【2018年12月更新】ソーシャルレンディング規模ランキング最新版
個人投資家Y.K氏。
2018年初旬からソーシャルレンディング投資を始め、約1年ほどが経過。
合計20社以上のソーシャルレンディング事業者に投資口座を開設し、累計投資額は400万円以上。
30代男性会社員・首都圏在住。
今回、私がメインで出資している、大手ソーシャルレンディング事業者3社を、
ソーシャルレンディング事業者としての「規模」に着目し、
複数の角度から、ランキングしてみます。
ランキング対象とする大手3社は、下記。
- SBIソーシャルレンディング:
大手金融サービサー、SBIグループによる運営。豊富な実績を誇る常設型ファンド等が魅力。 - クラウドクレジット:
伊藤忠商事、第一生命、といった大手一流企業からの出資が話題。国際分散投資の旗手。 - OwnersBook:
東証マザーズ上場企業による運営。全ファンド国内不動産担保付き。
それでは、以下、見て参りましょう。
目次
ソーシャルレンディング【投資家登録数】規模ランキング
2018年12月現在の、投資家登録数で、3社をランキングしてみると、下記の通りとなります。
まずはランキング元データのご紹介から。
ランキング元データ【SBIソーシャルレンディングの場合】
引用元:SBIソーシャルレンディング
↑
直近2018年11月時点データとして、退会済みを控除したうえで、27,452名、との数値公表が為されています。
ランキング元データ【クラウドクレジットの場合】
引用元:クラウドクレジット
↑
2018年12月7日付けの同社プレスリリースにて、ユーザー登録数が31,000名以上に到達したことが公表されています。
ランキング元データ【OwnersBookの場合】
引用元:ロードスターキャピタル株式会社
↑
OwnersBookの運営会社であるロードスターキャピタル株式会社が、2018年11月5日に公開した、「2018年12月期 第3四半期 決算説明資料」において、投資家登録数が14,000人を突破していることが報告されています。
【投資家登録数】でランキングすると…
上記してきた元データをランキング形式でまとめると、下記のようになります。
- クラウドクレジット:31,000名以上
- SBIソーシャルレンディング:27,452名
- OwnersBook:14,000人以上
投資家登録数(ユーザー登録数)においては、「ガイアの夜明け」への出演等で知られるクラウドクレジットがリードしている状況です。
もっとも、同じくテレビ東京系列の「ワールドビジネスサテライト」に登場したSBIソーシャルレンディングも、投資家登録数を着実に伸ばしてきています。
ソーシャルレンディング【累積投融資額】規模ランキング
続いて、累積投融資額の規模感を見てみましょう。
同じく、まずはランキング元データのご紹介から。
ランキング元データ【SBIソーシャルレンディング】
引用元:SBIソーシャルレンディング
↑
2018年11月の時点で、既に累計融資実績が810億円を突破したことが公表されています。
ランキング元データ【クラウドクレジットの場合】
引用元:クラウドクレジット
↑
同社ホームページにおいて、累計出資金額が150億円を突破済であることが明記されています。
ランキング元データ【OwnersBookの場合】
引用元:ロードスターキャピタル株式会社
↑
OwnersBookの運営会社であるロードスターキャピタル株式会社が、2018年11月5日に公開した、「2018年12月期 第3四半期 決算説明資料」において、累積投資金額が70億円を突破したことが報告されています。
【累積投融資額】でランキングすると…
下記のようになります。
- SBIソーシャルレンディング:810億円以上
- クラウドクレジット:150億円以上
- OwnersBook:70億円以上
累積投融資額においては、SBIソーシャルレンディングが他を圧倒している状況です。
大型案件であったとしても投資家の資金を着実に集めてしまうだけの、同社の対外信用力の大きさが、強く作用したものと推察されます。
ソーシャルレンディング【資本金額】規模ランキング
続いて、各ソーシャルレンディングサービスの運営会社の、法人としての規模、すなわち、資本金等の金額で、各社をランキングしてみましょう。
※「資本金等の額」≒「資本金+資本剰余金」として勘案します。
ランキング元データ【SBIソーシャルレンディングの場合】
引用元:https://www.sbi-sociallending.jp/pages/pub
↑
2018年6月末に公開された、同社の2018年3月期計算書類にて、
資本金、資本準備金、資本剰余金を合算した金額としては、800,511千円、わかりやすく表記すると、約8億円であることが明記されています。
ランキング元データ【クラウドクレジットの場合】
引用元:https://crowdcredit.jp/info/detail/275
↑
2018年11月30日に公開されたプレスリリースにて、
同社の「資本金等」の金額が、2,084,546千円、わかりやすく表記すると、20億円強に達していることが、情報公開されています。
ランキング元データ【OwnersBookの場合】
引用元:https://loadstarcapital.com/ja/company/about.html
↑
同社ホームページにて、資本準備金と合わせた資本金額が、26億6,000万円であることが公表・明記されています。
【資本金額】でランキングすると…
下記のようになります。
- OwnersBook:26億6,000万円
- クラウドクレジット:20億円強
- SBIソーシャルレンディング:約8億円
運営会社の資本金額で大手3社をランキングしてみると、
上場企業(ロードスターキャピタル株式会社)による運営下の、OwnersBook、
及び、伊藤忠商事や第一生命、LINE Ventures等、大手企業・VC(ベンチャーキャピタル)からの出資で知られるクラウドクレジットの強さが目立ちます。
ソーシャルレンディング規模ランキングのまとめ
いかがでしたでしょうか。
少しでも、「これから、ソーシャルレンディング投資、始めてみよう!」とお考えの読者様にとって、ご参考と為さって頂ける内容と出来たのであれば、幸甚です。
なお、大手ソーシャルレンディング各社を、
- 投資対象国の分散程度や、
- 不動産担保設定率、
- 投資のしやすさ、といった尺度からランキングした、
こちらのランキング記事も、是非、ご覧下さい。
↓
【ソーシャルレンディングランキング決定版】利回り・投資対象国・担保設定状況・出資のしさすさ。異なる視座から人気ソーシャルレンディング事業者を徹底ランキング。
それでは、本記事はここまで。
また次回の記事にて、お会いいたしましょう!
本寄稿内容は、寄稿者の個人的な見解・体験・意見であり、その内容は、当ラボの公式見解と異なる場合があります。
また、本記事は、読者様への情報提供を目的としたものであり、特定の投資商品(ファンド等含む)への投資勧誘を目的としたものではありません。
個別のソーシャルレンディング事業者における投資口座開設や、実際の投資是非に係るご判断につきましては、必ず、読者様ご自身にて、為さって頂きますよう、お願い致します。
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