OwnersBook(オーナーズブック)の預かり金管理が変更に|3か月以上マイページへのログイン無し等の場合預託金返金

ロードスターキャピタル株式会社(東京都中央区銀座。東証マザーズ上場。以下、同社)の運営するソーシャルレンディング・サービス「OwnersBook」(オーナーズブック)において、投資家からの預り金(※)に係るルールが変更となる。

同社によれば、変更点は主に下記の2点。

  1. 投資家の投資用資金を預かる、預り金口座(投資口座)の変更
    元来、預り金口座の名義は、ロードスターキャピタル株式会社の100パーセント子会社、ロードスターファンディング株式会社のものとされていたが、これが、ロードスターキャピタル株式会社名義の口座へと変更となる。
    投資用資金の新たな振込先口座情報は、各投資家が、10月3日正午以降、自身のマイページにて確認できるようになるという。
  2. 預り金の払い戻しルール
    投資家保護態勢を強化すべく、「最後にマイページにログインした日」もしくは、「最後に投資口座に入金した日」から起算して、3ヶ月を経過した投資家については、預り金口座の中の資金を、投資家が事前に登録した自身の銀行口座に対し、払い戻す。
    なお、払い戻しについては、今年12月17日を初回とし、以後、原則として毎営業日、実施する予定であるという。
    ※払い戻しに要する振込手数料は、投資家負担。

参考:
預かり金管理の変更につきまして|OwnersBook

※預り金口座とは

預託金口座、デポジット口座、などとも呼ばれる。
国内ソーシャルレンディング事業者の中には、預り金口座制度を採用している業者もあれば、非採用としている事業者もあるが、前者の場合、投資家としては、当該事業者が公開しているファンドに投資申込を行うにあたり、原則としてあらかじめ、当該事業者が指定する預り金口座に、投資用資金を預け入れしておく必要がある。
これに対し、預り金口座制度を非採用としている事業者の場合、まずはファンドへと投資申込を済ませたうえで、その後、ソーシャルレンディング事業者が指定する期限までに、投資用資金を送金することとなる。
預り金口座制度を採用している事業者としては、OwnersBookなどがある一方、預り金口座制度を非採用としている事業者としては、SBIソーシャルレンディングなどがある。

OwnersBook(オーナーズブック)とは



引用元:OwnersBook(オーナーズブック)

東証マザーズ上場企業「ロードスターキャピタル株式会社」(東京都中央区銀座。証券コード:3482)が運営する、不動産投資クラウドファンディング・サービス。


参考:
OwnersBook|公式サイト


全ての貸付型(ソーシャルレンディング)案件に、国内不動産担保が設定されているという特徴を持つ。
ロードスターキャピタル株式会社が2019年8月に公表した「2019年12月期 第2四半期 決算説明資料」によれば、累積投資金額は12,162百万円、投資家会員数は20,681人。
2019年6月には、アメリカの不動産クラウドファンディング大手、Fundrise社との業務提携を発表した。


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