クラウドクレジットから「社会的インパクト重視型パッケージ1号」が登場|組入ファンドは4件、表面利回り7.7パーセント



クラウドクレジットから新たに公開された、「社会的インパクト重視型パッケージ1号」。
引用元:クラウドクレジット

クラウドクレジット株式会社(東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル802)の運営するソーシャルレンディング・サービス「クラウドクレジット」において、1月28日から、新しいパッケージ型商品となる、「社会的インパクト重視型パッケージ1号」(以下、同パッケージ)が公開されている。

同パッケージの公開情報(※)によれば、同パッケージの表面利回り(税引き前・年率換算)は7.7パーセント。運用は2年強(約25ヶ月)で、募集は2月25日までの予定。
組み入れ対象となるのは、以下の4ファンド。

  1. メキシコ女性起業家支援ファンド19号
    運用通貨:MXN
    表面利回り:8.6%
  2. メキシコ省エネ事業支援ファンド23号
    運用通貨:USD
    表面利回り:5.3%
  3. 中東地域ソーラー事業者支援ファンド11号
    運用通貨:USD
    表面利回り:5.8%
  4. 【ケニアシリング建て】アフリカ未電化地域支援ファンド12号
    運用通貨:KES
    表面利回り:9.7%

クラウドクレジットによれば、同パッケージは、「経済的リターン」と「社会的リターン」の両立を目指したものであり、「従来のリスクリターンに社会的インパクトの第3軸を加えた新たな投資にチャレンジしたい方におすすめ」(※)であるという。


(※)社会的インパクト重視型パッケージ1号|クラウドクレジット

クラウドクレジットとは



引用元:クラウドクレジット

クラウドクレジット株式会社(東京都中央区日本橋)が運営する、ソーシャルレンディング・サービス。
海外案件を専門的に取り扱っており、「キルギスマイクロファイナンス事業者支援ファンド」や「中東地域ソーラー事業者支援ファンド」、「アフリカ未電化地域支援ファンド」、「東欧金融事業者支援ファンド」など、複数の国と地域に関連する投資案件を取り揃えている。
2020年1月31日時点で公式ホームページに掲載されている情報によれば、累計出資金額は、既に270億円を突破している。


参考:
クラウドクレジット|公式サイト


融資先企業の匿名化解除(実名開示)にも積極的に取り組んでおり、すでに複数のファンド・シリーズにおいて、実質的な借り手企業の具体的名称等が公開されている。
サービス運営会社であるクラウドクレジット株式会社は、伊藤忠商事株式会社や第一生命保険株式会社といった、国内の大企業のほか、マネックスベンチャーズ株式会社やYJキャピタル株式会社、LINE Ventures株式会社、SBIインベストメント株式会社、ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社といった、複数の有力VC(ベンチャーキャピタル)・投資会社から出資を受けていることでも知られる。
2019年12月には、単月でのファンド販売額が16.8億円分に達し、過去最高を記録した。
2020年1月からは、投資家の分散投資をより容易にすべく、「ファンドパッケージ機能」を新設。同月には、最初のパッケージ型商品「バランス型パッケージ1号」をリリースした。


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