SBIソーシャルレンディングの「バイオマスブリッジローンファンド12号」、21日午前10時から募集開始|名目年利7.0パーセント、1年間運用
SBIソーシャルレンディング株式会社(東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー14F)の運営するソーシャルレンディング・サービス「SBIソーシャルレンディング」において、12月21日午前10時から、先着方式による募集を開始する新ファンド「SBISLバイオマスブリッジローンファンド12号」(以下、同ファンド)の情報が先行公開されている。
同ファンドの名目利回り(年率換算・税引き前)は7.0パーセント。募集は最長で12月24日正午まで行う。募集額は7億円。
融資先への貸付は、今月25日から来月中旬にかけて実施され、2021年1月下旬には運用予定表交付、以後、来年12月末まで、約1年間の運用を予定する。
投資家への分配は毎月実施(ただし、初回は来年2月15日予定)する。最終分配(償還)は2022年1月15日予定。
同ファンドの融資先は、今回調達する資金を、自身のバイオマス発電事業のプロジェクト資金の一部(権利取得費、設計費、その他諸経費等)に充てる一方、SBIソーシャルレンディングへの返済原資としては、リファイナンス(借換)や、バイオマス発電事業に関する権利等を第三者に売却した、売却代金等を見込んでいるという。
なお、SBIソーシャルレンディングとしては、貸付債権保全のため、事業用地(宮城県登米市。21,470平方メートル)に設定された地上権に対し、第一順位の抵当権を設定する。
公開情報によれば、「バイオマスブリッジローンファンド」シリーズ全体での、今年11月末時点での融資残高は、64億円で、SBIソーシャルレンディング全体の融資残高(437億円強)のうち、約14パーセントを占めている。
参考:
SBISLバイオマスブリッジローンファンド12号|SBIソーシャルレンディング
SBIソーシャルレンディングとは
引用元:SBIソーシャルレンディング
SBIグループ傘下、SBIソーシャルレンディング株式会社が運営。
2020年11月末時点での累計融資実績は、1,638億円強。融資残高は437億円以上。投資家登録完了数は5万8,974人。いずれの数値においても、国内のソーシャルレンディング業界を代表する事業者のひとつといえる。
参考:
SBIソーシャルレンディング|公式サイト
2019年7月には、富士キメラ総研「決済関連市場調査」のクラウドファンディングマーケットシェア2018年実績で、トップシェアとなった旨を明らかにした。
投資家が、原則としていつでも、1万円という少額から投資申込を行うことができる、常時募集型ファンドなど、複数の人気案件・ファンドシリーズを擁する。
2019年8月下旬には、東証マザーズ上場の霞ヶ関キャピタル株式会社などと、アパートメントホテル開発における業務提携を行った旨を明らかにした。
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