クラウドクレジットにて新シリーズ「バルカン地域オンライン金融事業者ファンド」が登場|表面利回り6.2パーセント~

クラウドクレジット株式会社(東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル802)の運営する、越境型ソーシャルレンディング・サービス「クラウドクレジット」において、今月26日から、新たなファンド・シリーズとなる、「バルカン地域オンライン金融事業者ファンド」(以下、同ファンドシリーズ)が公開・募集している。

同ファンドシリーズの実質的な融資先は、ブルガリア共和国(以下、同国)の首都、ソフィアに所在し、同国や北マケドニア、コロンビアにおいて、個人向けのオンライン金融事業を営む、 CREDISSIMO EAD。設立は2007年7月、2019年12月末時点での従業員数は130名。

具体的にはファンドとしては、同ファンドシリーズの第1号第2号が公開されており、このうち前者は、約13ヶ月の運用で、表面利回り(年率換算・税引き前)は6.2パーセント、後者は約25ヶ月の運用を見込み、表面利回り(同上)は8.6パーセント。
いずれも、融資先への貸付はユーロ建てにて行われる関係上、投資家が最終的に日本円で収受する分配金等は、円/ユーロの為替レートの変動影響を受けることとなる。

クラウドクレジットとは



引用元:クラウドクレジット

クラウドクレジット株式会社(東京都中央区日本橋)が運営する、ソーシャルレンディング・サービス。
海外案件を専門的に取り扱っており、「キルギスマイクロファイナンス事業者支援ファンド」や「中東地域ソーラー事業者支援ファンド」、「アフリカ未電化地域支援ファンド」、「東欧金融事業者支援ファンド」など、複数の国と地域に関連する投資案件を取り揃えている。
2020年8月28日時点で公式ホームページに掲載されている情報によれば、累計出資金額は、既に312億円を突破している。


参考:
クラウドクレジット|公式サイト


融資先企業の匿名化解除(実名開示)にも積極的に取り組んでおり、すでに複数のファンド・シリーズにおいて、実質的な借り手企業の具体的名称等が公開されている。
サービス運営会社であるクラウドクレジット株式会社は、伊藤忠商事株式会社や第一生命保険株式会社といった、国内の大企業のほか、マネックスベンチャーズ株式会社やYJキャピタル株式会社、LINE Ventures株式会社、SBIインベストメント株式会社、ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社といった、複数の有力VC(ベンチャーキャピタル)・投資会社から出資を受けていることでも知られる。
2019年12月には、単月でのファンド販売額が16.8億円分に達し、過去最高を記録した。
2020年1月からは、投資家の分散投資をより容易にすべく、「ファンドパッケージ機能」を新設。同月には、最初のパッケージ型商品「バランス型パッケージ1号」をリリース。
2020年2月時点での運用残高は153億円超、登録ユーザー数は45,000名強に達している。


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