SBIソーシャルレンディングの累計融資額が1,000億円を突破

SBIソーシャルレンディングの累計融資額が1,000億円を突破

累計融資額1,000億円突破を知らせる、SBIソーシャルレンディングのプレスリリース。
※引用元URLは下記。

東証一部上場「SBIホールディングス株式会社」傘下のSBIソーシャルレンディング株式会社(以下、同社)は、同社が運営するソーシャルレンディング・サービス「SBIソーシャルレンディング」において、2019年6月末時点での累計融資額(同社のソーシャルレンディング事業開始以降、2019年6月末までの、同社ファンドからの融資金の合計額・累計)が、約1,005億5,700万円に達し、1,000億円を超えたことを明らかにした。

投資家登録数も36,517人に達し、5月末時点(35,326人)と比較し伸長、同社として過去最高値を更新した。

同社の順調な成長について、当サイトへの寄稿でも知られる現役ソーシャルレンディング投資家、Y.K氏に話を聞いた。


参考:
累計融資額1,000億円突破のお知らせ|SBIソーシャルレンディング


-SBIソーシャルレンディングの人気の理由は

Y.K氏(以下同)
「ソーシャルレンディング黎明期から培ってきた実績と、”SBIグループ傘下”という企業ブランドが、投資家からの信頼を招いているのだろう。
また、他のソーシャルレンディング事業者にはない、(原則としていつでも出資できる)”常時募集型ファンド”が提供されている点も、日中仕事で忙しい会社員等から、評価を得ているのではないだろうか。」

「国内ソーシャルレンディング業界においては、かねてより最大手と目されていたマネオ(※)が、2018年の行政処分、及びその後の延滞案件多発で、もたついている。
SBIソーシャルレンディングは、そうした間隙を縫うようにして規模拡大を続けており、累計融資額等のスケールにおいては、国内トップクラスといってもいいレベルまで成長している。
他社の追撃はあるだろうが、当座の間、業界のリーダーとしての地位は揺るがないのでは。」

(※)マネオとは

maneoマーケット株式会社が運営するサービス。
2018年7月に、関東財務局から行政処分を受ける。
前後するようにして、maneoマーケットにて提供されていたファンドの多くに、延滞が発生。
2019年3月には、投資家等が、損害の賠償を求め、maneoマーケット株式会社等を提訴する事態にも発展している。

-SBIソーシャルレンディングに死角は無いのか

「投資のしやすさ、という点では、上述の常時募集型ファンドに注目が集まるが、単純な”利回り”の観点からは、臨時組成される”オーダーメイド型ファンド”のほうが人気がある。
ただし、SBIソーシャルレンディング自体、人気事業者であるがゆえに、臨時組成・公開されるオーダーメイド型ファンドの資金募集開始時には、投資家からの投資申込が殺到するケースがある。
必然的に”クリック合戦”が発生し、クリック合戦に敗れた投資家や、そもそも(時間の都合などで)クリック合戦に参加できなかった投資家からは、”(投資したかったのに)投資できなかった”との声も上がりがち。」

「人気事業者ゆえの宿命ともいえるが、投資家からの旺盛な投資需要をいかにうまく”さばいて”いくか、は、今後、ソーシャルレンディング事業者としての腕の見せ所となる。
抽選式の導入や投資上限額の設定等、競合他社が試行錯誤を継続している中、SBIソーシャルレンディングがどのような手を打ってくるか、注目したい。」


参考:
SBIソーシャルレンディング(公式サイト)

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