キャッシュフローファイナンスの、「【利回り8~10%】コインランドリーファンド(2号)《運用期間11ヶ月》 (2案件)」に、投資申込を完了致しました。
個人投資家Y.K氏。
2018年初旬からソーシャルレンディング投資を始め、約1年ほどが経過。
合計20社以上のソーシャルレンディング事業者に投資口座を開設し、累計投資額は400万円以上。
30代男性会社員・首都圏在住。
投資申し込み完了のエビデンス
キャッシュフローファイナンスのマイページ、「投資履歴」からのスクリーンショット抜粋がこちら。
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本ファンドの概要
同社のホームページ(https://www.cf-finance.jp/fund/detail?fund_id=276)から確認した、本ファンドの概要としては、下記の通りです。
なお、案件1、及び案件2のうち、案件1のほうに関してのみ、下記、詳説をさせて頂きます。
本ファンドのスキーム図
引用元:https://www.cf-finance.jp/fund/detail?fund_id=276
資金の借り手
事業者AH社です。
わたしが投資しているキャッシュフローファイナンスの下記2つの別ファンドでも、借入人となっている事業者です。
【利回り8%】東京都三鷹市 不動産ローンファンド(7号)
【利回り8~10%】《障害者就労支援》テクノロジーファンド(1号)
貸付資金の総額
本ファンドを通しての融資は5,000,000円(500万円)。
ただし、他に複数のファンドを経由し、合計では6,500万円を融資する、とのこと。
借り手の資金使途
事業者AHは、今回調達する資金を原資にして、コインランドリー設備を購入する、とのこと。
ちなみに、そうして購入するコインランドリー設備を、事業者O社に対して貸し付け、設備使用料を徴求する、という計画のようです。
貸付・運用の期間
11か月、とのこと。
設定担保
事業者AH社の株式55パーセントに対し質権設定。
事業者AL社が債務保証。
このスキームは、【利回り8%】東京都三鷹市 不動産ローンファンド(7号)と同一であり、【利回り8~10%】《障害者就労支援》テクノロジーファンド(1号)とも類似しています。
キャッシュフローファイナンスにおいては、良く用いられるスキームなのでしょう。
返済原資
11か月後に、あらためてリファイナンスを行うか、もしくは、今回購入するコインランドリー設備を売却することにより、返済原資を確保する計画である、とのこと。
わたしたち個人投資家の期待利回り
10パーセントとのことです。
本ファンドにわたしが投資申し込みを行った理由
主に下記のように検討したうえで、本ファンドへと投資申込をさせて頂きました。
担保設定については、別ファンド分析で述べた通り。
「キャッシュフローファイナンスの、「【利回り8%】東京都三鷹市 不動産ローンファンド(7号) (2案件)」に、投資申込を完了致しました。」の記事で詳説致しました通り、本ファンドでも用いられている担保設定スキームについては、その効力に係り、わたしは少々、疑問視しています(あくまでも、わたしの個人的な見解です)。
O社のコインランドリー事業は、うまくいっているのか知れませんが、O社としては、6か月前の事前予告を行えば、AH社との間の設備賃貸借契約を解除できる、とのこと。
心配のし過ぎかも知れませんが、ある程度事業が軌道に乗ったO社が、自己資金で(もしくは、自社が借主となって資金調達を行って)コインランドリー設備を購入することにしたら、どうなるのでしょう?
もしもO社がそのような考えを始めた場合、(そして、O社のコインランドリー経営が、本当にうまくいっている場合)金融機関としては、さほど抵抗なく、O社に対して、設備購入資金を融資するでしょう。
すると、O社としては、割高な賃借料を払ってAH社からコインランドリー設備を賃借するのを、やめてしまうかもしれません。
そのとき、AH社としては、宙ぶらりんになったコインランドリー設備を、どう処分するのでしょうか?
6,500万円で購入した設備一式は、中古で売却する場合、いかほどの値段で売却できるのでしょうか?
このように考えていくと、いささか、不安感を覚えます。
利回りはまあまあ。1年弱の運用は正直、長いが…
半年程度のスパンであれば、もう少し積極的な判断が出来たのですが、1年弱の貸付・運用、となると、なかなかの長期です。
利回りはまあまあ、ですが、多額の投資、とはしづらく、あくまでも、少額の投資とさせて頂きました。
まとめ
主に上記のように検討し、今回、キャッシュフローファイナンスの、「【利回り8~10%】コインランドリーファンド(2号)《運用期間11ヶ月》 (2案件)」に、投資申込をさせて頂きました。
文中の記載事項は、いずれも、わたしの個人的な見解に過ぎませんが、あくまでも、その限りにおいて、少しでも、読者の皆様のお力となれたのであれば、嬉しい限りです。
ファンドの平均利回りや、資本金額や投資家登録数といった「規模」、投資初心者へのおすすめ程度等々、いろいろな確度から、国内の有力ソーシャルレンディング事業者をランク付けした、こちらの過去記事も、是非ご参照下さい。
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それでは、本記事はここまで。
また次回の記事にて、お会い致しましょう。
本寄稿内容は、寄稿者の個人的な見解・体験・意見であり、その内容は、当ラボの公式見解と異なる場合があります。
また、本記事は、読者様への情報提供を目的としたものであり、特定の投資商品(ファンド等含む)への投資勧誘を目的としたものではありません。
個別のソーシャルレンディング事業者における投資口座開設や、実際の投資是非に係るご判断につきましては、必ず、読者様ご自身にて、為さって頂きますよう、お願い致します。
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