【プロが教える】不動産クラウドファンディング、収益性を見抜く裏ワザ
不動産クラウドファンディング、収益性を見抜く裏ワザ
不動産クラウドファンディングへの投資、興味はあるけど何を見て判断すればいいのか分からない…という方も多いのではないでしょうか。確かに、情報が限られている中で、収益性を判断するのは難しいですよね。
でもご安心ください!今回は、不動産投資のプロが、クラウドファンディングにおける収益性を見抜くための裏ワザを伝授いたします。
まず、大前提として理解しておきたいのは、不動産クラウドファンディングは、あくまで「投資」であるということ。元本保証ではありませんし、リスクも伴います。そのリスクを理解した上で、収益性を評価することが重要です。
では、具体的にどのような点に注目すれば良いのでしょうか。
- 利回りだけでなく、運用期間をチェック!
- 担保の有無と内容を確認!
- 物件の詳細情報を徹底的に分析!
- 立地:駅からの距離、周辺環境、商業施設の有無など
- 築年数:築年数が新しいほど、修繕費用が少なく済む可能性が高い
- 構造:鉄筋コンクリート造は、木造よりも耐久性が高い
- 賃貸状況:入居率、賃料単価などを確認
- 運営会社の信頼性を確認!
- リスクを理解し、分散投資を心がける!
クラウドファンディングの案件情報には、必ず「予定利回り」が記載されています。しかし、利回りだけで判断するのは危険です。なぜなら、運用期間によって、最終的な収益額は大きく変わってくるからです。
例えば、予定利回り5%の案件でも、運用期間が1年と3年では、得られる利益が大きく異なります。年間利回りだけでなく、投資期間全体でどれくらいの利益が得られるのかを計算することが大切です。
万が一、不動産が売却できなくなったり、賃料収入が滞ったりした場合に備え、担保の有無は非常に重要です。担保がある場合、どのような種類の担保が設定されているのか、担保順位はどうなっているのかを確認しましょう。
担保の種類としては、抵当権や根抵当権などがあります。抵当権は、不動産を担保に融資を受けた際に設定される権利で、債務が履行されない場合に、不動産を売却して優先的に債権を回収できます。担保順位も重要で、第一抵当権であれば、他の債権者よりも優先的に弁済を受けられます。
不動産クラウドファンディングでは、物件の所在地、築年数、構造、面積などの情報が公開されています。これらの情報を基に、物件の収益性を予測します。
例えば、
これらの情報を総合的に判断し、物件の将来性を評価しましょう。類似物件の賃料相場を調べて比較することも有効です。
不動産クラウドファンディングは、運営会社を通じて投資を行います。そのため、運営会社の信頼性は非常に重要です。会社の規模、実績、財務状況、顧客からの評判などを確認しましょう。
また、運営会社がどのような情報開示を行っているのかも重要です。透明性の高い運営会社であれば、安心して投資できます。
不動産クラウドファンディングには、空室リスク、金利変動リスク、災害リスクなど、様々なリスクが存在します。これらのリスクを十分に理解した上で、投資判断を行うことが重要です。
また、一つの案件に集中投資するのではなく、複数の案件に分散投資することで、リスクを軽減することができます。ポートフォリオを組んで、リスク分散を心がけましょう。
これらのポイントを踏まえて、慎重に案件を選べば、不動産クラウドファンディングは、有効な投資手段となり得ます。焦らずに、じっくりと情報収集を行い、自分に合った投資先を見つけてください。
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