スマートレンドの「海外(香港)事業支援型ローンファンド 第109号、111号、112号」に、投資申込を完了致しました。
個人投資家Y.K氏。
2018年初旬からソーシャルレンディング投資を始め、約1年ほどが経過。
合計20社以上のソーシャルレンディング事業者に投資口座を開設し、累計投資額は400万円以上。
30代男性会社員・首都圏在住。
投資申し込み完了のエビデンス
スマートレンドのマイページ、「投資履歴」からのスクリーンショット抜粋がこちら。
↓
本ファンドの概要
スマートレンドのホームページから確認した、本ファンドの概要としては、下記の通りです。
※情報引用元は、
- 海外(香港)事業支援型ローンファンド 第109号
→https://www.smartlend.jp/fund/detail?fund_id=224 - 海外(香港)事業支援型ローンファンド 第111号
→https://www.smartlend.jp/fund/detail?fund_id=228 - 海外(香港)事業支援型ローンファンド 第112号
→https://www.smartlend.jp/fund/detail?fund_id=229
上記の通りです。
ファンドとしては、3つの別々のファンドとなっておりますが、借り手企業は同一(後述の事業者C)であり、ファンドのスキームや、保全の状況についても、同一のようでしたので、まとめて詳説をさせて頂きます。
なお、いずれのファンドも、案件1と案件2に分かれていますが、資金の大部分を貸し付ける、「案件1」のほうに関してのみ、下記、詳説をさせて頂きます。
本ファンドのスキーム図
同社のホームページから確認した、本ファンド(合計3つ)のスキーム図としては、下図の通りです。
↓
引用元:同上
資金の借り手
事業者C,と呼称されている事業者です。主な情報としては、下記の通り。
- 香港で消費者金融事業を営んでいる。
- 日本から海外へ進出して6年経過した企業である。
- 香港で初めて、オンライン完結型の消費者金融事業を展開。
- 低いオペレーションコスト構造が特徴(オンライン完結、という点が寄与しているのでしょう)。
- 直近決算期の営業利益約5億円、売上利益率約34%。
- 学歴情報等を活用した与信スコアリングが特徴。
- 直近決算期の融資残高約31億円、実質自己資本比率は約74%。第三者からの借り入れはほとんど無。
※なお、日本国内の銀行系消費者金融業者の自己資本比率は約19%~33%であるとのこと。 - 香港の消費者金融市場において、法令遵守、及び信用情報機関に加盟している優良企業である。
- 債権ポートフォリオも約7,000件の小口分散されており、安定した事業構造となっている。
- スマートレンドでは、事業者Cに対し、毎月定期的に募集・融資を行っており、きちんと期日通りに返済がされている、とのこと。
学歴情報(等)を活用した与信スコアリング、というのは、面白いですね。
そのようなスコアリングがあることは、初めて知りました。
貸付資金の総額
いずれのファンドも、15,000,000円(1500万円)の貸付です。
借り手の資金使途
「融資金は事業者Cの事業性資金として運用される」との記載があります。
貸付・運用の期間
ファンドによって微妙に異なります。
109号と111号は3か月、112号だけは6か月の貸付・運用となる、とのこと。
いずれにせよ、短期、と解釈できる長さでしょう。
設定担保
事業者Cとスマートレンドとの間で、事業者Cが持つ、事業者Cの顧客への、小口貸付債権を対象とした、集合債権譲渡担保権設定契約書が、締結されている、とのこと。
返済原資
事業者Cの貸付先顧客から、事業者Cへと毎月支払われる、元利入金分が、事業者Cからスマートレンドへの返済原資となる、とのこと。
わたしたち個人投資家の期待利回り
ファンドによって微妙に異なります。
109号と111号は6パーセント。
112号だけは6.5パーセント、とのこと。
本ファンドにわたしが投資申し込みを行った理由
おもに下記のように検討・判断をおこなったうえで、本ファンド(合計3つ)へと投資申込をさせていただくことと致しました。
借り手企業はごく優秀な企業のように見受けられる。
スマートレンドのファンド情報を読む限りにおいては、事業者Cは、貸金業者として、至極優秀な事業者のように見受けられます。
営んでいる貸金業における延滞発生率、デフォルト発生率等については、明記がありませんでしたので、何とも言えませんが、まあ、ある程度堅調に事業を営んでいるのではなかろうか、と判断致しました。
少なくとも、スマートレンドとの間では、定期的な資金貸借取引がある、とのことですので、償還歴、という点に関しても、ある程度、安心してよかろう、と判断致しました。
短い運用期間
2つのファンドは3か月、もう1つのファンドも、貸付期間は6か月にすぎません。
期間は(他のソーシャルレンディングファンドと比べると)短期と言えますし、一応、債権譲渡担保も設定される、とのことですので、ある程度の保全も効くだろう、と判断致しました。
まとめ
おもに上記のように検討・判断をおこなったうえで、今回、スマートレンドの「海外(香港)事業支援型ローンファンド 第109号、111号、112号」に、投資申込を完了致しました。
本記事の内容は、いずれも、わたしのごく個人的な見解にすぎませんが、あくまでも、その限りにおいて、少しでも、読者の皆様のお力となれたのであれば、嬉しい限りです。
利回りや規模、初心者へのおすすめ度等、様々な視座からソーシャルレンディング各社をランキングした、こちらの過去記事も、是非ご参照下さい。
↓
国内ソーシャルレンディング事業者を徹底ランキング。利回り&グローバル度&担保メリット、資本金額規模等、異なるアングルから人気ソーシャルレンディング事業者を徹底分析。
それでは、本記事はここまで。
また次回の記事にて、お会い致しましょう。
本寄稿内容は、寄稿者の個人的な見解・体験・意見であり、その内容は、当ラボの公式見解と異なる場合があります。
また、本記事は、読者様への情報提供を目的としたものであり、特定の投資商品(ファンド等含む)への投資勧誘を目的としたものではありません。
個別のソーシャルレンディング事業者における投資口座開設や、実際の投資是非に係るご判断につきましては、必ず、読者様ご自身にて、為さって頂きますよう、お願い致します。
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