
このように、既に多量のファンドが満期償還を迎えており、それらの実績はWEB公開されています。
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引用元:クラウドクレジット
敢えて、新シリーズの第1号ファンド(=これまで組成歴・償還歴がない案件)に出資したい、という投資家も、いるものと思いますが、私の場合は、限られた投資用資金を投じる以上、実績に裏付けされたファンドに出資したい、という考えが強いです。
為替ヘッジ有りタイプの安定した運行。
「東欧金融事業者支援ファンド」シリーズの場合、基本的に、「為替ヘッジあり」のタイプと、「為替ヘッジなし」のタイプの、2種が、同時組成されています。
上掲したような満期償還分の実績をよく分析していくと、
- 「為替ヘッジなしタイプ」が、時に大きな為替変動に巻き込まれ、(※現地通貨ベースでの損益は予定通りであるにも関わらず、)円建てでの最終損益がマイナスとなっているケースがある一方、
- 「為替ヘッジありタイプ」については、為替変動期も含めて、安定した円建て最終利回りを達成していることが分かります。
わたしたち個人投資家への最終的な償還は、当然、円建てで行われますので、現地通貨ベースでの損益はさておき、最重要視すべきなのは、円建てでの最終償還時の利回りです。
このため私は、「東欧金融事業者支援ファンド」シリーズの中でも、特に「為替ヘッジあり」タイプに、好んで出資をしています。
ご参考までに、私がこれまで出資したクラウドクレジットのファンド一覧を掲載いたしますので、ご覧下さい。
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引用元:クラウドクレジットのマイページ
赤い四角で囲った物が、「東欧金融事業者支援ファンド」シリーズです。
そのうち多くが、「為替ヘッジあり」となっていることが、お分かりいただけるものと思います。
【OwnersBook】各ソーシャルレンディングファンド毎に、個別判断
OwnersBookの場合、前掲のクラウドクレジットのような「シリーズもの」のファンド組成が為されることはあまり見受けられないため、
あくまでも個別具体的に、新規組成・公開されるファンドごとに、投資是非の判断を行っています。
その際に必ず気を付けて確認するようにしているのは、以下数点です。
メザニンローンを避け、シニアローンファンドに特化を。
実際に案件選びを始めると、お気づきになると思うのですが、
OwnersBookのファンドは、メザニンローン案件とシニアローン案件とがあります。
見分け方は簡単で、
各ファンドの概要説明ページにおいて、「財務構造」のところを見ると、
引用元:OwnersBook
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シニアローン案件の場合は、こんな感じに、
引用元:OwnersBook
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メザニンローン案件の場合は、このように表記されています。
シニアローン案件というのは、OwnersBookの貸付が、担保物となる不動産にとって、第一順位抵当権貸付となる場合であり、
これに対して、メザニンローン案件というのは、OwnersBookからの貸付が、第二順位等、先順位に対して劣後する抵当権貸付となる場合です。
実際に、借り手会社からOwnersBookへの返済が滞りを見せ、OwnersBookが、自身の担保権を行使し、債権回収を図る、という場合、
当該債権が、第一順位抵当権なのか、それ以外の、第一順位抵当権に対して劣後する債権なのか、という点は、
債権回収の難易に、大きな影響を及ぼします。
第二順位抵当権者の債権回収は、あくまでも、第一順位抵当権の債権回収権に対して、劣後してしまうから、です。
このため、OwnersBookのファンドへの出資の際、
私は、原則として、シニアローン案件(=第一順位抵当権案件)を選ぶようにしています。
引用元:OwnersBookマイページ
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こちらは、私が実際に出資をしているOwnersBookファンドの一覧となりますが、
このうち、メザニンローン案件は、例外的に出資した、冒頭の「渋谷区マンション第2号ファンド第5回」のみであり、
その他はすべて、シニアローン案件です。
LTVに注目。
先ほども述べました通り、OwnersBookの場合、LTV値の算出が比較的容易にできます。
また、同じく上述致しました通り、OwnersBookの場合、他のソーシャルレンディング会社の不動産担保付きファンドと比較して、堅実・コンサーバティブなLTV設計となっています。
勿論、出来るだけLTV値が低い案件へと出資したほうが、いざ、というときの債権回収シーンにおいては有利となりますから、
LTV値への着目は必携事項となります。
ただし、「あまりにもLTV値低い」というケースの場合、
何か特異な事情があるケースも否めませんので、一定の注意が必要です。
このあたりの個別具体的なケースについては、本ブログが発行しているメーリングリストでも、各案件について具体的検証を踏まえてお伝えしていますので、
