SBIソーシャルレンディングの「不動産担保ローン事業者ファンドNeo 10号」、募集開始当日に7億円を集め申込満額|名目利回り6.0パーセント



引用元:SBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディング株式会社(東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー13F)の運営するソーシャルレンディング・サービス「SBIソーシャルレンディング」において、本日午前10時から募集開始となった新ファンド「SBISL不動産担保ローン事業者ファンドNeo 10号」(以下、同ファンド)が、募集開始後、間もなく、募集額7億円いっぱい分の投資申込を集め、満額終了となった。

同ファンドの公開情報によれば、同ファンドの名目利回りは6.0パーセント。融資先への貸付は、2020年2月21日から2020年3月11日にかけて順次行われ、その後、融資先からの最終返済予定日(2021年2月末日)まで、約1年間の運用を予定している。投資家への初回分配は2020年4月15日に予定されており、以降、原則として毎月15日に分配を実施する(最終分配は2021年3月15日予定)。

「不動産担保ローン事業者ファンドNeo」シリーズとは

SBIソーシャルレンディングの「随時募集型」(オーダーメード型)ファンド・シリーズのひとつ。不動産を担保にして、貸付事業を営む金融事業者(以下、借り手)に対し、融資を行う。
借り手としては、SBIソーシャルレンディングから調達する資金を、自身の貸付事業の資金に充てる。SBIソーシャルレンディングに対する返済の原資は、借り手自身が自分の顧客(以下、第三債務者)から回収する利息及び元金。
SBIソーシャルレンディングとしては、自らの債権の保全のために、借り手が第三債務者に対して保有する、不動産担保付きの貸付債権に関して、質権を設定する。

「不動産担保ローン事業者ファンドNeo」シリーズとしてのファンド組成は、今号が10本目。過去号の実績として公開されている情報によれば、これまでの各号の「名目利回り」並びに「貸付総額/償還済元本額」は下記の通り(2020年1月15日現在の情報として公開されているもの。なお、情報の引用日は、2020年2月13日)。

  • 不動産担保ローン事業者ファンドNeo1号
    6.50パーセント
    8億9,785万円/8億2,115万円
  • 同2号
    6.50パーセント
    14億9,915万円/10億2,195万円
  • 同3号
    6.00パーセント
    19億7,945万円/8億6,134万円
  • 同4号
    6.00パーセント
    8億円/6億8,832万円
  • 同5号
    6.00パーセント
    9億9,800万円/3億7,550万円
  • 同6号
    6.00パーセント
    14億9,840万円/1億736万円
  • 同7号
    6.00パーセント
    7億円/1億4,834万円
  • 同8号
    6.00パーセント
    12億9,825万円/0円

SBIソーシャルレンディングとは



引用元:SBIソーシャルレンディング

SBIグループ傘下、SBIソーシャルレンディング株式会社が運営。
2020年1月末時点での累計融資実績は、1,251億円強。融資残高は372億円以上。投資家登録完了数は45,143人。いずれの数値においても、国内のソーシャルレンディング業界を代表する事業者のひとつといえる。


参考:
SBIソーシャルレンディング|公式サイト


2019年7月には、富士キメラ総研「決済関連市場調査」のクラウドファンディングマーケットシェア2018年実績で、トップシェアとなった旨を明らかにした。
投資家が、原則としていつでも、1万円という少額から投資申込を行うことができる、常時募集型ファンドなど、複数の人気案件・ファンドシリーズを擁する。
2019年8月下旬には、東証マザーズ上場の霞ヶ関キャピタル株式会社などと、アパートメントホテル開発における業務提携を行った旨を明らかにした。


関連記事:
【2020年2月最新版】ソーシャルレンディングおすすめ8社&危ない3社比較ランキング【投資初心者必見】

Author Info

fill.media
fill.mediaの公式サイト。ソーシャルレンディング業界ニュースや、国内の各ソーシャルレンディング事業者に関する最新情報等、様々な投資関連情報を提供している。
公開済記事コンテンツは1,200件超、登録読者に向け無料にて発信しているニュース・メールの累計配信数は、8,000通を突破している。

メディア掲載歴(一部・順不同)
・朝日新聞デジタル&m
・財経新聞
・SankeiBiz
・RBBTODAY
・楽天Infoseekニュース
・excite.ニュース
・BIGLOBEニュース
・@nifty ビジネス
・Mapionニュース
・NewsPicks
・ビズハック
・MONEY ZONE
・Resemom
・SANSPO.COM
・Trend Times
・zakzak
・とれまがニュース
・徳島新聞