SBIソーシャルレンディングの不動産担保ローン事業者ファンド、5月後半号の募集をスタート
SBIソーシャルレンディング株式会社(東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー13F)の運営するソーシャルレンディング・サービス「SBIソーシャルレンディング」の、常時募集型ファンド「不動産担保ローン事業者ファンド」(以下、同ファンド)の、2020年5月後半号が、募集開始となった。
同ファンドの名目利回り(年利換算・税引き前)は、2.5~5.0パーセント。約1年2ヶ月の運用を見込む。
投資家は最低1口1万円から投資申込を行うことが出来、募集額に上限は設定されていないが、融資先の資金需要によっては、ロールオーバー(出資金の繰り越し)が発生する可能性がある。
融資先は、不動産に担保権を設定したうえで貸付事業を行う、金融事業者(最大で8社)。
融資先企業は、調達した資金を、自身の行うローン事業の原資に充てる。融資先からSBIソーシャルレンディングへの返済原資は、融資先が自身の顧客(=第三債務者)から回収する元利金を見込む。
SBIソーシャルレンディングとしては、自身の貸付債権の保全のため、融資先が第三債務者に対し保有する貸付債権(不動産担保付き)に、質権を設定する。
なお、同ファンド・シリーズは、今号で183号目。これまでに組成されたファンドのうち、既に150件以上が、償還を果たしており、延滞中の貸付元本・デフォルトした貸付元本は、いずれもゼロ円。シリーズ累計での貸付総額は、既に300億円以上に達している。
参考:
SBISL不動産担保ローン事業者ファンド|SBIソーシャルレンディング
SBIソーシャルレンディングとは
引用元:SBIソーシャルレンディング
SBIグループ傘下、SBIソーシャルレンディング株式会社が運営。
2020年4月末時点での累計融資実績は、1,373億円強。融資残高は404億円以上。投資家登録完了数は54,313人。いずれの数値においても、国内のソーシャルレンディング業界を代表する事業者のひとつといえる。
参考:
SBIソーシャルレンディング|公式サイト
2019年7月には、富士キメラ総研「決済関連市場調査」のクラウドファンディングマーケットシェア2018年実績で、トップシェアとなった旨を明らかにした。
投資家が、原則としていつでも、1万円という少額から投資申込を行うことができる、常時募集型ファンドなど、複数の人気案件・ファンドシリーズを擁する。
2019年8月下旬には、東証マザーズ上場の霞ヶ関キャピタル株式会社などと、アパートメントホテル開発における業務提携を行った旨を明らかにした。
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