株式投資型クラウドファンディング「ユニコーン」第9号案件が公開｜資金調達を行うのは文書突合ソリューション等を提供するAIベンチャー「株式会社ディビイ」

株式会社ユニコーン（東京都新宿区新宿4-3-17　FORECAST新宿SOUTH 3F）の運営する株式投資型クラウドファンディング・サービス「ユニコーン」において、10月9日午後6時から募集開始となる第9号案件の情報が先行公開されている。

今回資金調達を行うのは、AI（人工知能）を活用した文書突合サービスやSNSマーケティング解析などを提供するベンチャー企業、株式会社ディビイ（大阪府大阪市淀川区宮原1-1-1 新大阪阪急ビル3F。2015年5月設立。代表取締役 髙橋成典 氏。以下、ディビイ社）。目標募集額は3,000万円、上限募集額は8,000万円とした。

新型コロナウィルス感染対策としてのリモートワーク導入の広がりなどと合わせて、今般、企業のDX（デジタル・トランスフォーメーション）が大きな注目を集めているが、結果として集約される膨大な量のビッグデータの理解・利活用には、データ・サイエンティストなど、高度なスキルを持った人材の存在が不可欠となる。
中長期的な技術者不足が懸念されるなかで、ディビイ社は、独自のソフトウェアの提供を通して、高いITスキルを持つ人材を擁さずとも、各企業が自力で、収集したデータの利活用をすることが可能となるスキームを提案する。

ディビイ社が提供するサービスは下記の4点。

• 文書突合サービス：
  専門文書間の文言齟齬などを自動で検知。
  法規制の関係等により、膨大な書類作業・申請作業を必要とする製薬業界・金融業界での導入を目指す。
• ナレッジマネジメント・サービス：
  従来型検索エンジンでは理解が難しかった、自然言語（通常の話し言葉など）による情報検索を可能とする。
  コールセンターや、マンション・オフィス管理業務などでの省力化ニーズを狙う。
• マーケット解析：
  SNS広告の効果予測を提供。
  大手広告代理店などの導入を期待する。
• データインテグレーション：
  元来は高度なスキルを有する人材でなければ対応できなった、ビッグデータを用いた情報解析や予測作業を、社内の事務スタッフのみでも執り行えるようにすることを目指す、ソフトウェア・サービス。

クライアント企業からは、サービス内容や部門数、アカウント数等に応じて、年間数百万円～数千万円程度のライセンス収入を見込む。

上述のナレッジマネジメント・サービス（rodanius for Knowledge）については、既に大手ビル管理企業への導入が完了しており、運用開始しているほか、文書突合サービスのうち、主に製薬業界への売り込みを目指す「rodanius for Pharma」については、既に複数の大手製薬企業における概念実証試験をクリアし、導入準備を進めている段階にあるという。

りそなキャピタルやSMBCベンチャーキャピタルなど、複数のVC（ベンチャーキャピタル）からも出資を受けており、投資家にとって重要となるイグジット（M＆AやIPO）については、3～5年後程度のIPO（株式公開）を目指し、既に主幹事証券や監査法人が内定している状態にある。

なお、今回ユニコーンを通してディビイ社へと投資を行ったユーザー向けに、株主優待として、株数（投資金額）の多寡に関わらず、Amazonギフト券1,000円分がプレゼントされるという。

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参考、並びに、上掲情報引用元：
AIを身近にする画期的技術で企業のDXを支援する「ディビイ」 VC からの調達実績あり｜ユニコーン

Unicorn(ユニコーン)とは

引用元：Unicorn(ユニコーン)

株式会社ユニコーン(東京都新宿区新宿)が運営する、株式投資型クラウドファンディング・サービス。
投資家は、Unicorn(ユニコーン)のサービスを利用することにより、非上場企業に対し、比較的少額から、投資を行うことが可能となる。
また、案件・募集企業によっては、株主優待が提供されるケースもある。

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参考：
ユニコーン｜公式サイト