SBIソーシャルレンディングの「不動産担保ローン事業者ファンド」、4月後半分の募集がスタート
SBIソーシャルレンディング株式会社(東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー13F)の運営するソーシャルレンディング・サービス「SBIソーシャルレンディング」の常時募集型ファンド「SBISL不動産担保ローン事業者ファンド」(以下、同ファンド)について、4月第2号(今月後半号)の募集が開始となった。
同ファンドの名目利回りは2.5~5.0パーセント(年利換算・税引き前)。約14ヶ月の運用を見込む。
資金は、不動産を担保にしてローン事業(金融事業)を営む、金融事業者(最大8社)へと融資され、借手各社は、調達した資金を、自身のローン事業の原資として活用する。
借手各社からSBIソーシャルレンディングへの返済原資は、借手各社が、自身の融資先(第三債務者)から回収した元利金。SBIソーシャルレンディングとしては、自身の貸付債権の保全のため、借手各社が第三債務者に対して有する貸付債権に、質権を設定する。
なお、同ファンドシリーズは、今回の4月第2号で、累積181号目。最新実績によれば、これまでに既に150号以上のファンドが、償還を果たしている。
累積での貸付総額は297億円強、このうち償還済の元本額累計は230億円強。延滞中の貸付元本、並びにデフォルトした貸付元本はゼロ円。
参考:
SBISL不動産担保ローン事業者ファンド|SBIソーシャルレンディング
SBIソーシャルレンディングとは
引用元:SBIソーシャルレンディング
SBIグループ傘下、SBIソーシャルレンディング株式会社が運営。
2020年3月末時点での累計融資実績は、1,359億円強。融資残高は421億円以上。投資家登録完了数は51,539人。いずれの数値においても、国内のソーシャルレンディング業界を代表する事業者のひとつといえる。
参考:
SBIソーシャルレンディング|公式サイト
2019年7月には、富士キメラ総研「決済関連市場調査」のクラウドファンディングマーケットシェア2018年実績で、トップシェアとなった旨を明らかにした。
投資家が、原則としていつでも、1万円という少額から投資申込を行うことができる、常時募集型ファンドなど、複数の人気案件・ファンドシリーズを擁する。
2019年8月下旬には、東証マザーズ上場の霞ヶ関キャピタル株式会社などと、アパートメントホテル開発における業務提携を行った旨を明らかにした。
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