PancakeSwap(パンケーキスワップ)の始め方-人気のDEX(分散型取引所)の使い方を検証
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の始め方・使い方
ここでは、PancakeSwap(パンケーキスワップ)の具体的な使い方として、以下のような内容を確認して参ります。
- PancakeSwap(パンケーキスワップ)でトークンを交換(スワップ)する方法
- PancakeSwap(パンケーキスワップ)に流動性を提供する方法
- 流動性提供によって入手したLPトークンをステーキングし、イールドファーミングを行う方法
PancakeSwap(パンケーキスワップ)でトークンを交換(スワップ)する方法
PancakeSwap(パンケーキスワップ)を利用して、トークン(仮想通貨)の交換(スワップ)を行う際の手順は、以下の通りです。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の公式サイトにアクセス
まず最初に、PancakeSwap(パンケーキスワップ)の公式サイトにアクセスします。
URLは以下の通りです。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)とウォレットをコネクト
続いて、画面右上に表示されている「Connect Wallet」のバナーをクリックします。
コネクトしたいウォレットの選択
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、
- MetaMask(メタマスク)
- Braveウォレット
- (ハードウェア・ウォレットとして著名な)Ledgerなど、
様々なウォレットに対応しています。
今回は、メタマスクとコネクトする場合で解説します。
ウォレット側で接続を承認
例えば、メタマスクの場合であれば、上掲画像のようなポップアップが表示されますので、コネクトを承認します。
ウォレットアドレスが表示されればコネクト完了
このように、元来「Connet Wallet」と表示されていた箇所に、自身のウォレットアドレス(が省略されたもの)が表示されれば、ウォレットのコネクトは完了です。
「トレード」から「スワップ」を選択
PancakeSwap(パンケーキスワップ)のメニューバーから、「トレード」にマウスカーソルを合わせ、「スワップ」を選択します。
交換(スワップ)元のトークンを指定
交換「元」のトークンが表示されている箇所を、クリックします。
検索窓にコントラクトアドレスを入力
検索窓に、交換「元」トークンの名称、もしくはコントラクトアドレスを入力します。
今回は、Twitch配信を視聴することでトークンを稼ぐことの出来る「LOFI」のリワード・トークン、「BUZZ」のコントラクトアドレスとして、「0xaada984a97c9836114066b2a36401accd82d9871」を入力します。
「インポート」をクリック
表示内容を確認したうえで、「インポート」をクリックします。
トークン・インポートにあたっての注意事項の確認
内容を読み、「差支えない」と判断する場合は、「I understand」のチェックボックスにチェックを入れたうえで、「インポート」をクリックします。
交換「元」トークンの設定完了
上掲画像の要領で、交換「元」のトークンが、任意のものに設定出来ればOKです。
交換「先」のトークンについても指定
先ほどと同じ要領で、今度は、交換「先」のトークン銘柄の指定を済ませます。
スワップしたいトークン量を指定
「MAX」をクリックすることで、(PancakeSwapにコネクトしているウォレットに入っている、)全量を自動的に指定することも可能です。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)がスワップ元のトークンにアクセスすることの許可
スワップを実施するにあたり、PancakeSwap(パンケーキスワップ)が、スワップ元のトークンに対してアクセスすることを、許可する必要があります。
「Enable(トークン名)」の箇所をクリックします。
ウォレット側でアクセスを承認
PancakeSwap(パンケーキスワップ)をメタマスクとコネクトしている場合、上掲画像のようなポップアップが立ち上がるので、承認を行います。
トークン・スワップの実施
「Swap」のバナーをクリックします。
交換レートの確認
スワップの内容をよく確認したうえで、納得した場合は、「Confirm Swap」のバナーをクリックします。
ガス代の支払い
トークン・スワップに必要なガス代の支払いを行います。
スワップ申請の完了画面がこちら
このような画面が表示されれば、スワップの申請は完了です。
トークン・スワップの完了
無事にトランザクションが通れば、トークン・スワップ(交換)は完了です。
今回の例であれば、
- 交換「元」のトークンである、「BUZZ」が、残量0となり、
- 代わりに、スワップ先のトークンとして指定した「BUSD」が増えていること、
分かります。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)に流動性(リキディティ)を提供する方法
PancakeSwap(パンケーキスワップ)に、通貨ペアの流動性(リキディティ)を提供したい場合、手順は以下の通りです。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)のメニューから「リキディティ」を選択
まずは、PancakeSwap(パンケーキスワップ)のメニューから、「トレード」→「リキディティ」の順にアクセスします。
「流動性を加える」をタップ
流動性を新たに(ないしは、追加で)提供したい場合、「Add Liquidity」のバナーをタップします。
流動性ペア(通貨ペア)の作成
流動性の提供を行う場合、異なる通貨同士で「ペア」を作成する必要があります。
またその際、
- トークンAの単価×枚数
- (ペアの相手方となる、)トークンBの単価×枚数
は、等しい必要があります。
今回は、WBNBとUSDTでペアを作成することとします。
トークンの銘柄選定が済んだら、再度「流動性を追加」のバナーをタップします。
トークンごとの提供枚数の設定
2つのトークンの、「単価×枚数」分の価値が等価となるように、枚数調整を行います。
「サプライ」をタップ
流動性プールにおける自身の推定シェアなどを確認したうえで、「Supply」のバナーをタップします。
LPトークンの受け取り量などを確認
LPトークン(=流動性提供者トークン)の受け取り量などを確認したうえで、「Confirm Supply」をタップします。
あとは、PancakeSwap(パンケーキスワップ)とのコネクトに使用しているソフトウェア・ウォレット(例:メタマスク)で、決済・ガス代支払い等を承認すれば、流動性提供処理は完了です。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)に提供している流動性の確認・除去方法
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の「リキディティ」メニューから、「Your Liquidity」をチェックすると、自身が現在提供中の流動性を確認することが出来ます。
また、「Remove」の箇所をタップすると、流動性提供を解除することが出来ます。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)でLPトークンをステーキングしてイールドファーミングを行う方法
前述の流動性提供によって入手したLPトークン(=流動性提供の証書のようなものに相当)を、PancakeSwap(パンケーキスワップ)の「ファーム」にステーキングし、ネイティブ・トークンにあたる「Cake」で報酬を得る手順としては、以下の通りです。
「ファーム」メニューを選択
まずは、PancakeSwap(パンケーキスワップ)の「Earn」メニューから、「ファーム」を選択します。
任意のLPの「ディテール」をタップ
ステーキングしたいLPトークンを見つけたら、「Details」の箇所をタップします。
「LPをステーク」をタップ
「Stake LP」のバナーをタップします。
ステーキングしたいLPトークン量を指定
保有しているLPトークンのうち、ステーキングに回したいトークン枚数を指定し、「コンファーム」をタップします。
あとは、PancakeSwap(パンケーキスワップ)とのコネクトに利用しているソフトウェア・ウォレット(例:メタマスク)で、トランザクション手数料(ガス代)の支払い等を承認すれば、LPトークンのステーキングは完了です
PancakeSwap(パンケーキスワップ)概要・公式サイト等
- Twitterアカウント
- https://twitter.com/PancakeSwap
- 公式サイト
- https://pancakeswap.finance/
- ディスコード
- https://discord.com/invite/pancakeswap
- YouTubeチャンネル
- https://www.youtube.com/@pancakeswap_official
- 公式ブログ(ミディアム)
- https://medium.com/pancakeswap
- DeFi Llama
- https://defillama.com/protocol/pancakeswap
- CAKEチャート(コインマーケットキャップ)
- https://coinmarketcap.com/ja/currencies/pancakeswap/
Author Info
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