SBIソーシャルレンディングが2020年3月期決算公告を公開|経常利益は公開開始来最高の25億円強に

ソーシャルレンディング・サービス「SBIソーシャルレンディング」を展開するSBIソーシャルレンディング株式会社(東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー13F。以下、同社)は、 2020年3月期(同社第13期)の決算公告を公開した。

公開情報(※1)によれば、2020年3月末時点での営業貸付金は421億円強。前年度末時点(※2)の331億円強と比し、90億円程度の伸長となった。
また、投資家からの出資・預託金の残高を示す「匿名組合出資預り金」は、469億円強となり、前年度末時点(365億円強)と比し、100億円強の伸長を示した。

同社の売上高を示す、2020年3月期の営業収益は、32億円強。同社は2018年3月期から、決算公告において損益計算書(PL)を公開しているが(※3)、PLの公開が始まって以降、最高値なった(2018年3月期の売上高は13億円強、2019年3月期の売上高は25億円弱)。
匿名組合損益分配前の、税引前当期純利益は、2020年3月期において25億円強となり、同じく、損益計算書公開開始以来、最高値を記録した。


参考:
(※1)2020年3月期(第13期)
(※2)2019年3月期(第12期)
(※3)電子公告

SBIソーシャルレンディングとは



引用元:SBIソーシャルレンディング

SBIグループ傘下、SBIソーシャルレンディング株式会社が運営。
2020年5月末時点での累計融資実績は、1,394億円強。融資残高は418億円以上。投資家登録完了数は5万4,825人。いずれの数値においても、国内のソーシャルレンディング業界を代表する事業者のひとつといえる。


参考:
SBIソーシャルレンディング|公式サイト


2019年7月には、富士キメラ総研「決済関連市場調査」のクラウドファンディングマーケットシェア2018年実績で、トップシェアとなった旨を明らかにした。
投資家が、原則としていつでも、1万円という少額から投資申込を行うことができる、常時募集型ファンドなど、複数の人気案件・ファンドシリーズを擁する。
2019年8月下旬には、東証マザーズ上場の霞ヶ関キャピタル株式会社などと、アパートメントホテル開発における業務提携を行った旨を明らかにした。


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