SBIソーシャルレンディングの「バイオマスブリッジローンファンド11号」、8億円満額を集め募集完了|名目利回り7.0パーセント
SBIソーシャルレンディング株式会社(東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー14階)の運営するソーシャルレンディング・サービス「SBIソーシャルレンディング」において、今月13日午前10時から募集開始となった新ファンド「SBISLバイオマスブリッジローンファンド11号」(以下、同ファンド)が、元来の募集終了期限(今月20日正午)を待つことなく、募集額8億円分、満額の投資申込を集め、募集完了となった。
同ファンドの名目利回り(年率換算・税引前)は7.0パーセント。融資先への貸付は、今月21日から来月上述にかけて行われ、以後、2022年末まで、約25ヶ月の運用を予定する。
投資家への初回分配は来年1月15日を予定、以降原則として毎月15日に分配を実施する。
同ファンドの融資先(バイオマス発電事業者)は、今回調達する資金を、自身のバイオマス発電事業のプロジェクト資金の一部(建設費その他諸経費等)に活用する。
SBIソーシャルレンディングから融資先への貸付金利(年利換算)は8.5パーセント。
融資先は、SBIソーシャルレンディングへの返済原資として、当該バイオマス発電事業に係る権利等を第三者に売却した売却代金、もしくは、リファイナンスによって調達(借換え)する資金を見込んでいるという。
なお、SBIソーシャルレンディングとしては、自身の貸付債権の保全のため、北海道網走市に所在する事業用地(13,572平方メートル)に対し、第一順位の抵当権を設定する。
参考:
SBISLバイオマスブリッジローンファンド11号|SBIソーシャルレンディング
SBIソーシャルレンディングとは
引用元:SBIソーシャルレンディング
SBIグループ傘下、SBIソーシャルレンディング株式会社が運営。
2020年10月末時点での累計融資実績は、1,612億円強。融資残高は498億円以上。投資家登録完了数は5万8,085人。いずれの数値においても、国内のソーシャルレンディング業界を代表する事業者のひとつといえる。
参考:
SBIソーシャルレンディング|公式サイト
2019年7月には、富士キメラ総研「決済関連市場調査」のクラウドファンディングマーケットシェア2018年実績で、トップシェアとなった旨を明らかにした。
投資家が、原則としていつでも、1万円という少額から投資申込を行うことができる、常時募集型ファンドなど、複数の人気案件・ファンドシリーズを擁する。
2019年8月下旬には、東証マザーズ上場の霞ヶ関キャピタル株式会社などと、アパートメントホテル開発における業務提携を行った旨を明らかにした。
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