よろしければ、ご覧になってみてください。
担保物となる不動産の評価額の妥当性に注意。
前述も致しました通り、OwnersBookの運営会社は、上場企業であり、不動産領域のプロです。
このため、担保物となる不動産の「評価額」について、法外な値を提示することは、あまり、考えづらく、
ひいては、私としても、第一義的には、OwnersBookの掲出している評価額を信頼しているわけですが、
それをそのまま鵜呑みにする、というのは、芸がありませんので、
私個人としては、実際の出資是非判断においては、各物件評価額の妥当性についても、極力、自力での確認を行うようにしています。
まず、OwnersBookの場合、担保物となる不動産の情報が、かなり細かく、案件詳細に記載されています。
引用元:OwnersBook
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このように、「建物状況」や「交通・接近条件」、「賃貸借の状況」といった情報が記載されているうえに、
引用元:OwnersBook
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簡単な物ですが、地図も添えられています。
こうした情報をベースに、不動産情報サイト(一般消費者向けのSUUMO等のサイトや、投資家向けの建美家・楽待、といったサイト等)などもよく確認しながら、
各ファンドで担保権が設定される不動産の「評価額」の妥当性について、出来得る限りのファクトチェックを行うようにしています。
【SBIソーシャルレンディング】不動産担保ローン事業者ファンド
私はこれまで、SBIソーシャルレンディングの常設型ファンド(上掲も致しました、不動産担保ローン事業者ファンド)へと複数回、追加出資を行っており、この後も継続予定です。
ご参考までに、私が現在出資中のSBIソーシャルレンディングの案件一覧を掲載させて頂きます。
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引用元:SBIソーシャルレンディング
上記ファンドのうち、赤い四角で囲った案件は、いずれも、「不動産担保ローン事業者ファンド」のシリーズとなります。
私が同ファンドシリーズで気に入っているポイントとしては、下記の通りです。
いつでも1万円からの少額出資が可能である。
上記も致しました通り、当該ファンドは常時募集型ファンドであるため、原則いつでも、1万円から出資可能です。
棚から牡丹餅、ではありませんが、
1万円くらいの「思わぬ臨時収入」って、時々、ありますよね。
- 年末調整や確定申告で、思っていたよりも多めの還付が為された、とか、
- 自動車保険を更新したら、意外と保険料が安かった、とか、
- 友達と出かける予定にしていたのだけれど、相手が急に具合が悪くなってしまい、キャンセルになった、
ですとか。
私はそんなとき、「つもり投資」(=友達と出かけた”つもり”等)のイメージで、
気軽に出資を済ませておくようにしています。
金額的には微々たるものの繰り返し、となりますが、
ちりも積もれば…というものです。
抜群の組成・償還実績。
引用元:SBIソーシャルレンディング
こちらの常設型ファンドシリーズの場合、
- 2012年9月の、歴代第1号ファンドの組成以来、
- 既に、140本以上のファンドが組成されており、
- このうち、110本以上のファンドが、無事に満期償還を済ませており、
- 貸し倒れ・延滞中、いずれも、ゼロ件
という、素晴らしい実績を誇ります。
利回りは、3.2~4.7パーセントということで、
ソーシャルレンディングファンドの中では、至極保守的、といっていい部類に入りますが、
私としては、この安定感を高く評価しています。
ソーシャルレンディング投資状況管理には、マネーフォワードがおすすめ
いざ、ソーシャルレンディングを通して、積極的な分散投資をスタートすると、
分散している投資内容を、まとめて一元管理する必要が出てきます。
その時に重宝するのが、大手家計簿アプリ「マネーフォワード」です。
自動連携先として、ほぼすべてのソーシャルレンディング事業者を網羅。
引用元:マネーフォワード
大手家計簿アプリ「マネーフォワード」と言えば、各銀行口座やクレジットカードとの情報自動連携が魅力ですよね。私もヘビーユーズしています。
そんなマネーフォワードの自動連携対象は、ソーシャルレンディングサービサーにも及んでいます。
マネーフォワードが自動連携可能なソーシャルレンディングサービサーは、本記事執筆本日現在、下記の通りです。
※情報ソースは、マネーフォワードの「対応金融機関一覧」ページです。
- SBIソーシャルレンディング
- クラウドクレジット
- OwnersBook
- トラストレンディング
- アメリカンファンディング
- LCレンディング
- ガイアファンディング
- キャッシュフローファイナンス
- クラウドバンク
- クラウドリース
- グリーンインフラレンディング
- さくらソーシャルレンディング
- スマートレンド
- TATERU Funding
- プレリートファンド
- maneo
- ラッキーバンク
