SBIソーシャルレンディングの新ファンド「SBISL地域創生ローンファンド1号」が4億1,000万円を集め満額締切|借り手は東証マザーズ上場企業



満額締切となった、「SBISL地域創生ローンファンド1号」。
引用元:SBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディング株式会社(東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー13F)の運営するソーシャルレンディング・サービス「SBIソーシャルレンディング」の新ファンドシリーズ「SBISL地域創生ローンファンド」の第1号ファンド(以下、同ファンド)が、11月12日午前10時の募集開始から、募集上限4億1,000万円分の投資申込を集め、募集締め切りとなった。

公開されている情報(※)によれば、同ファンドの融資先(以下、借り手企業)は、不動産コンサルティング・開発事業を営む、東証マザーズ上場企業。インバウンド観光拡大に伴う宿泊施設不足等の課題解決や、保育園開発事業、再生可能エネルギー発電施設開発事業を通じた地域経済活性化等へと取り組んでいる事業者であるという。

借り手企業としては、SBIソーシャルレンディングから調達した資金を、北海道札幌市中央区(札幌市交通局山鼻線 東本願寺前駅 徒歩約2分)に所在する事業用地(土地面積604.7平方メートル)の取得資金および建築確認許可取得費用の一部に充てる。
SBIソーシャルレンディングから借り手企業への貸付金利は5.5パーセント。融資実行予定日は2019年11月22日、以後、最終返済日は2020年9月末日を見込む。
借り手企業は、自身が組成するファンド等へと本件不動産を売却することによって得る売却代金を、SBIソーシャルレンディングへの返済原資に充てる予定であるという。
なお、SBIソーシャルレンディングとしては、保全のため、借り手企業が今回取得予定である事業用地に係り、第一順位の抵当権を設定する。

投資家向けの名目利回り(年利)は5.0パーセント。投資家への最終分配日は、2020年10月15日を予定する。


(※)SBISL地域創生ローンファンド1号 ~札幌~|SBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディングとは



引用元:SBIソーシャルレンディング

SBIグループ傘下、SBIソーシャルレンディング株式会社が運営。
2019年10月末時点での累計融資実績は、1,151億円強。融資残高は366億円以上。投資家登録完了数は40,872人。いずれの数値においても、国内のソーシャルレンディング業界を代表する事業者のひとつといえる。


参考:
SBIソーシャルレンディング|公式サイト


2019年7月には、富士キメラ総研「決済関連市場調査」のクラウドファンディングマーケットシェア2018年実績で、トップシェアとなった旨を明らかにした。
投資家が、原則としていつでも、1万円という少額から投資申込を行うことができる、常時募集型ファンドなど、複数の人気案件・ファンドシリーズを擁する。
2019年8月下旬には、東証マザーズ上場の霞ヶ関キャピタル株式会社などと、アパートメントホテル開発における業務提携を行った旨を明らかにした。


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