CRE Fundingの第7号案件が情報公開|予定年利3.0パーセント、約10ヶ月運用。募集額はCREとして過去最大の8,500万円
FUEL株式会社(東京都渋谷区道玄坂1-22-9 AD-O渋谷道玄坂2階)の運営する、物流施設特化型クラウドファンディング投資サービス「CRE Funding」において、9月9日午後7時から募集開始予定の最新ファンド「CRE物流ファンド7号杉戸」(以下、同ファンド)の情報が先行公開されている。
同ファンドの予定利回りは3.0パーセント(年率換算・税引き前)。今年9月18日から来年7月30日まで、約10ヶ月の運用を予定する。投資家への利益配当は来年2月が初回、以後、四半期毎に配当実施予定(元本の償還は満期一括)。
募集上限額は、CRE Fundingのこれまでの募集ファンドの中では最大の、8,500万円とした(ファンドの最低成立金額は4,250万円)。
同ファンドの融資先は、東証一部上場企業である株式会社シーアールイーの100パーセント子会社であるストラテジック・パートナーズ株式会社が組成・運用を行う物流不動産ファンド「合同会社杉戸インベストメント」(以下、融資先ファンド)。投資対象となるのは、埼玉県北葛飾郡杉戸町に所在する工場(杉戸81号)を信託財産とする信託受益権(受託者は三菱UFJ信託銀行株式会社の予定)。
公開情報によれば、「杉戸81号」工場の所在地は杉戸町大字本郷558-1。物流施設や工場が立ち並ぶ本郷工業地域内に立地する、築12年の3階建ての工場であり、敷地面積(土地)は1,874.51平方メートル、建物延床面積は2,238.48平方メートル。なお、「杉戸81号」については、上述の株式会社シーアールイー(東証一部上場)が、2020年9月18日から10年間、固定賃料によって借り上げる(マスターリース)ことにより、融資先ファンドの賃料収入の安定化を図る。
なお、融資先ファンドが今回負うこととなる返済債務については、株式会社シーアールイーが債務保証を行うほか、「杉戸81号」の信託受益権についても、第一順位の信託受益権根質権及び停止条件付根抵当権設定契約が設定されるという。
CRE Fundingとは
引用元:CRE Funding
FUEL株式会社(東京都渋谷区道玄坂1-22-9 AD-O渋谷道玄坂2階)の運営する、物流不動産向けオンライン・ファンディングサービス。
2020年2月に募集開始となった第1号ファンド以降、これまでに6本のファンドが募集されているが、いずれも満額の募集を達成している。
参考:
CRE Funding(公式サイト)
運営会社にあたるFUEL株式会社は、2019年8月、東証一部上場企業である株式会社シーアールイー(以下、シーアールイ社)の100パーセント子会社、ストラテジック・パートナーズ株式会社から出資を受けている。
また、これまでに公開された全てのファンドにおいて、シーアールイ社が融資先の返済義務を保証しているという特徴がある。
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