クラウドクレジットの「バランス型パッケージ11号」が販売終了日前に早期売り切れ|表面利回り9.1パーセント、31ヶ月運用



引用元:クラウドクレジット

クラウドクレジット株式会社(東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル802)の運営する、越境型ソーシャルレンディング・サービス「クラウドクレジット」において、6月10日から募集開始となっていた新パッケージ商品「バランス型パッケージ11号」(以下、同パッケージ)が、元来の募集終了期限(6月25日)を待つことなく、予定前倒しで販売終了となった。

同パッケージの表面利回り(税引き前・年率換算)は9.1パーセント。組み込みファンド(後述)のうち運用期間が最長である「ユーラシア個人向け小口融資事業者支援ファンド45号」に合わせ、運用予定期間は約31ヶ月とされている。
組み入れ対象となったのは下記の9ファンド。

  • 【円建て】東欧金融事業者支援ファンド46号
  • 東欧金融事業者支援ファンド120号
  • 【ロシアルーブル建て】ユーラシアオンライン金融事業者ファンド5号
  • 【円建て】ユーラシアオンライン金融事業者ファンド5号
  • ユーラシア個人向け小口融資事業者支援ファンド45号
  • 【円建て】米国セキュリティベンチャー事業者ファンド2号
  • 【ロシアルーブル建て】欧州フィンテック事業者支援ファンド22号
  • 【米ドル建て】欧州フィンテック事業者支援ファンド13号
  • ブルガリア中小企業向けローンファンド24号

今回の早期販売終了は、組み入れファンドのうち、「【円建て】米国セキュリティベンチャー事業者ファンド2号」が早期完売したことによる。
複数ファンドの組み入れによって、通貨ベースでは4通貨(日本円・ユーロ・ロシアルーブル・アメリカドル)へと分散が為されたほか、運用期間は、最短ファンドで13ヶ月、最長ファンドで31ヶ月と、期間長短が分散されている。また、各ファンドの表面利回りについても、7.2パーセント~12.0パーセントと様々だ。


参考:
バランス型パッケージ11号|クラウドクレジット

クラウドクレジットとは



引用元:クラウドクレジット

クラウドクレジット株式会社(東京都中央区日本橋)が運営する、ソーシャルレンディング・サービス。
海外案件を専門的に取り扱っており、「キルギスマイクロファイナンス事業者支援ファンド」や「中東地域ソーラー事業者支援ファンド」、「アフリカ未電化地域支援ファンド」、「東欧金融事業者支援ファンド」など、複数の国と地域に関連する投資案件を取り揃えている。
2020年6月22日時点で公式ホームページに掲載されている情報によれば、累計出資金額は、既に297億円を突破している。


参考:
クラウドクレジット|公式サイト


融資先企業の匿名化解除(実名開示)にも積極的に取り組んでおり、すでに複数のファンド・シリーズにおいて、実質的な借り手企業の具体的名称等が公開されている。
サービス運営会社であるクラウドクレジット株式会社は、伊藤忠商事株式会社や第一生命保険株式会社といった、国内の大企業のほか、マネックスベンチャーズ株式会社やYJキャピタル株式会社、LINE Ventures株式会社、SBIインベストメント株式会社、ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社といった、複数の有力VC(ベンチャーキャピタル)・投資会社から出資を受けていることでも知られる。
2019年12月には、単月でのファンド販売額が16.8億円分に達し、過去最高を記録した。
2020年1月からは、投資家の分散投資をより容易にすべく、「ファンドパッケージ機能」を新設。同月には、最初のパッケージ型商品「バランス型パッケージ1号」をリリース。
2020年2月時点での運用残高は153億円超、登録ユーザー数は45,000名強に達している。


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