私は現在国内23社のソーシャルレンディング会社に資金を分散していますが、そのうち17社が、マネーフォワードの自動連携機能でカバーされています。
私の知る限り、その他家計簿アプリサービサーでは、ここまでのカバー率は実現されていませんから、
この観点においては、もはや「マネーフォワード一択」といってもよい状況だと思います。
連携不可の業者分は、「手動連携」がおすすめ。
引用元:マネーフォワード
自動連携が好評を博しているマネーフォワードですが、
自動連携【していない】ソーシャルレンディングについても、その気になれば【手動連携】という選択肢が使えます。
私の場合、自動連携対応していないソーシャルレンディング会社についても、個人資産の一元管理の都合上、なんとしてでも、マネーフォワードで把握したく、
この【手動連携】というスキームを使っています。
株式投資等、ソーシャルレンディング以外の投資活動とも一元管理可。
なんといっても、これがマネーフォワード利用の最大のポイントだと思います。
全ての資産、そして負債が、完全に一元管理できる。
本ブログでも情報公開しているように、私は現在、ソーシャルレンディング投資に力を入れていますが、
それ以外にも、
- ロボットアドバイザー数社での運用も行っていますし、
- 仮想通貨も多少、運用しています。
- IDECOもやっていますし、
- つみたてNISAもやってます。
- 小規模企業共済という、少々マニアックな積み立ても行っています。
- 子供のために、学資保険にも加入していますし、
- ゆうちょを含めれば、金融機関口座も、5社超に達しています。
これらを、紙ベースの家計簿で、自力で管理するのは、正直、厳しいです。想像しただけで、少し気が参ります。
そして、負債。私の場合、個人的な出費はほぼすべてクレジットカードにて支払っていますから、その利用残高分が、債務となります。
これらすべて、マネーフォワードならば、一元管理できてしまうわけです。
ソーシャルレンディングの勉強におすすめの本
実際にソーシャルレンディング投資をスタートすると、ファンド情報に掲載されている、担保設定に関する記載の読み込みなど、
ある程度の基礎知識があったほうが、理解・判断がスムースとなる場面が出てきます。
そうした基本知識を身につけるために、私が重宝した書籍を5冊、おすすめしておきます。
『融資担当者のための不動産担保評価の実務』
引用元:Amazon
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まず1冊目におすすめしたいのが、著者中野氏による、『融資担当者のための不動産担保評価の実務』です。
ソーシャルレンディングファンドの中には、
借り手事業者の所有する不動産に対し、担保権(具体的には、抵当権や、根抵当権)を設定する、というスキームを用いている物が、多数、あります。
各ファンドの担保設定の内容を読み解くにあたり、
どのようなプロセスを経て、当該不動産について担保評価額算定が為されているのか、の裏側を、
是非、基礎知識として仕入れておくことををおすすめします。
私の場合、当該基礎知識の取得のために、こちらの著書を参考にさせて頂きました。
- 担保評価の具体的な手順や、
- 評価方式(原価法や、収益還元法)、
- 都市計画法や建築基準法、借地借家法、等と言った関連法規との関係等について、
幅広く網羅されており、おすすめです。
『不動産ファンドがよ~くわかる本』
引用元:Amazon
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2冊目のおすすめ本がこちら。
ファンドを組成して不動産投資を行う、というスキームについて、まるっと理解が深まる1冊です。
不動産を購入したい、と考えた第三者が、いかにして、その事業をファンドとして組成し、外部資金を集め、
実際に不動産を購入・運用していくか、という流れが、すっきりと把握できる良著でした。
具体的な内容としては、
- 不動産ファンドの概要と仕組み
- 金融商品取引法との関連
- デューデリジェンスや、ビークル(合同会社等)の設計方法に至るまで、
隈なく把握できる構成となっており、おすすめです。
『なるほどわかる!不動産証券化バイブル』
引用元:Amazon
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3冊目のおすすめ本がこちら。
同じく、不動産事業をファンド化(=証券化)することを解説した書籍となります。
数値データも多用されており、純粋な経済本としても楽しめました。
取り上げられている具体的な項目としては、
- 不動産証券化の仕組み
- J-REIT、及び、私募ファンドに関する概説
- 不動産証券化ビジネスに関する詳細
等々、多岐にわたっており、おすすめです。
『担保と保証の基本と実務がわかる本』
引用元:Amazon
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4冊目のおすすめ本がこちら。
ソーシャルレンディングの各ファンドのリスク・リターンバランスを読み解くにあたって、
「担保評価」に関する基礎知識は、必携となります。
特に、「担保」と「保証」の違いや、不動産以外の「動産」を用いた担保設定の方法論などについては、
