沖縄PocketFundingの新ファンドが満額成立。借り手情報は未開示
満額の資金募集を達成した、PocketFundingの新ファンド。
引用元:PocketFunding(https://pocket-funding.jp/funds/view)
ソーシャルバンクZAIZEN株式会社が運営する、沖縄発のソーシャルレンディングサービス「PocketFunding」において、新ファンド「沖縄南部ファンド10号【一部不動産担保付】」が、募集満額分の資金、750万円を集め、成立した。
投資家向けの期待年利は5.6パーセントとされ、11カ月間の貸付・運用を予定する。
参考:
沖縄南部ファンド10号【一部不動産担保付】|PocketFunding
前号である「沖縄南部ファンド9号【一部不動産担保付】」に続いての満額成立は、人気の高まりを感じさせるが、一方で、国内ソーシャルレンディング事業者各社が取り組む、借り手情報開示については、今回の最新号においても未達。
今後の情報開示予定等について尋ねた、ソーシャルレンディング・ラボからの取材に、PocketFundingは下記のように答えた。
-借り手情報の開示について、今後の予定は
「6月5日に、関東財務局主催で『貸付型ファンドに関する説明会』が開催された。
その中で、関東財務局からは、”貸付型ファンドの債務者が、情報開示に賛同してくれるのなら、投資家に対し、情報を開示しましょう。反面、債務者から、賛同が得られないのであれば、従前通りで結構”という趣意の説明があった」
「関東財務局からは、併せて、”そのようにすると、結果的に、市場には、情報開示されたファンドと、情報開示がされていないファンドが、共存することとなる。その結果、投資家としては、より安心して投資できるファンドを選択することが、可能となる”という趣意の、説明が為された」
「当社としては、これらの状況をふまえ、投資家の皆様に選択していただけるファンド組成に取り組んでいく所存。今後、借り手情報の開示については、開示可能案件は、対応を進めていく方針である」
-ここのところ、満額成立するファンドが少なくないようだが
「有難い。もっとも、すべてのファンドが満額成立しているわけではない。
他社のように、大口ファンドを数分で成立させる力があるわけでもなく、投資家登録数もまだまだで、認知度も高くはない。
ただ、当社は、”当たり前のことを当たり前に、常に投資家様のために”という点を、心掛けている。
ここからぶれずに、今後も営業活動を続けていく」
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