国外向けソーシャルレンディング大手「クラウドクレジット」、上場証券会社の資金運用を開始

国外向け案件を専門的に取り扱うソーシャルレンディング・サービス「クラウドクレジット」を運営するクラウドクレジット株式会社(東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル802。以下、同社)は、同社主要株主からの紹介を通じて、国内の大手上場証券会社の資金運用を開始することとなった旨を明らかにした。

プレスリリースによれば、同社による上場企業の資金運用は、昨年2月の公表事例に続き、2例目。ただし、金融機関(証券会社)の資金運用としては、初めてのケースであるという。

プレスリリースでは、クラウドクレジットの運用残高が153億円超に達していること、および、ユーザー登録数が45,000名以上に到達したこと(※いずれも、2020年2月24日時点)も、合わせて明らかにされている。

クラウドクレジットとは



引用元:クラウドクレジット

クラウドクレジット株式会社(東京都中央区日本橋)が運営する、ソーシャルレンディング・サービス。
海外案件を専門的に取り扱っており、「キルギスマイクロファイナンス事業者支援ファンド」や「中東地域ソーラー事業者支援ファンド」、「アフリカ未電化地域支援ファンド」、「東欧金融事業者支援ファンド」など、複数の国と地域に関連する投資案件を取り揃えている。
2020年3月10日時点で公式ホームページに掲載されている情報によれば、累計出資金額は、既に285億円を突破している。


参考:
クラウドクレジット|公式サイト


融資先企業の匿名化解除(実名開示)にも積極的に取り組んでおり、すでに複数のファンド・シリーズにおいて、実質的な借り手企業の具体的名称等が公開されている。
サービス運営会社であるクラウドクレジット株式会社は、伊藤忠商事株式会社や第一生命保険株式会社といった、国内の大企業のほか、マネックスベンチャーズ株式会社やYJキャピタル株式会社、LINE Ventures株式会社、SBIインベストメント株式会社、ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社といった、複数の有力VC(ベンチャーキャピタル)・投資会社から出資を受けていることでも知られる。
2019年12月には、単月でのファンド販売額が16.8億円分に達し、過去最高を記録した。
2020年1月からは、投資家の分散投資をより容易にすべく、「ファンドパッケージ機能」を新設。同月には、最初のパッケージ型商品「バランス型パッケージ1号」をリリース。
2020年2月時点での運用残高は153億円超、登録ユーザー数は45,000名強に達している。


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