各ソーシャルレンディングファンドの内容を理解するにあたり、ある程度、理解を深めておくことをおすすめします。
本書で取り上げられている項目としては、
- 担保・保証が取引において持つ効能
- 抵当権・根抵当権に関する詳説
- 動産担保や、人的担保(連帯保証等)の詳説
等、およそ「担保」「保証」」に関しては、ほぼ網羅されているといっても過言ではない良著。おすすめです。
『ウォール街のランダムウォーカー』
引用元:Amazon
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5冊目のおすすめ本がこちら。
投資分野では極めて有名な著書ですよね。
こちらの場合、ソーシャルレンディング投資に直接的に役立った、というよりは、
私がそれまで夢中になっていた、「過去のチャートデータに基づいてパラメタを組み、自動売買によって利益を上げていく」という投資手法から、私を決別させてくれた、という意味で、
非常にインパクトの大きい書籍となりました。
- 過去事象は未来事象に対し影響力を持たない。このため、テクニカル分析は無意味。
- ファンダメンタルズ分析もあてには出来ない。
- ”天才”と標榜されたファンドマネージャーが、なぜ、中長期的には、インデックス程度の(もしくは、それを下回る)利回りしかあげることが出来ないか。
等と言った点について、詳説されています。
投資本の鉄板、として、まずはご一読為さってみることをおすすめいたします。
ソーシャルレンディングにおすすめの銀行口座とは
ソーシャルレンディング投資における具体的なステップとして、「ソーシャルレンディング事業者に、(ファンドへの)出資金を送金する」というプロセスがあります。
”出資金の送金”というと、一見、難しそうですが、
実際は簡単で、ソーシャルレンディング事業者の指定する銀行口座に、私たちが普段使っている銀行口座から、お金を振り込めばいいだけです。
そのときの振込手数料を考慮した際、お得となり得る銀行口座を2行分、おすすめしておきます。
三井住友銀行
引用元:三井住友銀行
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まず1行目におすすめしたいのは、三井住友銀行です。
私は現在、日本国内23社のソーシャルレンディング会社に、資金を分散投資していますが、
実際におすすめできるソーシャルレンディング会社、というのは、かなり限られ、
私自身、ソーシャルレンディング投資ポートフォリオのうち半分は、上位3社のソーシャルレンディング会社に資金集中しています。
そんな3社のソーシャルレンディング会社のうちの2社、すなわち、
クラウドクレジットと、SBIソーシャルレンディングが、出資金振込先口座として用いているのが、三井住友銀行なのです。
クラウドクレジットの場合はこのように、
↓
引用元:クラウドクレジット
SBIソーシャルレンディングの場合はこのように、
↓
引用元:SBIソーシャルレンディング
出資金振込先口座として、三井住友銀行の銀行口座を指定していることが、明記されています。
三井住友銀行のインターネットバンキング、「SMBCダイレクト」を使用すれば、
クラウドクレジットやSBIソーシャルレンディングへの出資金振込の手数料が、無料となります。
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引用元:三井住友銀行
もしもまだ、三井住友銀行に口座をお持ちでない場合、
ソーシャルレンディング投資を始めるにあたり、口座開設を済ませておくことをおすすめします。
三菱UFJ銀行
引用元:三菱UFJ銀行
↑
2行目におすすめしたいのが、三菱UFJ銀行です。
引用元:OwnersBook
↑
私も集中的に投資を行っている、OwnersBookの振込先口座が、同行にて指定されているため、です。
引用元:三菱UFJ銀行
↑
三菱UFJ銀行の場合も、インターネットバンキングを用いれば、
三菱UFJ銀行の支店間の振込手数料は、無料となります。
ソーシャルレンディングおすすめ情報まとめ
いかがでしたでしょうか。
いずれも、私も個人的な体験に基づく、個人的所見に過ぎませんが、
あくまでも、その限りにおいて、少しでも、
「これから、ソーシャルレンディング投資を始めてみよう!」とお考えの読者様にとって、ご参考と為さって頂ける内容と出来たのであれば、嬉しい限りです。
こちらの関連記事も、是非ご覧下さい。
↓
【ソーシャルレンディング投資初心者必読】ソーシャルレンディング投資関連おすすめ情報PickUP【最新版】
それでは、本記事はここまで。
また次回の記事にて、お会いいたしましょう!
本寄稿内容は、寄稿者の個人的な見解・体験・意見であり、その内容は、当ラボの公式見解と異なる場合があります。
また、本記事は、読者様への情報提供を目的としたものであり、特定の投資商品(ファンド等含む)への投資勧誘を目的としたものではありません。
個別のソーシャルレンディング事業者における投資口座開設や、実際の投資是非に係るご判断につきましては、必ず、読者様ご自身にて、為さって頂きますよう、お願い致します。
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