ソーシャルレンディング「Funds」運営会社がみずほ銀行と業務提携|FinCommnuity Marketingを促進

ソーシャルレンディング・サービス「Funds(ファンズ)」を運営するファンズ株式会社(東京都港区西麻布3-2-1 北辰ビル7階。以下、ファンズ社)は、プレスリリース(※)を通じ、ファンズ社が、株式会社みずほ銀行との間で、顧客紹介に関する業務提携契約を締結した旨を明らかにした。ファンズ社の代表取締役を務める藤田 雄一郎 氏のツイートによれば、今回の提携は、ファンズ社にとって、初めてのメガバンクとの業務提携となる。

ファンズ社によれば、今回の業務提携は、ウィズ・コロナ、アフター・コロナ時代を見据え、財務の安定化、ならびに事業の成長を志向する企業(みずほ銀行の法人顧客)に対し、

  • Funds(ファンズ)を活用した資金調達、および、
  • 投資を通したファンコミュニティ形成とを組み合わせた、

新しいソリューション、具体的には、Fundsの提唱する“FinCommnuity Marketing(フィンコミュニティマーケティング)”を提案・提供していくものであるという。

FinCommnuity Marketing(フィンコミュニティマーケティング)とは

FinCommnuity Marketingは、Finance(ファイナンス)と、ファンコミュニティ・マーケティングの造語。

  • 参加する企業は、各企業が求めるファン像や目的に応じて、Funds上にてオリジナルファンドを組成。2万人強の投資家ネットワークを有する「Funds」の貸付投資プラットフォームにて募集をすることにより、投資をきっかけとした、企業と個人のファンコミュニティを形成することが期待でき、
  • 対して、投資家としてコミュニティに参加する個人は、投資を通じて分配金を得られることに加え、参加企業が提供するクーポンを獲得したり、商品開発者との食事会、プロジェクト進捗共有ミーティングなど、様々な投資家限定イベントに参加することができる。

参加企業においては、上記の取り組みを通じ、各投資家(消費者)に対し、自社企業理念や、商品へのこだわりなどを伝えることができるほか、商品やサービスに対する意見・要望等を受けとる機会を得ることができる。
個人⇔企業の相互理解を深めていく中で、企業としては、各個人に自社のファンになってもらうことを期待することができる、とされており、実際に、Fundsを利用する個人投資家の約9割が、投資先企業やその商品に対して好感を持ち、応援したくなる、と回答(※)しているという。


(※)
貸付投資の「Funds」がみずほ銀行と顧客紹介に関する業務提携 〜ファイナンスを活用した新しいファン形成施策を提供〜|Funds

ソーシャルレンディング・プラットフォーム「Funds」(ファンズ)とは



引用元:Funds(ファンズ)

ファンズ株式会社(旧:株式会社クラウドポート)が運営する、ソーシャルレンディング・サービス。
予定利回り1.5~6%の貸付ファンドを扱うオンラインマーケットを提供しており、東証一部上場「アイフル株式会社」や「株式会社インテリックス」、「イートアンド株式会社」、「株式会社サンセイランディック」、同二部上場「株式会社デュアルタップ」、同マザーズ上場「株式会社フィル・カンパニー」「Kudan株式会社」「株式会社イントランス」などが、参加企業として名を連ねる。


参考:
Funds(ファンズ)|公式サイト


投資家の会員登録費、口座開設費、出金手数料等は無料とされ、最低投資額は「1円」と、投資の敷居が低いのが特徴。
2019年7月には日本最大級のスタートアッププレゼンコンテスト「IVS LaunchPad」にて優勝。
同8月には、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社、グローバル・ブレイン株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、SV-FINTECH Fundなどを引受先とした第三者割当増資により、合計6.3億円の資金調達を実施し、同月下旬には、大手総合商社、伊藤忠商事株式会社との業務提携を公表した。
加えて、同9月には、電通のスタートアップ支援プログラム「GRASSHOPPER」の第2期採択企業となった旨を明らかにした(※その後、グランプリ受賞)ほか、東京スター銀行との業務提携締結も公表している。
2020年1月には、テレビ東京の人気経済番組「ワールドビジネスサテライト」でも、その取り組み内容が紹介されている。
また同月、信託銀行大手「三井住友信託銀行株式会社」との業務提携を公表したほか、2020年4月には、ネット証券大手「auカブコム証券」との資本業務提携を明らかにした。


参考:
【2020年8月最新版】ソーシャルレンディングおすすめ9社&危ない3社比較ランキング【投資初心者必見】

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